今だから書きますが、あの火災に遭った部屋からミニウサギのリップちゃんが消防士さんによって奇跡的に救出されて早や六年が過ぎました。わたしは消防署に通報した時点で、ウサギの命はもうないだろうと諦めてしまっていて、部屋の中にウサギのケージがあることも消防士に伝えていなかった。それなのに二階のベランダのガラスを破って部屋に入った消防士は、煙の中で微かに動いている小動物を見つけてくれて、真っ先にケージごとベランダに出してくれた・・・という話は、いつかライムが語ってましたっけ?

その後もいろんな事があって、怖い思いや寂しい思いもしたけれど、病気ひとつせず家族を慰めてくれたリップちゃんも今や六歳半の高齢ウサギになりました。梅雨に入った辺りから食べる量が減ってきたなと思ったら、7/14の夜から何も食べなくなり翌朝にはぐったりしていたので、動物病院に連れて行き、子宮蓄膿症と診断されてしまいました。
摘出手術をしないと完治せず生命を脅かす病気らしいですが、高齢でもあり病気で体力も落ちているので、手術を受けても助かるかどうか・・・とりあえず今は抗生剤の注射や乳酸菌の入ったシロップなどが効いて元気に食事もできているので、通院して体力の回復を待ちながら様子を見ているところです。