こんにちは、Tです。
弊社は発送代行を行っております。
お客様の大半はネットショップ等のインターネット通販をされている方で、弊社は商品の発送拠点となっています。
商品を発送するにあたり、お客様から発送に必要なデータを頂き、それを元に商品のピッキング・送り状の作成などを行います。
お客様とのデータのやり取りではExcelファイル・CSVファイルを使用するのですが、今回CSVファイルについて、少し書いてみたいと思います。
CSVファイルとは?
☆ 値をカンマ(,)で区切ったテキストファイルで、CSV(カンマ区切り)と呼ばれている。
☆ 凡庸性が高いので、異種類のアプリケーション、表計算・データベースソフトで多く使用される。
特徴を簡単に書いてみましたが、パソコンでお仕事をされる方はご存知かと思います。
商品管理システムや、楽天、Yahoo!といったショッピングサイトから商品受注の情報をダウンロード・アップロードするときはCSVファイルが多く使用されているようです。
CSV(カンマ区切り)とあるように、カンマで区切られています…そのままです。
勿論、CSVファイルはExcelでも開くことができますが、そのまま開いてしまうと厄介なことが…。
例えば、「01」というゼロから始まる数字のみの値はExcelで開いた時に数値と判断されてしまい、ゼロが消えてしまいます。
弊社の作業で言えば、送り状作成時の郵便番号や、電話番号がそれにあたり、希に北の方にお住まいの方の郵便番号の桁数が足りなかったりします…。
その他にも、品番・管理番号等が日付に変換されたり、文字化けしたり…様々です。
解決策としては、Excelを開くときにセルの書式を設定してあげる事です。
CSVファイルはそもそもテキストファイルなので、書式などはありません。
それをExcelで開くとすべてのセルに書式の指定がないので標準書式になり、数字の羅列や「1-3」などを数値や日付と判断してしまうのです。
Excelを立ち上げて何処かのセルに「01」と入力しても「1」としか表示されないのと同じことが起こるということです。
では、どうしたらいいのか…?
これを回避するためにはExcelの「データのインポート」を使います。
まず、Excelシートの「データ」タブをクリック、「外部データの取り込み」から「テキストファイル」を選択。
CSVファイルを選択すると、テキストファイルウィザードが開きます。
「カンマやタブを~」をチェックし、次へ。
カンマを選択して、次へ。
列を選択し、列のデータ形式を選択して完了をクリック。
既存のワークシートにチェックを入れてOKをクリック。
以上で終了です。
毎回だとちょっと面倒ですが、こんな感じになります。
その他のやり方としては、CSVファイルの拡張子をテキストファイルに変えてから開いてテキストファイルウィザードを呼び出す方法もあるようです。
※画像はExcel2013、バージョンによって多少異なるかもしれません。
ちなみに、CSVファイルをそまま開いて編集したい場合は、ファイルを右クリックしてメモ帳から開きます。
(または開いたメモ帳にCSVァイルをドラッグするだけでもOKです。)
また、ExcelからCSVファイルに拡張子を変換する場合も書式を変更しないといけないようです。
非常に簡単に書いてみましたが、少しでもお皆様のお力になれれば幸いです。
次回も頑張ります!