mission2
{集金!☆×1、5}
ドンドンドンッ!!!!
『おら!てめぇ!!
いんの分かってンだぞ!!
居留守使ってンじゃねぇ!!
ブッこ(自主規制)』
…ってのじゃない
(出来なくも無いけどWW)
『コンチュース!!


集金貰いに来たぉ☆』
…ここまでfrankじゃねぇがこんな感じ☆
「あんらまぁ寒いのに大変ねぇ…
お茶でも飲んでけ」
田舎では結構当たり前にある
無下に断るのも感じ悪く思われるだろうし
社長からも
「世間話には付き合え」
と釘を刺されて出てきた経緯もある
しかし、その言葉に甘えたのが運のつき…
行く所、行く所での相次ぐ茶飲み話をこなした結果…
半分もmission達成してない所でトイレに行きたくなった
しかも
大chanceの方が…
(´・ω・`)
緊急mission
{でっかい鉱石を運搬せょ!
☆×931}
田舎はコンビニが遠い…
しかも滅多に来ない場所でもあったので
探すのにナビタイムを発動せざるを得ない
4km先…(∵)
だが
これ以上の人としての部分を無くす訳にはいかない…
まだ残りの集金もある事だし
取り急ぎ
コンビニまでスクーターを飛ばし
通常の3倍の3倍の速さで
コンビニの入口からトイレへ飛び込んだ
きっと防犯カメラでも確認できなかっただろう
幸いにも先客はいない
さぁ思いっきり出…
だ…
誰?(∵)
…扉を開けると
すでに少年がいきんでいた…
気づかれなかった事を理由に
ゆっくり扉を閉め
見た光景にフィルター処理を掛ける俺
ウン…
何事もなかった…
何事もないが
このままではでっかい鉱石をぶちまけてしまう…
(少年…
頑張るんだ!!
ヒッヒッフー!
ヒッヒッフー!)
そんな願いにも似たテレパシーを送るが
一向に終わる気配はない
しかも余計な呼吸法を思い浮かべたせいで
鉱石は爆発寸前にまで陥った…
(落ち着け…
落ち着くんだ…俺…
少年を信じるんだ…)
永遠に続くかと思われた
およそ2分
ついに待望の水流の音が聴こえる!
(よし!
後はケツ拭いて出るだけだ!!
カモン ボーイ!!)
しかし少年のとった行動は
俺の予測を覆した
「ママァ~
う

\(´O`)/
ママァ?」
おぃ少年…
俺は「ママァ」ではない
ついでに言うが
「パパン」でもない
少年の言う「ママァ」とは面識すら無いのだから…
しかし少年は
「ママァ」を連呼する
半ばベソをかきながら
俺もベソをかいている
もうこれ以上鉱石を持ち運べる自信はない…
そっと店内を見回した所、
「ママァ」らしき人物はレジ待ちをしてる模様
他に女性の姿は見えない
『俺の覚悟は決まった…』
数分後…
「ンもぅママァ…
なんで呼んでも来てくれないのさ…」
「ゴメンねぇ
もう一人で出来ると思ってたの

「ウン!
ねぇ?ママァ
お菓子買っても良い?」
「じゃあ…1個だけね♪」
「ウン!」
その会話を女子便所で息を殺して聞いていた俺…
今だけはバレたくない…
鉱石の被害はなくても
女子トイレからオッサン出てきたら、それだけで罪だ
神よ…
我を空気と変えたまえ…
集金するってのは
つくづく危険を伴う事を知った秋だった…