TradingViewは、世界中のトレーダーが利用する最先端のチャート分析プラットフォームです。しかし、初心者にとっては機能が多すぎて、どこから設定すれば良いのか分からないことも少なくありません。
本記事では、TradingViewを初めて使う人でも、短時間で「プロ仕様のチャート」を作れるようになる5つのステップを分かりやすく解説します。


1. 銘柄の選択と時間足設定:チャート分析の基盤をつくる

TradingViewの使い方は、まず「何を分析するか」を決めることから始まります。

● 銘柄検索

画面上部の検索バーに銘柄名またはティッカーを入力します。
例:

  • 株式:AAPL、NFLX、TSLA

  • 暗号資産:BTCUSDT、ETHUSD

  • 為替:USDJPY、EURUSD

  • コモディティ:XAUUSD(金)、OIL

● 時間足(タイムフレーム)設定

トレードスタイルにより最適な時間足は異なります。

  • スキャルピング:1分〜5分

  • デイトレ:15分〜1時間

  • スイング:4時間〜日足

  • 投資:日足〜週足

時間足はチャート分析の方向性を決める重要な要素です。


2. チャート表示の最適化:プロの視認性を手に入れる

初期設定のチャートは情報量が多く、初心者には見づらい場合があります。
プロトレーダーは、必ず最初に“視覚ノイズ”を削除して、重要な情報が際立つように整えます。

● ローソク足の選択

表示形式は「Candles(ローソク足)」が最もおすすめです。
値動きの強弱、トレンド、勢いが直感的に理解できます。

● 不要な表示の削除

右クリック →「設定」から以下を調整:

  • 背景グリッドを薄く or 非表示

  • 決算・配当などのイベント表示をオフ

  • 価格軸・時間軸のフォントを最適化

シンプルなチャートほど分析精度が高まります。


3. インジケーターの追加:初心者でも使える最重要ツール

プロレベルのチャートには、最低限のインジケーターが必要です。
ただし“多すぎるインジケーターは逆効果”なので、本当に必要なものだけ設定します。

● EMA(指数平滑移動平均線)

おすすめ設定:EMA20(短期)+EMA50(中期)
→ トレンドと押し目/戻りを視覚化。

● RSI(Relative Strength Index)

→ 過熱感や反転ポイントを見抜ける。

● MACD

→ トレンドの転換タイミングを判断可能。

この3種類だけで十分プロ以上の実戦的な分析が可能です。


4. サポートライン・レジスタンスラインの作成:勝率を上げる“基礎の基礎”

どんなに優秀なインジケーターを使っても、
水平ライン(サポレジ)を引けないトレーダーは勝ちづらい
とプロは口を揃えて言います。

● ラインの引き方

「水平線」ツールで以下の位置にラインを引きます:

  • 過去に反発した高値

  • 底値

  • 価格が何度も止められたゾーン

● ラインは“点”ではなく“ゾーン”で考える

海外トレーダーはサポート・レジスタンスを**帯(ゾーン)**として扱い、これにより騙しを回避します。

● EMAと重なるラインは特に強い

EMA20・50と重なるラインは、非常に機能しやすい強力ポイントです。


5. チャートレイアウトの保存とワークスペース作成:毎日使える環境を作る

設定が終わったら、忘れずにレイアウトを保存しましょう。

● 保存方法

右上 →「チャートを保存」
自動保存をオンにすると便利です。

● ウォッチリストの作成

よく見る銘柄をまとめて登録することで、分析速度が大幅に向上します。

● アラート設定

押し目買いポイントやブレイクアウトの価格にアラートを設定すれば、
チャートを見続ける必要がなくなります。

TradingViewのワークスペースを整えることで、
分析のスピード、精度、トレードの勝率が大きく向上します。


まとめ

TradingViewのチャート設定は、プロトレーダーになるための最初の一歩です。
本記事で紹介した5つのステップを実践するだけで、初心者でも次のようなメリットが得られます。

  • 見やすく整ったチャートで分析精度アップ

  • トレンドや反転ポイントが理解しやすくなる

  • 必要な情報だけに集中できる

  • 無駄なインジケーターを排除し、判断の迷いを減らす

  • 使いやすいワークスペースで作業効率が向上

TradingViewは柔軟にカスタマイズできるため、
“自分だけのプロ仕様チャート”を作ることで、
確実にトレードの質がレベルアップします。