ここ最近、あまりテレビをつけない生活をしていました。
3か月くらいかな。
それまでは、朝起きてから出勤するまでや、
帰宅してから眠るまで、ほぼつけていました。
しっかり見ているんじゃなくて、なんとなくつけていた状態。
ちょうどそのころ読んでいた本や、ブログの影響を受けてか、
ちょっとテレビから離れた生活をしてみようと思い立ったのがきっかけ。
はっきり、これといった理由があったからじゃないと思います。
テレビのうるささにうんざりなのよ!ってなった記憶もないし。
ほんとに軽い気持ちではじめました。
天気を携帯で確認するくらいで、特に不便はなかったです。
これ知っとかなきゃヤバい!ってニュースってそんなにないものなのね。
職場の人との会話についていけないってこともなく。
それこそ天気とか差し障りのない会話でOK(笑)
テレビを見ない生活になって感じたこと。
いちばん大きいのが、一日の長さ。
時間が足りない、時間が足りないって、けっこう思っていた気がするんだけど、
ゆっくりお風呂に入って、寝るまで本を読むって時間が自然にできました。
あと、感情が落ち着いている。
このところ台風災害なんかが心配だったので、テレビをつける時間が増えてたんだけど、
知りたい情報を得る以上に、そうでないものが多すぎてやたら疲れました。
自分に関係ないものはスルーしているつもりなんだけどね。
なんか頭がぐるぐるしてくるので、早々に消してしまいました。
テレビって、CMを含め、こちらが無防備なところに衝撃的なものをバンッて
突きつけられることがけっこうあったんだなぁって、見なくなって実感。
目をそらすまでの一瞬、見なくないものでも見てしまっていたんだなと。
そんなの大したことないって思える積み重ねが、どんどん分厚くなっていって、
考え方とか、行動とか、いろいろ関係してくるような気がします。
些細なことだと思っているから、その積み重なりは透明な膜みたいで、
あることさえ気づかないんだけど、ぶよんと押し返してくる。
スカッとした爽快感は、知りたいことを知ることで得られるのではなく、
余計な雑音のない場所で、
ありのままの心の動きを感じ、表現できることで得られるのではないかしら。
となると、もう必要なものはないよねってことになる。
なにかを探すんじゃなくて、不要なものを手放し軽くなっていく。
いつでもどこでもできることですね。