「温泉には行きたい。でも車の運転はしたくないし、せっかくの休みに何度も乗り換えて疲れるのも避けたい。できれば新幹線でサッと移動して、駅から宿までも迷わず、着いたら温泉とおいしい食事をゆっくり楽しみたい」――そんな気分のとき、東海には思っている以上に選びやすい温泉地があります。近さだけで選ぶと宿での満足度が物足りなくなり、豪華さだけで選ぶと移動が大変になりがちなので、新幹線を降りてからの移動まで含めて選ぶことが、気楽な温泉旅へのいちばんの近道です。
車なしでラクに行くなら、まず押さえたいのは5エリアです。
新幹線の駅からそのまま温泉旅を始めやすい熱海、熱海から在来線で足を延ばす伊東、名古屋から特急で温泉街へ入れる下呂、町歩きまで一緒に楽しめる飛騨高山、海の幸と湯めぐりを味わえる鳥羽。移動のラクさ、温泉らしさ、食事、景色のどれを優先するかで、満足しやすい行き先は変わります。
この記事でわかること
- 新幹線を使って行きやすい東海の温泉地の違い
- 車なしでも移動しやすいおすすめ温泉宿6軒
- カップル・夫婦・家族旅行で失敗しにくい宿の選び方
1.新幹線で行ける東海の温泉はどこが便利?まずは5エリアを比較
「新幹線で行ける温泉」といっても、新幹線の駅で降りたらすぐ温泉地なのか、そこから特急や在来線に乗り継ぐのかで体感のラクさはかなり変わります。
移動時間をできるだけ短くしたいなら熱海が最有力。温泉街そのものを旅の目的にしたいなら下呂、観光もたっぷり楽しみたいなら高山や鳥羽まで候補を広げると、旅の満足度が上がりやすくなります。
| 温泉地 | 新幹線から先と向いてる旅 |
|---|---|
| 熱海温泉 | 熱海駅が東海道新幹線の停車駅。移動をラクにして、海・温泉・食事を全部楽しみたい人向け。 |
| 伊東温泉 | 熱海駅からJR伊東線へ。熱海より少し足を延ばして、湯量の豊かな温泉と伊豆の魚介を楽しみたい人向け。 |
| 下呂温泉 | 名古屋駅から特急ひだへ乗り継ぎ。いかにも温泉旅行らしい町歩きと名湯を味わいたい人向け。 |
| 飛騨高山温泉 | 名古屋駅から特急ひだへ。古い町並み、飛騨牛、朝市など観光も重視したい人向け。 |
| 鳥羽温泉郷 | 名古屋駅から近鉄特急などへ。海の幸、鳥羽湾の景色、伊勢志摩観光を組み合わせたい人向け。 |
迷ったらここだけ見れば大丈夫です。
移動のラクさ最優先なら熱海。温泉街らしさなら下呂。温泉と観光を半々で楽しむなら高山。海鮮と海景色なら鳥羽。熱海より少し落ち着いた伊豆旅にしたいなら伊東が選びやすいです。
2.迷ったときのおすすめ宿6軒を先に比較
宿選びでは、豪華さだけでなく駅からの移動・温泉の満足感・食事・客室で過ごす時間のバランスを見るのがポイントです。
今回は「新幹線を使う意味がある」「車なしでも旅程を組みやすい」「宿そのものを目的にしやすい」という視点で、タイプの違う6軒に絞りました。
| 宿 | こんな旅におすすめ |
|---|---|
|
|
初めての熱海、家族・カップル、海景色も温泉も外したくない |
|
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記念日、大人旅、移動をラクにしつつ宿の上質感を優先したい |
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|
温泉重視、伊豆らしい魚介、熱海より一歩先まで足を延ばしたい |
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|
下呂温泉を王道で楽しみたい、駅近と温泉の両方を優先したい |
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高山観光、飛騨牛、駅近、温泉を1泊2日にまとめたい |
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|
鳥羽の海鮮、湯めぐり、伊勢志摩観光を一緒に楽しみたい |
同じ温泉地でも、客室タイプや食事条件で旅の印象はかなり変わります。気になる宿が見つかったら、日付を入れて「夕朝食付き」「眺望」「温泉付き客室」の順に比較すると、自分たちに合うプランを見つけやすいです。
3.熱海温泉なら新幹線を降りた瞬間から温泉旅が始まる
東海の温泉で「新幹線の便利さ」をいちばん実感しやすいのが熱海です。東京方面からなら、仕事終わりや週末の1泊でも予定を組みやすく、名古屋方面からも東海道新幹線でアクセスできます。
駅前で食べ歩きをしてから宿へ向かうことも、先に宿へ荷物を預けて海辺を歩くことも可能。移動に使う体力を減らし、そのぶん温泉と食事に時間を使いやすいのが熱海の魅力です。
熱海後楽園ホテル|海を眺める大浴場とリゾート感を両立
初めて熱海へ行く人にとって、かなり選びやすいのが熱海後楽園ホテルです。相模湾に面した立地で、館内では海景色と温泉を楽しめるため、到着してから「あちこち移動しないと旅らしくならない」ということがありません。
大展望風呂では熱海の海と街並みを眺めながら湯浴みができ、ホテル周辺だけでもリゾート気分を作りやすいのが魅力。客室や食事の選択肢もあり、カップルから家族旅行まで合わせやすい宿です。
熱海駅からはタクシー利用のほか、送迎バスも運行されています。新幹線を降りてから大きな荷物を抱えて長く歩きたくない人にも向いています。
向いてる人
熱海が初めての人/海が見える温泉を楽しみたい人/子連れでも館内で過ごしやすい宿を選びたい人/駅からの移動をシンプルにしたい人
選び方の一言:景色を重視するなら、予約時に客室の向きや眺望条件まで確認すると満足しやすいです。夕食付きなら、チェックイン後は移動を増やさず温泉旅行らしい夜を過ごせます。
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熱海パールスターホテル|駅近と海景色を叶える上質な記念日ステイ
「せっかく新幹線で熱海まで行くなら、宿で過ごす時間そのものを特別にしたい」という人には、熱海パールスターホテルが候補になります。熱海駅から徒歩圏で、お宮の松の正面という海辺の立地。タクシーなら駅から短時間で移動できます。
最上階には、自家源泉を使ったインフィニティバスがあります。湯船の先に海と空が続くような景色は、観光を詰め込まなくても「ここまで来てよかった」と感じやすい時間をつくってくれます。
記念日や夫婦旅なら、客室の広さや温泉設備、眺望まで見て選ぶのがおすすめ。安さを最優先する宿ではありませんが、新幹線の近さで移動を短くし、浮いた時間を宿の滞在に使うという熱海らしい贅沢と相性がいいです。
向いてる人
誕生日・結婚記念日などの旅行/大人のカップル・夫婦旅/海を眺めながら静かに過ごしたい人/移動より宿時間にお金と時間を使いたい人
注意点:客室カテゴリーによって設備や眺望が異なります。価格だけで比較せず、「海側」「温泉」「食事条件」を揃えて見比べると選びやすいです。
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熱海の2軒で迷ったら:
家族旅行や初めての熱海で、温泉・景色・館内の過ごしやすさをバランスよく求めるなら熱海後楽園ホテル。記念日や大人旅で、客室とインフィニティバスまで含めて非日常感を優先するなら熱海パールスターホテルが選びやすいです。
4.伊東温泉なら熱海からもうひと足のんびりした伊豆旅へ
熱海のにぎわいも魅力ですが、「せっかくなら、もう少し温泉地らしい空気の中でのんびりしたい」という人には伊東が合います。熱海駅でJR伊東線に乗り換えるひと手間はありますが、そのぶん旅先へ向かう感じが少し深まります。
伊東では、温泉だけでなく伊豆の魚介も旅の楽しみ。日帰りで急いで戻るより、1泊して夕食と朝風呂まで楽しむほうが、移動の手間に対する満足感は高くなりやすいです。
伊東小涌園|自家源泉の湯と伊豆の味覚をゆっくり楽しむ
伊東小涌園は「観光より、まず温泉でゆっくりしたい」という人に向いている宿です。自家源泉を持ち、大浴場ではあつ湯・ぬる湯・露天風呂を楽しめます。伊東では珍しい飲泉処もあり、温泉そのものを旅の目的にしやすいのが特徴です。
食事では伊豆らしい魚介を味わえるプランがあり、夕食を付ければ「宿に着く→温泉→夕食→もう一度温泉」という、温泉旅でやりたい流れをそのまま作れます。
JR伊東駅からはタクシーで短時間。時間帯によっては無料送迎も利用できるため、予約後は送迎条件を確認しておくと当日の移動がスムーズです。
向いてる人
温泉の泉質や湯量を重視したい人/熱海より一歩奥へ行きたい人/魚介の夕食を楽しみたい人/和室や温泉旅館らしい滞在が好きな人
選び方の一言:温泉目的なら素泊まりより夕朝食付きのほうが、外へ食事に出る移動が減って宿でゆっくりできます。送迎を使う場合は利用可能な時間帯も合わせて確認してください。
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5.下呂温泉なら駅近の名湯で王道の温泉旅行を楽しめる
「せっかく温泉へ行くなら、駅に着いたときから温泉街らしい雰囲気を味わいたい」。そんな人には下呂温泉がぴったりです。名古屋駅で特急ひだに乗り換える必要はありますが、下呂駅まで鉄道で入り、宿や温泉街へ歩いて動けるのが魅力です。
川沿いの景色や温泉街をのんびり歩き、夕方は宿の湯、夜は浴衣で散策、翌朝にもう一度温泉。移動時間も含めて「温泉旅行に来た」という満足感を得やすいのが下呂の良さです。
水明館|下呂駅徒歩約3分で3つの大浴場を湯めぐり
下呂温泉で「駅から近く、温泉もしっかり楽しみたい」ときに候補にしやすいのが水明館です。JR下呂駅から徒歩約3分。新幹線と特急を乗り継いだあと、さらにバスへ乗る必要がないのは大きな安心材料です。
館内には趣の異なる3つの大浴場があり、宿泊者は湯めぐりを楽しめます。野天風呂、展望大浴場、檜の香りを感じる浴場など、同じ宿にいながら気分を変えて温泉に入れるので、チェックイン後を館内中心で過ごしても物足りなさを感じにくいです。
客室も複数の館・タイプがあるため、予算を抑えたい旅行から特別な日の滞在まで選択肢を持ちやすいのも魅力。温泉街へも出やすく、初めての下呂温泉に合わせやすい一軒です。
向いてる人
初めて下呂温泉へ行く人/駅から歩ける宿がいい人/何度も温泉に入りたい人/老舗旅館らしい雰囲気も楽しみたい人
注意点:水明館は館と客室タイプによって雰囲気や価格帯が異なります。「どの館か」「食事会場」「客室の温泉有無」まで見ると、予算だけで選ぶより納得しやすいです。
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6.飛騨高山温泉なら温泉と古い町並みを1泊2日で満喫
温泉だけでなく、旅先らしい町歩きや食べ歩きも楽しみたいなら飛騨高山が魅力的です。名古屋から特急で高山へ向かうため熱海より移動時間は長くなりますが、到着後は古い町並みや朝市などを徒歩中心で巡れます。
高山は「温泉宿にこもる旅」より、昼は観光、夕方から温泉と飛騨の食、翌朝また町歩きという過ごし方が合うエリア。せっかく時間をかけて行くなら、日帰りではなく1泊以上で組む価値があります。
ひだホテルプラザ|高山駅徒歩約5分で観光も天然温泉も便利
ひだホテルプラザは、JR高山駅から徒歩約5分。新幹線から特急へ乗り継いだあと、駅からさらに長く移動しなくていいため、車なしの高山旅行で使いやすいホテルです。
館内には自家源泉の天然温泉があり、最上階の天望大浴場や露天風呂からは高山の街や周囲の山々を望めます。もう一つの大浴場には畳敷きの趣ある空間があり、ホテルタイプでありながら「ちゃんと温泉旅行に来た感」があります。
古い町並みなどの観光スポットへも歩いて向かいやすく、荷物はホテルに置いて身軽に散策しやすい立地。夕食付きプランで飛騨の味覚を楽しむのもいいですし、町歩きで食を楽しみたいなら朝食付きなども候補になります。
向いてる人
高山の古い町並みを歩きたい人/飛騨牛などご当地グルメも重視したい人/駅から近い温泉ホテルがいい人/1泊2日を効率よく使いたい人
選び方の一言:夕食を宿で取るか、町中で食べるかを先に決めるとプラン選びが簡単です。温泉と食事を宿で完結させたいなら夕朝食付きがラクです。
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7.鳥羽温泉郷なら海の幸と湯めぐりで伊勢志摩らしい一泊を
温泉旅行で「夕食をいちばん楽しみにしたい」という人は、鳥羽も外せません。名古屋駅から近鉄特急などに乗り継いで鳥羽へ向かうので、熱海ほど短時間ではありませんが、駅に着いたあとは海がすぐそば。伊勢志摩らしい旅情を感じやすいエリアです。
伊勢神宮を組み合わせる人も多いですが、移動を詰め込みすぎると温泉時間が削られます。1泊なら「初日は鳥羽で宿を満喫、翌日に伊勢方面」という順番にすると、慌ただしさが減ります。
戸田家|鳥羽駅徒歩約3分で海鮮と多彩な湯めぐり
戸田家は近鉄・JR鳥羽駅から徒歩約3分。新幹線で名古屋まで移動し、そこから鳥羽へ向かったあとも宿まで近いので、長距離移動の最後がラクです。荷物が多い家族旅行や、乗り換え後に歩き回りたくない人にも助かる立地です。
館内では露天風呂など複数の湯を楽しめ、温泉旅らしい「湯めぐり」ができます。さらに鳥羽らしい海の幸を楽しめる食事プランもあり、温泉と夕食の両方を旅の主役にしたい人と相性がいい宿です。
鳥羽湾の景色を楽しみたい場合は、予約時に客室の眺望を確認しておくのがおすすめ。食事も会席系とバイキング系などプランによって体験が変わるため、誰と行くかで選ぶと満足しやすいです。
向いてる人
海鮮を楽しみたい人/温泉を何種類も楽しみたい人/家族旅行/伊勢志摩観光も組み合わせたい人/鳥羽駅から近い宿がいい人
注意点:客室の海側・山側や食事形式によって満足ポイントが大きく変わります。海景色が目的なら、最安プランだけでなく眺望条件まで確認して選ぶのがおすすめです。
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8.目的別ならどの宿を選ぶ?迷いを5パターンで解消
とにかく移動をラクにしたい
まず熱海を選ぶのがわかりやすいです。東海道新幹線の熱海駅で降りられるため、特急への乗り換えがありません。宿までの送迎を使いたいなら熱海後楽園ホテル、駅から徒歩や短いタクシー移動で上質な滞在をしたいなら熱海パールスターホテルが候補です。
温泉そのものを満喫したい
温泉に何度も入ることを旅の中心にするなら、3つの大浴場を楽しめる水明館、自家源泉とあつ湯・ぬる湯を楽しめる伊東小涌園が選びやすいです。チェックインを早めにして、夕食前・就寝前・朝と時間帯を変えて入ると、1泊でも温泉旅行らしさがぐっと増します。
記念日で宿の特別感を優先したい
移動の負担を抑えながら宿の非日常感を高めるなら熱海パールスターホテル。客室タイプ、眺望、食事を少し上げると、観光を詰め込まなくても一泊全体がイベントになります。
町歩きや観光もたっぷりしたい
飛騨高山ならひだホテルプラザ。駅から近く、古い町並みへも動きやすいので、到着日と翌朝の両方を使って散策できます。温泉だけではなく「旅先を歩いた記憶」も残したい人に向いています。
家族で食事と温泉をわかりやすく楽しみたい
館内で過ごしやすい熱海後楽園ホテルか、駅近で湯めぐりと食事を楽しめる戸田家が候補。子どもの年齢によっては、和室・ベッド、食事形式、添い寝条件を先に確認すると当日のストレスを減らせます。
9.新幹線の温泉旅行で後悔しない宿泊プランの選び方
同じ宿でも、選ぶプランによって満足度は大きく変わります。特に温泉旅行では「一番安い部屋」を軸にするより、旅でいちばん楽しみにしていることに予算を寄せるほうが、帰ってからの満足感が残りやすいです。
- 食事を重視するなら夕朝食付き
温泉後に外へ出る必要がなく、宿でゆっくり過ごせます。 - 記念日なら眺望と客室設備を先に見る
海側、露天風呂付き、温泉付きなど、体験が変わる条件を優先します。 - 車なしなら送迎の時間を確認
送迎があっても予約制・時間制の場合があります。往復とも確認しておくと安心です。 - 朝を急がないならチェックアウト時刻も確認
朝食後にもう一度温泉へ入りたい人は、朝の余裕がかなり大切です。 - 料金は合計額で比べる
食事、入湯税、宿泊税、子ども料金などを含めて比べると、あとからの想定外を減らせます。
迷ったら「素泊まり」と「夕朝食付き」を同じ日で比べる
温泉地は外食も楽しい一方、夕方以降に店を探したり、混雑時に待ったりすると、せっかくの温泉時間が短くなります。
特に下呂・伊東・鳥羽のように「宿の食事も旅の楽しみ」になりやすい場所では、夕朝食付きの価格差を一度見てから決めるのがおすすめです。差額が納得できる範囲なら、宿に着いてから財布や時間を気にせず過ごせるメリットが大きくなります。
客室露天風呂や温泉付き客室は「入る回数」で考える
温泉付き客室は料金が上がりやすいですが、人目を気にせず好きな時間に入りたいカップル、夫婦、小さな子ども連れには価値が大きいです。
到着後、夕食後、寝る前、翌朝と何度も入るなら、単に「豪華な部屋」ではなく、滞在時間そのものを増やしてくれる設備になります。反対に観光中心で部屋にいる時間が短いなら、大浴場重視のプランのほうが納得しやすいです。
10.日帰りより1泊がおすすめな理由
新幹線を使えば、熱海などは日帰りでも十分行けます。ただ、温泉旅行で満足感が高まりやすいのは「帰りの時間を気にしなくていい夜」と「朝風呂」がある1泊です。
日帰りだと、到着して観光、食事、入浴、帰りの列車と時計を見ながら動きがち。宿泊なら、チェックイン後に一度温泉へ入り、浴衣に着替え、夕食を食べ、夜にもう一度湯へ。翌朝も温泉に入り、朝食を食べてから帰れます。
特に「新幹線でラクをしたい」と考えている人ほど、1泊との相性は良好です。
交通で体力を使わないだけでなく、現地でも時間に追われないことまで含めて、温泉旅行のラクさになります。翌朝、もう一度湯に浸かってから駅へ向かえるだけで、一泊の印象はかなり変わります。
11.季節で選ぶなら東海の温泉はこう楽しむ
| 季節 | 楽しみ方 |
|---|---|
| 春 | 熱海・伊東で海辺の散策、高山で町歩き。寒すぎず歩きやすい時期。 |
| 夏 | 熱海・鳥羽で海景色を楽しむ旅へ。暑い日は観光を詰めすぎず宿時間を長めに。 |
| 秋 | 下呂・高山で山の景色と温泉。連休や紅葉時期は早めに客室を比較。 |
| 冬 | 温泉の気持ちよさを最も感じやすい季節。下呂の名湯、鳥羽の海の幸、熱海の近さが魅力。 |
人気の土曜日、三連休、年末年始、花火や紅葉など人が集まりやすい時期は、同じ宿でも希望する客室から埋まりやすくなります。行きたい日が決まっているなら、宿名だけ決めて後回しにするより、その日の空室と部屋タイプを先に見ておくほうが選択肢を残しやすいです。
12.よくある質問
Q. 東海で新幹線を降りてすぐ温泉地へ行けるのはどこ?
A. わかりやすいのは熱海温泉です。熱海駅に東海道新幹線が停車するため、名古屋で特急へ乗り換える下呂・高山などより移動がシンプルです。駅から宿までは徒歩・タクシー・送迎を宿に合わせて選べます。
Q. 車なしでも下呂温泉へ行ける?
A. 行けます。名古屋駅からJR特急ひだで下呂駅へ向かえます。水明館は下呂駅から徒歩約3分なので、現地で車を借りなくても温泉旅行を組みやすいです。
Q. 東京から1泊ならどこがいちばんラク?
A. 移動のラクさだけで考えるなら熱海が有力です。新幹線で直接熱海駅まで行けるため、到着後の滞在時間を長く取りやすいです。観光より温泉街らしさを優先するなら、移動時間は増えますが下呂も満足度の高い候補になります。
Q. 新幹線と宿は別々に取っても大丈夫?
A. 問題ありません。宿の客室や食事を自由に選びたい場合は、宿を先に押さえると比較しやすいです。人気日や眺望のよい客室、温泉付き客室を希望するなら、先に宿の空室を見てから列車時間を合わせる方法もあります。
Q. 夕食付きと素泊まりはどちらがおすすめ?
A. 温泉を中心にゆっくりしたいなら夕食付きがおすすめです。外食へ移動する時間が減り、入浴後にそのまま食事、さらに夜の温泉へという流れを作れます。熱海や高山で街の飲食店も楽しみたい場合は、朝食付きや素泊まりも選択肢になります。
13.まとめ|新幹線なら移動を短くして温泉時間を長くできる
東海で新幹線を使った温泉旅行を考えるなら、近さだけでなく「新幹線を降りてから宿までどう移動するか」まで見ると選びやすくなります。
最後にもう一度、目的別に整理します。
移動のラクさなら熱海後楽園ホテル
記念日や大人のご褒美旅なら熱海パールスターホテル
伊豆の温泉をじっくり楽しむなら伊東小涌園
王道の下呂温泉と駅近を両立するなら水明館
高山観光と温泉を両方楽しむならひだホテルプラザ
鳥羽の海鮮と湯めぐりなら戸田家
どの宿も魅力がありますが、いちばん大切なのは「自分がその一泊で何を楽しみたいか」です。海を見たいのか、温泉に何度も入りたいのか、夕食を楽しみたいのか、町を歩きたいのか。そこが決まれば、宿選びはかなり簡単になります。
そして日程が決まっているなら、希望の客室があるうちに空室を確認しておくと安心です。新幹線で移動をラクにしたぶん、現地では急がず、温泉に浸かって、食べて、眠って、翌朝もう一度お湯に入る。そんな一泊にすると、「近いのにちゃんと旅をした」と感じられる時間になります。
※部屋タイプ、設備、料金、アクティビティ内容、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。





