今回の記事はトレランとは全く関係ありません。

また猫に興味が無い方はスルーしていただいて大丈夫です。



この何日かで私達とにゃんきちは大事な経験をしました。

本日退院、元気に回復方向へ向かっております!



病名は 「子宮蓄膿症」


子宮に膿がたまる病気です。

本来であればパスタほどの子宮が、手術で摘出した時には小指サイズまで。

中には膿でぱんぱんでした。








 実際、なんとなくおかしいなと気づいたのは、

 先週の木曜日。


 にゃんきちとは一緒に寝ているのですが、

 夫のシーツに茶色のシミが。

 怪我しているのかな?と夫に聞くと、「全く!」

 にゃんきちを見てもそんな跡もなく。


 ひょっとして「う○ち」を付けて座り込んだのかな?

 と思い、シーツを洗いました。


次の日は毛布にも。


異変に気付いたのが、土曜の昼。にゃんきちの陰部から、垂れてました。


「猫にも生理があるのかな?」と思い、ネットで検索。

子宮疾患のことが多く書いてあり、猫は特異な体質でいつでも交配できるように生理はないと。


あまりにも気になったので、午後はいつもと違う病院に連れて行きました。

先生は、「元気だから生理だよ。もし2週間ほど続くようだったら再度連れて来て下さいね」と。



 
親ばかならぬ猫バカ♪

 食欲もあるし、私とは鬼ごっこして遊ぶし。 

 本当に元気でした。

 でも、やっぱり気になったので、月曜朝一で病院へ。


 すぐに触診、エコーで怪しいからと午後には手術。

 夕方に面会に行った時に、先生から摘出した子宮と

 説明を受けました。

 あのまま気づかないでいるとお腹の中で破裂して

 腹膜炎で最悪、死に至るそうです。



 猫は本来は野生の子なので弱いところを見せないと。


 今思えば、先生から説明を受けた下記の症状が

 ドンピシャであてはまってます。


 ・お水をよく飲む 

 (昔からよく飲む子でしたが、最近はよくせがまれました)

 ・食べたものをもどす (一度だけありました)

 ・お腹が変化している (少したぽたぽしてました)




本来であれば、1歳未満の猫にはほとんどない病気。

発情期の時に黄体ホルモンが刺激され、妊娠できるようになるのですが、

交配していないのに、何らかの理由で免疫が落ち、細菌感染を起こしてしまったとのことでした。



現在は回復に向かってます。




思えば、昨年のハセツネをみんなが走っているときに、夫がいないすきに夜に動物観察でお散歩(お店の周りには鹿やハクビシン、ムササビ、いのししなどの野生動物が夜見れます)

帰ってくると、にゃんきちのお姉ちゃんがニャンニャン鳴きながら私を誘導。

見ると生まれたての子が土の上に1匹だけコロン。(もちろん近くには寄りませんでした)



次の日、台風が近づいていて、気になりお隣の木こりさんと一緒に見に行くと、

おかあちゃんが放置して避難してました。

雨に濡れた子猫はダメかと思いましたが、ぴくっと動いたので、すぐにタオルと即席の湯たんぽを準備し

温め続けました。


そのにゃんきちはしっかり育ってくれました。



名前も、実はにゃんきちがくる2週間ほど前に、夫が夜ウッドチップに走りに行ったら、

演習場の方から、若い雄猫が夫を見つけ「に゛ゃーに゛ゃー」と叫びながら必死でお店まで。

ガリガリに痩せていて。生きるか死ぬかをさまよっていた子でした。

その子は1週間ほど居着き、しっかり体力を回復して去っていきました。

ラッキーな子なので、「にゃんきち(吉)」


その子のラッキーを引き継いでほしいと今のにゃんきちはメスなのに、夫が「お前はにゃんきち!!」と。





ながーくなりましたが、今回、私達は運良く早期発見ではありませんが発見でき、

良い先生に恵まれ、しっかりと説明を受けて、病気を見ることが出来ました。



最後にですが、にゃんきちを心配してくださった方、本当にありがとうございます。

元気になり次第、看板猫としてまた一緒に。

お店共々、何卒宜しくお願い致します。