【京阪神でスピーディーな新快速が琵琶湖線ではなぜあんなに停車駅が多いのか?!徹底解説!!】
高槻駅に停車中の新快速 姫路ゆき
もはや新快速と言えば、中京圏より近畿圏のほうが世間的に代表選手とも言える存在となっている。なにより、最高速度130km/hで、主要駅のみ停車し、京阪神を走り抜く列車は鉄道ファンのみならず、一般利用客にとっても非常に人気のある列車となっている。
新快速は京都〜大阪間を約30分、大阪〜神戸間を約25分、神戸〜姫路間を約40分で結ぶ。途中停車駅も京都、高槻、新大阪、大阪、尼崎、芦屋、三ノ宮、神戸、明石、西明石、加古川、姫路と、並行私鉄の特急と比較しても比にならない少なさである。
この新快速は最長で福井県の敦賀駅から兵庫県の播州赤穂駅・上郡駅を繋いでいる。その中でも、JR東海道本線(琵琶湖線)の滋賀県内の停車駅は、京阪神区間と比較しても多いことが分かる。
長浜からだと、田村、坂田、米原、彦根、能登川、近江八幡、野洲、守山、草津、南草津、石山、大津と両端含めて13駅停車する。
この話はよくインターネット上でも疑問視する声が上がるが、理由は以下のことによる。
◆草津以東は京阪神区間のように複々線ではないため、新快速・快速・普通と走らせるのには難が生じる。
◆草津以西は複々線ではあるが、琵琶湖線内のこちらの外側の線路は貨物列車優先となっているため、実質新快速を含めた旅客列車のダイヤを優先するものではない。
◆滋賀県区間にも私鉄は存在するが、京阪神のような位置ではないため、ダイヤの規制が京阪神よりある中で、速達である新快速は比較的利用客が多い駅や連絡駅に停車させる必要性がある。
ラッシュ時を除き、基本的に京阪神区間は外側を新快速、内側を快速(*以下T電とする)と普通(*以下C電とする)で構成し、新快速は主要駅と最速達性を担い、T電はその新快速の通過区間でも主要な駅を担うほか、T電の不足する駅も担いながらこの京阪神でも特に利用客が多い高槻〜西明石間の全駅を担当するC電とで構成することでこのような現ダイヤが実現されている。
しかしこの京阪神緩行普通電車はラッシュ時等を除き、日中は琵琶湖線内には一切入線しない。となれば、京阪神で快速として運行されている電車を滋賀県内では普通として運行するしかないのだが、京阪神で快走している新快速がそのまま琵琶湖線で快走することは不可能であり、この快速から普通となったT電が、新快速の通過駅を補うとともに、各駅に停車するしかない。
ちなみに、以前に新快速を茨木駅に停車させる話も上がったが、現在はまだそのような様子はないようである。
このように京阪神から長距離を通しで輸送する新快速は、京阪神基準で考えると滋賀県の停車駅が多く思うが、京阪や阪急のように、始発から終点まで比較的短距離の路線の場合、例えば京阪本線の場合、出町柳駅から淀屋橋駅の区間は、日中だと速達の特急・準急、そして枚方市駅から大阪方面の間に普通があるので、準急は出町柳駅~枚方市駅まで各駅に停車し、枚方市駅からは普通電車があるので準急も通過駅が出てくるが、新快速の場合も異なることはあるものの、このような仕組みと似ている。
これからもこのブログでは鉄道関係、また他のジャンルにおいてもお役にたてるような、また時には興味深いような内容も投稿していきますのでよろしくお願いします!!
[2020/10/26(Mon) trainpc7]





