治療の決断 (アメリカ編) | 40代からの顎変形症(左右非対称)の治療~歯列矯正・外科手術日記~

40代からの顎変形症(左右非対称)の治療~歯列矯正・外科手術日記~

顎変形症とアメリカで診断されてから13年。40代にして顎変形症の治療で歯列矯正を始めました。
美しい40代を目指して、顎変形症の治療の様子をブログでつづります。
手術が2014年1月20日に無事終わり、2月1日に退院。3月から術後矯正が始まりました。

矯正歯科から始まり、一般歯科、歯周療法専門医、口腔外科をめぐった私。それまでにかかったお金を見て行くと、

矯正歯科 検査で $200 くらい
一般歯科 虫歯の治療とクリーニングで $200 くらい
歯周療法専門医 歯ぐきの移植手術で  $1500くらい
口腔外科医 検査で $150 くらい  

合計で、2050ドル。これを日本円(当時のレート110円)に換算すると、22万5500円

再び、矯正歯科に戻った。先生に顎変形症の治療を始めるのにあたっていろいろと考慮するべき事があるので、ゆっくりと治療をするかしないか決めて欲しいと言われた。

先生に言われたことは次のとおり

1.顎変形症の治療は、歯列矯正と顎の外科手術がともなう。
2.治療は、2年半から3年。
3.治療期間も長期に渡り、根気も必要とされる治療なので、生活が比較的安定した時に始める方がいい。
4.いったん治療を始めると中断することは難しい。


いったん家  に帰って考えてみた。

1.今、いるところに2年半から3年いる?
当時大学院生だった私。2年後には卒業するのは分かっていたけれども、その後の予定は未定だった。
卒業後にはビザが切れてしまうからその後にアメリカにいられるかも分からなかった。

2.治療の費用を払える?
歯列矯正の見積もりは、日本円で約69万円。
顎の外科手術の見積もりは、日本円で約1800万円。
これだったら、日本とアメリカを何回往復してもお釣りがでる!


いろいろと現実的な事を考えた結果、治療を泣く泣くしない事にした。

この時は、さすがにがっかりしたけれども、あとで、治療がずっと後に実現することになるとは誰が予想しただろう?