先日、友達と北千住でご飯を食べた時のこと。
ちょっとその辺歩いてみようかと
駅を出て商店街に入ってみたら・・・
晴れた日の夕暮れ時、
穏やかに賑うアーケードの無い商店街。
もつ鍋屋の店先で、2~3家族が仲良く鍋を囲っていて
子どもがラムネのビンからビー玉出そうとしていたり
石膏で地面に丸をかいて遊んでる子がいたり
おじいちゃんが軒先で碁をうっていたり
駄菓子屋のおばあちゃんの膝の上に三毛猫がいたり。
もう、ザ・ノスタルジック!な空気に
昭和にタイムスリップしたかと。
夕暮れで長く伸びる自分の影を踏みながら歩いていると
すーっと横をトンボが飛んでいって
小学校の時、校舎の壁に止まった赤とんぼを取ろうと
みんなで網と虫かご持って走り回った事を思い出して
何だか堪らず泣きそうになりました。
小学4年生までの約10年を過ごした
あの長閑な海沿いの小さな町はもうありません。
3月11日の津波で全て流されてしまいました。
鉄筋コンクリートの小学校だけが
昔と変わらないままそこに建っています。
子どもたちの声の聞こえなくなった校舎に
今年もトンボはやってくるでしょうか。
今年もトンボはやってくるでしょうか。
穏やかな時間が流れる商店街の空気に
あの荒浜の夕暮れ時を思い出した、
そんな日曜日でした。
そんな日曜日でした。



