何年ぶりかで山歩きのガイドブックを買ってみました。
やさしく歩く日本百名山、副題が「だれでもカンタンに行ける33の山」ということで、百名山の中でも比較的ビギナー向けのコースを、山頂までの歩行時間が短い順に紹介しています。
その最初の項目が 霧ヶ峰★☆☆(歩行時間5分)
5分というのは霧が峰高原の最高点である車山山頂直下までスキー場のリフトが運行しているからで、そこから緩やかな斜面を下り八島ヶ原湿原を巡るコースになっています。
このように「ある山の登頂を目的とするのではなく、その周辺を歩き回ることをトレッキングと言う」といった山歩き用語事典もガイドブックの巻末に付いていたりします。
以前ビーナスラインで霧ヶ峰・美ヶ原に行った時に、よちよち歩きの娘と歩いたのが八島ヶ原湿原で、車山の山頂までは行かなかったけれど、ここなら死ぬまでに一回くらいは登れるかも?(笑)
このガイドブック、カラー写真も豊富で、わかりやすく真面目な山の本なのですが、突っ込みどころも(?)結構ありました。
・蓼科山山頂の写真の説明で 「野球ができるほど広々とした・・・」<こんな岩がゴロゴロした所で、どうやって野球するんだか…
・山歩き用語事典より 「ブッシュ:大統領ではなく・・・」<お気持ちはわかりますけど、ここで書くことなのかと。(笑)
・帯裏の高山植物写真には 「恋の花も咲かせましょ。」<大きなお世話ですって!
目次の6番目には美ヶ原も紹介されていますが、三角点のある王ヶ頭へは登ったことがあるので、美ヶ原高原美術館にも山歩きのついでに行きたいと思います。