こんにちは。最近はツイッターではちょこちょこつぶやいてたのですが、ブログのほうはだいぶ放置してましたね…
今日は昨日あったアウェーゲームのことについて書いてみたいと思います。
…とその前に僕がお世話になっているチームとバスケのリーグに関して少し説明してから。
僕が勉強させてもらっているChemnitz99は、ドイツのProAリーグに所属しています。ProAは2部リーグのことで、16チームから構成されており、基本、毎週末に1試合ずつこなしていきます。試合数は各チーム総当たりのホーム&アウェー方式で計30試合。上位2チームはブンデスリーガ(1部リーグ)に自動昇格、下位2チームはProBリーグ(3部リーグ)に自動降格というシステムになってます。
昨日の試合を終えるまで、Chemnitzは16試合を消化し、11勝5敗の4位。昨日の試合の相手のKirchheimも11勝5敗ですが、前回のChemnitzとの直接対決で勝っているため3位。上位のチームに食いつくためにも、絶対に勝ちたい試合でした。
さて、説明はこんなとこにして、昨日のことを。
Kirchheimまでの移動はチームバスでの移動。基本的に前日移動や前泊はせずに、
当日移動⇒試合⇒その日のうちに移動
というのがアウェーゲームの時の流れです。
昨日は9時40分にChemnitzを出発。Kirchheimまでは約6時間の長旅です。
選手たちはその間、各自リラックスモード。マイ枕を持ち込んで眠る選手、パソコンを持ち込んでDVDを見る選手、他の選手と会話する選手など、時間の過ごし方は様々です。
トーステンやアシスタントコーチのフェリックスは初めはパソコンなどをいじってましたが、試合に向けての話し合いも入念に。ちなみにトーステン、こちらにいる間も日本のJBLの結果を毎週見ているようで、昨日もネットで結果を検索。トヨタが2連勝したことに満足してたようでした。
その後、トイレ休憩、昼食休憩をとりながら16時前にKirchheimに到着。体を起こすために10分程度近くを散歩したら体育館へ。
少し小さめの体育館でしたが、上位同士の直接対決ということもあってか、試合前からお客さんが並んで待ってました。
ミーティング、アップなどを済ませ、いよいよ試合。
簡単にレポートなんかも書いてみます。
立ち上がりはKirchheimペース。#99Brooksのジャンプシュートや#4Tomasevicの3ポイントシュートでスコアラーの2人がシュートを決めていき、リズムをつかむ。Chemnitzも負けずに#2Zazaiのアシストから点を決め、リードを広げさせない。
すると、Chemnitzは中盤に#5Gary、#8Terrenの3ポイントで5分でリードを15-9と広げる。しかし、このクォーターのディフェンスがこの日は軽かった。コミュニケーションもうまくとれず、Kirchheimにピック&ロールやペネトレーションなどを簡単に決められてしまい、残り2分、19-20とされたところでタイムアウト。これにはトーステンも、ものすごい剣幕で選手に活を入れてました。
その後はディフェンスがよくなり、こちらもシュートタッチが好調なこともあって26-23で第1クォーター終了。
第2クォーター、ようやくディフェンスが機能し始める。初めのうちは点を入れては返されが続いたが、Chemnitzがディフェンスをゾーンに切り替えるとこれが功を奏す。
Kirchheimはオフェンスを思い通りに組み立てれず、タフショットやターンオーバーが続く。それに対し、Chemnitzは3ポイントが好調。スコアラーの#8Terrenがクォーターをまたいで4本連続3ポイントを決めるなど、シュートが高確率で決まり、9-0のランで差を15点に広げる。
その後、Kirchheimも#4Tomasevicが要所でシュートを決めるものの、Chemnitzも入れ返す展開になり、前半は51対37の14点差で終了。
後半はChemnitzペース。Kirchheimにオフェンスリバウンドを取られるも、セカンドショットを決めさせず、粘りのディフェンス。すると相手のターンオーバーを速攻につなげ、点差を20点差に広げる。
また、この日はフリースローも好調。シュートファールももらい、チームファールで得たフリースローを確実に決めていき、点差を詰めさせない。Kirchheimも早いうちに点差を詰めたいとこであったが、ファールで得たフリースローを決め切れず、点差は広がっていく。結局、74-54の20点差で第3クォーター終了。
最終クォーター、Kirchheimはシュートを決めていくが、Chemnitzもシュートを入れ返し、点差が縮まらない。逆に連続得点を許し、20点の差が埋まらない。残り3分を切った時には27点差がつき、ここで勝負あり。最後は控え選手も出場し、Chemnitzが98-72の大差で勝利し、単独3位に。
第1クォーターこそディフェンスがうまく機能せず、ハイスコアの展開になったけど、2クォーター以降はきっちり修正していました。ちなみにこのKirchheim、平均得点が87点と、リーグ屈指のオフェンス力を持っている相手でしたが、それを70点台に抑えての勝利!!ディフェンスがものをいった試合でした。
次の相手Crailsheimもリーグトップのオフェンス力を持つチーム。やはり鍵はディフェンスになりそうです。
さて、試合が終わり、選手はチームのカメラマンからインタビューを受け、トーステンは相手チームの監督との記者会見を済ませた後、バスに乗り込んでケムニッツへ出発。帰りのバスの中ではビールによる祝杯が。いい雰囲気で勝てたということもあって、トーステンや選手たちもビールが進んでました。
これだけの長距離移動にもかかわらず、選手たちは疲れた顔一つ見せずに試合に臨んでいました。ここら辺のタフさは見習わないといけませんね。
試合のハイライト画像はこちらのURLから見ることができます。もちろん、解説はドイツ語ですが、ドイツのバスケットの雰囲気が伝わってくれればと思います。
http://www.niners360.de/
さて、これからまだまだ厳しい戦いは続きます。最大の山は2月12日に行われるBayern München戦。現在16勝1敗の首位で、ドイツ代表を4人も抱えているという、2部にいるにはあまりにもおかしいレベルのチームです。しかし、前回のアウェーゲームではChemnitzは60-63とわずかに及ばなかったものの、いい内容の試合でした。そして、最近の好ゲームもあってか、当日のチケットはほぼ完売!!当日は約3000人の観客が体育館を埋め尽くすそうです。僕もその試合が今から待ち遠しいです。
その前に行われる、Creilsheim、Karlsruheも、上位にいるチームなので油断はできません。ここの2戦も勝って、いい形でMünchen戦を迎えてほしいですね。