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てすと
<NQN>◇外為17時 円、3日続伸し89円台後半 対ユーロは110円台半ば
25日の東京外国為替市場で、円相場は小幅に3日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ1銭の円高・ドル安の1ドル=89円66~69銭近辺で推移している。日本を含めたアジア株式相場が全般に下落、投資家が運用リスクをとりにくくなるとの見方から安全資産とされる円が買われた。夕方になって欧州勢が加わると、週末の持ち高調整目的のドルの買い戻しが入り、円は伸び悩んだ。
5.10日(ごとおび)とあって、朝方の中値決済に向けては国内輸入企業の円売りが目立つ場面もあった。一時、下げに転じ89円78銭近辺を付けた。9~17時の円の高値は89円42銭近辺で、値幅は36銭程度だった。
25~26日に主要8カ国(G8)首脳会議、26~27日に20カ国・地域(G20)首脳会議を控えていることもあり、様子見気分も強かった。
円は対ユーロで4日ぶりに反落した。17時時点では同41銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=110円57~60銭近辺で推移している。月末に向けたファンド勢による利益確定目的のユーロの買い戻しが優勢だった。欧州勢が加わると、ユーロ買いに拍車がかかり、円は110円84銭近辺まで下落した。欧州の財政問題への不安が根強く、110円04銭近辺まで上げる場面もあった。
ユーロは対ドルで4日ぶりに反発した。17時時点は同0.0046ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.2331~34ドル近辺で推移している。海外ヘッジファンドによるユーロの買い戻しが優勢だった。〔NQN〕