昨夜の相場展開から見るFXの恐ろしさ 昨夜はFXにおける一ヶ月に一度の大イベント、 アメリカの雇用統計が発表されました。 結果としては、雇用者数は予想通り、 失業率は大幅改善。 この結果を受けて、市場はドル高に。 ドル円でショートポジション、 ユーロドルではロングポジションなど、 ドル安方向にポジションを持っている人は 気が気じゃなかったのではないでしょうか。 もちろん、私はノーポジのままですが。 さてその後、ニューヨーク市場クローズまでに どうなったかというと、 こんな感じ。 参考にユーロドルとポンドドルのチャートを 載せましたが、 ほぼ行って来い になってしまいました。 全戻しとも言いますね。 きっかけは、日本時間0時。 今は夏時間ですが、夏時間だとこの時間は ロンドンフィキシングに相当します。 ロンドンフィキシングとは、 ロンドン市場の仲値のようなもので、 その日の金の取引価格が 決められます。 それを基準にして皆が一斉に金とドルを 交換するため、 為替市場にも影響を与えます。 このロンドンフィキシングがきっかけで、 今度はドル安方向に。 週末なので、ドル高に偏っていた ポジション調整もあったと思います。 ニューヨーク市場クローズ時には、 雇用統計発表前のレートに 戻ってしまいました。 これがFXの怖さです。 短期逆張りも短期順張りも損切らせてしまう。 しかしここで損切れないようだと、 いずれ遭遇するであろう 一方通行の相場で含み損が拡大し、 強制ロスカットに繋がるのです。 ポンドドルで言ったら、 高値から140pipsも下落、 その後安値から100pipsも上昇。 こういう相場は上級者以外にとっては 最も難易度が高い相場です。 まさに、 触らぬ神に祟りなし だったのです。 いかに分かりやすい相場だけを 触っていくか。 FXの必勝法の一つとしてあるのは、 そういう 相場を選別する力を養う事 だと思います。 ↑あなたをFXで勝ち組に導きます ↑Youtubeチャンネル配信中