性別変更を終えた女の雑記

性別変更を終えた女の雑記

性別適合手術を済ませ、家庭裁判所で戸籍の性別取扱の変更の許可を受け普通の生活を目指すも行政は「性別変更者」に対して普通に生活することを妨げています。
これから性別変更を行う方への参考になればと思います。

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久しぶりの更新ですがこの所ニュースを賑わせている
「年金情報流出問題」

以前の記事に書いていますが国民年金の性別変更手続きを私に無断で年金事務所職員にされてしまい、なりすましをしていた事実が発覚して自宅へ年金事務所職員が謝罪に来たことがあります。



この時私は
「差別番号を強制付番されるのなら手続きしません」
と断り家裁発行の性別変更の審判の謄本をコピーされてしまったので破棄するよう伝えて帰ったのですが、謄本のコピーを悪用した職員が私になりすましを行い、差別番号を強制付番されてしまったんです。

謝罪文には「誰がどのような手順で行ったのか」が書いていないので容疑者を特定するよう年金事務所へ今年の4月に3回年金事務所へ行きました。

年金機構のネットワークに過去の差別番号が残っている疑いがあったからです。
(区役所の年金事務処理用のPCで「生年月日&氏名」検索させた結果明らかになりました)

年金事務所のお客様相談室室長の女性職員は
「この情報は外部に漏れることはありませんし、検索できない」
と言ったので「生年月日&氏名」検索させました。

すると驚くべきことにこんな画面が出てるじゃないですか!!


差別番号を含む強制付番された3件の番号もデータとして持ち続けています。


↑当時年金機構から送られてきた年金手帳
現在有効の基礎年金番号を含む4つの番号をアーカイブされてしまっているので今回の情報漏洩でリスクは4倍になってしまっています。

あろうことかこの相談室長の女性は差別番号のアーカイブを削除してくれるどころか、本人確認もいい加減で私は昨年9月に住所変更を行い住基カードの裏面に新住所が記載されているにもかかわらず、端末の画面に表示されている住所と免許証の住所が一致していない事も確認すらしませんでした。

情報漏洩相談専用フリーダイヤルに電話して住所の不一致が発覚、6月4日に年金事務所へ抗議して、画面を確認させてやっと住所変更ができました。

毎回毎回いい訳になっていない言い訳を繰り返し、
「誰がやったかわからない」
と言い逃れしかしません。

性別変更の当事者のみなさん、今一度ご自身の差別番号の削除を年金機構宛に要望願います。
このままだと永久に差別番号をアーカイブされてしまい、今後の就職に悪影響が及びそうです。