【「あなたは人の気持ちがわからない」と言われるとコミュニケーションは取れなくなる。】
あなたは「人の気持ちがわかる人」ですか?
奥さんや子供と、また会社の上司や部下との関係を良好にしようと思ったらコミュニケーションが円滑に取れるスキルが必要です。
相手に「人の気持ちがわからない人だ」と思われたらもう円滑なコミュニケーションは取れません。
では円滑にコミュニケーションを取るためには何が必要だと思いますか?
【円滑にコミュニケーションを取れるようになる秘訣は「共感」】
コミュニケーションの基本は「傾聴・共感・受容」と言われます。
<参考記事>
「傾聴・共感・受容がコミュニケーションの基本です。」
https://www.roumap.com/info/3235.html
相手の話に耳を傾け聞く(傾聴)→相手の話にをオウム返しのように共感する(共感)→相手の話ていることを受け入れる(受容)
と言われますが、それでは相手の言うことをそのまま否定せずに受け入れなければならないので一方通行になります。
それではコミュニケーションとは言えないですね?
この「傾聴・共感・受容」の捉え方を間違ってしまうといいコミュニケーションは取れません。
【「共感」とは相手の言うことをそのまま肯定するということではない。】
例えば相手が何かの悩みでストレスを感じている…と訴えているとします。
それに対して「それは大変ですね。さぞ苦しかったでしょう。もう大丈夫ですよ」
みたいな言い方をするのは共感とは言えません。
「共感」とは相手が「共感した」と感じること。
「この人は私が自分のことを理解している以上に私のことを理解してくれている」と感じたとき共感が生まれるのです。
それには
①相手が自分で気づいている原因を理解できること
②相手が自分で気づいていない原因を理解できること
の2つが必要です。
「ストレスを感じている」のなら
その人が気づいていない原因を教えてあげるられることが必要なのです。
ストレスを感じる原因が自分にもある…と本人が気づいていないことに気づかせてあげればその人は苦しみから解放されます。
その時に「この人は私のことをわかってくれる」→「共感してもらえた」と感じるのです。
そう思われれば「腹を割って話をする」ことができるようになります。
つまり相手にとって「耳の痛い」ことを言えるようでなければコミュニケーションは円滑には取れないということですね。