SHOのブログ

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SHOと音楽と芝居

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空き地に咲く ひまわりが 君の笑顔にみえた。

そんな曲を作った事がある。

ずっとずっと昔の話。

薄暗い店で朝までずっと9ボールを打っていた。
ブレイクショット。 俺の心はもう粉々に割れていたのを覚えている。
下手くそな俺たちの腕、
いつまでたってもポケット入らない9ボールの姿が夜の街をふらつく自分の姿に見えた。

そんな頃に気がつけば君がいつもそばにいて
いつの間にか誰よりも君はそばにいた。
今思えば、痛んだ互いの心の傷を癒していたんだと思う。

夏が来た。
クーラーもない音楽室で、いつかを夢見てギターを弾いていた。
決心は強かった。その頃はもう家庭も崩壊寸前で
レールの引かれた将来なんてものはすでに無く、
自分の歩く道しか頼る術はなかった。
究極な夢と極度な絶望の間を、ふらついていた。

覚えている?

今だになぜかわからない。 ある日君は急に家の場所を教えてくれて
今晩、家においでと誘ってくれた。
緊張してた。でもその家の扉を開けた瞬間に、全ては裏切られた。

初めて会うどこのどいつかもわからないような俺に、君のおかあさんは
「おかえり!ご飯たべるやろ?」だって。。。
今、この話を思い出して書いているけど、目が潤んで仕方ない。
綺麗事じゃなくてね、当時は本当にまだ子供だったんだけど、
帰る場所がなくて、毎晩ビリヤードして朝まで時間潰していた時だったから、
それなりにキツかったんですよ。
そんな時に、親とか大人を一切信じていなかったので、
君のおかあさんにも嫌な顔されるんだろうなとか、腐ったみかん扱いなんだろうなと
思ってたわけ、そしたら裏切られたんですよ。 フラット過ぎるくらいのフラットな表情で
「おかえり」って。

君の家は決して裕福でも中流でもなかったと思う。
太陽も当たらない暗い小さなアパートだったけど、
君の家族はみんな笑顔で、いつも笑い声が深夜まで絶えなかった。
俺はいつのまにか、毎晩君の家に帰って夕食を食べて、みんなでテレビを見て
時には親子ゲンカの仲裁に入り、おかあさんを慰めてあげる時もあったね。

ある日の早朝、君は俺を起こして一番好きな場所へ行きたいから案内するって言った
二人だけで、夜明けの街のすこし高台にある小さな小さな公園に着いた。
朝の光がこの街の全体を青く染める。
幼い俺たちは、そこで誓ったよね。 いつか、、、って。

俺たちその頃はすでに深い友情だった。兄弟に近かったかもしれない。
君の笑顔も、涙も、怒りも、弱さも、寝顔も、あの短い時間で全部見たよ。

夏が過ぎるころ、君に彼氏が出来た。

そこが俺たちの短い短い夏の物語は、最終回を迎える。
俺は君と距離を置いた。君の家にも行かなくなった。
たった一度だけ、君がいない時におかあさんに会いに行ったよ。
あんな彼氏なんか作って!とぼやいていた。
俺は心の中で(そうだよね。)と思った。

今でもわからない。 友情だったのか恋だったのか。
帰る場所もなくなった気がした。
それから俺は、また薄暗い場所で9ボールを毎晩打っている。


ほんのわずかな短い夏の期間なのに、あの頃の俺には長い長い夏だった。


30年近く時が過ぎて。 風の噂で聞こえたんだ。
あの頃の君のおかあさんは、もうこの世にはいない。
伝えたかったよ。 おばちゃん。 ありがとう。 あなたのおかげです。

そして、君はいま、どこにいるんだろう?
そう、 君も今は、おかあさんと一緒にいるみたいだね。

あの暗い部屋でいつも笑顔だった君
俺をいつも笑顔にかえてくれた君    ひまわりみたい

言葉でもう届かない場所にいるから、
君に曲を作った。


「ひまわり」







長野の皆さん
余震にもくれぐれも気をつけて下さい。
神戸の震災を経験してからか
かなり敏感になりまして
先週くらいから、船酔いが続いていました。
偶然かもしれませんがそれプラス
今日は不思議な事がありました。
歩いていると、ハトが急にあり得ない位に慌てて
飛び出し、僕の頭に羽をぶつけて凄い速さで飛んでいきました。
周りの人、みんなビックリしてましたよ。(◎_◎;)

だいたい70%位かな
地震の前は船酔いがはじまります。
人通りのない、深夜
同窓会の会場へ向かう

今夜は月明かりもなく
離れた間隔の街灯が過去へ導くよう

肌寒くなりはじめた衣替えの季節
会場がまだ見当たらない
まだ遠い場所だと思う
かなり遠くまで歩いてきたね

坂道 右へ大きく曲がるカーブ
小さなマンホールが開いている
フクロウは上半身だけを出して
こちらをずっと見ている。

目があった瞬間、フクロウは急いで
マンホールの中に隠れる

開いたままのマンホールの裏側には
かなり大きな街が広がっている。

別の世界がそこにある

少し歩くと、今夜初めての人の声が聞こえてきた

どうやら同じ会場へ向かう、同級生のようだ。

まもなくなんだろうか