心に蓋をした
これ以上傷つかないように
これ以上泣かないように
これ以上
惨めにならないように
あれからどのくらいの年月が過ぎただろう
最近になり
一度揺るぎそうになった蓋は
自然と
元の位置に戻っていた
自分自身で蓋をしたのに
開け方がわからない
そんな中
笑顔にさせてくれる
ちょっとうきうきできそうな
不思議な導きに出会った
でもこれは
確実に
恋愛ではない
ただ
これもまた
不思議な縁を感じざるおえない
そんな時間が
別の空間で起きていたといっても過言ではないだろう
この不思議な宇宙的なエネルギーの導きは
いったい
私に何をもたらすというのだろう
気のせいであってほしい自分もいた
流して過ぎ去ろうとしたが
そうはいかないらしい
何かあるのだ
そこにいけば
そこにいかなくては
答えがわからない
そんな衝動にかられ
不思議な引力で
私は
動き出そうとしている