晴れときどき曇り、ところによりにわか雨 気温:22℃ 湿度:60%
最大瞬間風速:13m ヨーデル響くユーロアルプス
アーティスト: フォーカス
タイトル: ハンバーガー・コンチェルト
1974年にレコード発売されたフォーカス5枚目のアルバム。CDが出たのは2002年と、わりと最近なのですね。
先に購入したライヴ、AT THE RAINBOWは、その前のFOCUSⅢまでのベストのような曲構成になっています。そのため最初の3枚は似たような独特の雰囲気があるようです。わたしが持っているのはⅢだけですが、思い込みで。
そして新たにクラシックの要素が加わったこの5枚目は、フォーカスらしさは充分残しながらもかなり違った繊細な雰囲気。
元々プログレと言っても難しい理屈っぽさはなく、ロックやジャズやクラシック音楽のいいトコを集めた感じでどちらも気軽に聴けますが。
ちょっと意外なロックンロール曲?HAREM SCAREM の他、短めの殆どインスト曲が4曲入ってます。
そしてなんと言ってもメインは、アルバムのテーマ曲でもあるHAMBURGER CONCERTOで、これは長さ20分にも及ぶ大作。
この曲ではフォーカスはバンドというより、弦楽器のヤン・アッカーマンと鍵盤・声楽・管楽器のタイス・ヴァン・レアーを中心とするミニオーケストラという感じです。
ゆったりした曲調で、くり返し出てくるテーマ、クラシックのコンサートだとそろそろ眠くなる頃に、タイスのあの風変わりな歌が・・・。
♪トントントン~レイヨロレイヨロ~の辺りは、いつ聴いても笑ってしまいます。でも同じ人が後に続く幻想的なフルートやエンディングの激しいピアノも演奏しているのだから、凄い才能だと思う。
そしてヤン・アッカーマンのギターもまた凄いです。この人にはバイオリン奏法という得意ワザがありますね。これはバイオリンの弓みたいな物でギターを弾くということではありません。ピッキングの時にギター本体のボリュームをゼロにしておいて、弾いてから音を大きくしていき、バイオリンのような滑らかな音を出すという裏ワザ、知ってました?
この曲中のギターソロでも最初の頃にその奏法を使ってますが、今までの甘く優しい音とは違い、独創的で気迫に満ちた演奏へと続いてます。
今となっては、こんな個性的なふたりがバンドを組んでいたというのが不思議な気もしますね。
わたしはリアルタイムでは聴いていなかったけれど、当時は多くの若者に支持されていたというフォーカス。最近のラウド系ヒップホップ系とか、これと比べるとなんか幼いなぁ・・・って、カーンジ。
最大瞬間風速:13m ヨーデル響くユーロアルプス
アーティスト: フォーカス
タイトル: ハンバーガー・コンチェルト
1974年にレコード発売されたフォーカス5枚目のアルバム。CDが出たのは2002年と、わりと最近なのですね。
先に購入したライヴ、AT THE RAINBOWは、その前のFOCUSⅢまでのベストのような曲構成になっています。そのため最初の3枚は似たような独特の雰囲気があるようです。わたしが持っているのはⅢだけですが、思い込みで。
そして新たにクラシックの要素が加わったこの5枚目は、フォーカスらしさは充分残しながらもかなり違った繊細な雰囲気。
元々プログレと言っても難しい理屈っぽさはなく、ロックやジャズやクラシック音楽のいいトコを集めた感じでどちらも気軽に聴けますが。
ちょっと意外なロックンロール曲?HAREM SCAREM の他、短めの殆どインスト曲が4曲入ってます。
そしてなんと言ってもメインは、アルバムのテーマ曲でもあるHAMBURGER CONCERTOで、これは長さ20分にも及ぶ大作。
この曲ではフォーカスはバンドというより、弦楽器のヤン・アッカーマンと鍵盤・声楽・管楽器のタイス・ヴァン・レアーを中心とするミニオーケストラという感じです。
ゆったりした曲調で、くり返し出てくるテーマ、クラシックのコンサートだとそろそろ眠くなる頃に、タイスのあの風変わりな歌が・・・。
♪トントントン~レイヨロレイヨロ~の辺りは、いつ聴いても笑ってしまいます。でも同じ人が後に続く幻想的なフルートやエンディングの激しいピアノも演奏しているのだから、凄い才能だと思う。
そしてヤン・アッカーマンのギターもまた凄いです。この人にはバイオリン奏法という得意ワザがありますね。これはバイオリンの弓みたいな物でギターを弾くということではありません。ピッキングの時にギター本体のボリュームをゼロにしておいて、弾いてから音を大きくしていき、バイオリンのような滑らかな音を出すという裏ワザ、知ってました?
この曲中のギターソロでも最初の頃にその奏法を使ってますが、今までの甘く優しい音とは違い、独創的で気迫に満ちた演奏へと続いてます。
今となっては、こんな個性的なふたりがバンドを組んでいたというのが不思議な気もしますね。
わたしはリアルタイムでは聴いていなかったけれど、当時は多くの若者に支持されていたというフォーカス。最近のラウド系ヒップホップ系とか、これと比べるとなんか幼いなぁ・・・って、カーンジ。