FXトレードでは、1回1回のトレード内容を

分析するのは無駄です。

 

 

FXトレードというのは、言うなれば

軽めの重りが入ったサイコロを振るような

ものなんです。

 

重り=優位性ですね。

 

 

どの目の裏に軽い重りが入っているのか、

それを読んで、そこに賭け続ける。

 

ただ、重りは軽いから、その目が必ず

出るわけではない。

その目の出る確率が、他の目よりも

少し高くなるだけ。

 

そして結果として、気付いたら利益が

積み上がっているのです。

 

しかし、そもそも重りが入っている目を

外していれば、右肩下がりの

収益曲線になります。

 

 

だが、どこに重りが入っているのか。

それは、1回の結果から

把握するのは不可能なんですよね。

 

トレードもそれと同じです。

 

つまり、トレード内容を分析するためには

試行回数が必要となるのです。

 

 

ちなみにファンダメンタルズは、

この例で行くと、サイコロを転がす

机のようなものです。

 

予想だにしない要人発言があれば、

この机が傾く。

 

サイコロがどちらに転がるか、

予測が付かなくなるのです。

 

 

だから、市場をファンダメンタルズが

支配している時は、トレードしないほうが

良い、という事になります。

 

勿論、その傾き方に慣れている上級者

トレーダーは、そんな中でも利益を

抜いていく芸当が可能かもしれません。

 

 

1回のトレードを分析する事の有効性に

ついて、

昨夜のユーロドルのチャートを例として、

考えてみましょう。

 

 

要人発言で1.19上まで伸び、

発言内容からしても、まだまだ伸びそうだ、

とも考えられます。

 

スキャル、デイトレの押し目買い手法を

使っている人であれば、

絶好の押し目買いチャンス

 

 

だが、結果としてダラダラと落ちていき、

押し目買いした人は大体、

損切りさせられる事となったはずです。

 

 

このトレードは、間違っていたのか?

否、そうではありません。

これは必要な負け

必要経費だったのです。

 

 

同じような状況を100回繰り返せば、

毎回押し目買いをする事で、最終的には

利益が残るはずです。

 

そうであれば、このトレードは負けても、

正しかったのです。

 

 

ここで負けた要因を分析するのは

愚行。

おそらく将来の期待値を上げるような

要素は出てきません。

 

 

だから、1回1回のトレード分析は無駄。

必ず複数回の結果に対して分析を行う事

 

それがトレード分析のあるべき姿

といえるでしょう。

 

 

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