指標トレードはギャンブルである 一ヶ月に一回のお祭り騒ぎ、 アメリカの雇用統計が発表されました。 雇用は少し改善した?と見られ、 一瞬ドル高に傾きましたが、 結局、値を戻し、元の水準に落ち着いています。 本日は、そんな大型指標の発表前後に トレードをする、指標トレードのお話。 過去には、指標トレードで稼げた時代も ありました。 例えば、10数年前だと、指標発表の前後は レートが止まる。 なのに約定する。 なんてFX会社もあり、その機に乗じて トレードするという手法もありました。 手法なんていう 高尚なものじゃないですけど。 また、国内海外含めて、 ノミ業者が多かったので、 指標発表時もスプレッドがあまり拡大しない、 スリッページせず約定する。 そんな環境もあったので、 勝ちやすかったのも事実でしょう。 海外FX特有のボーナスを使った 2口座両建てトレード、 というのもありましたね。 多用されてBANされるように なりましたが。 あとは、6~7年前までとかですと、 ブルームバーグの専用端末などは 指標発表の結果がどこよりも早く 手に入ったので、その結果を元に トレードする、なんて方法で 勝てる指標トレードもあったようです。 更にそれを自動売買化したサービスも ありました。 高額なサービスでしたが、 かなり儲かったとの噂です。 しかし今はどうでしょう。 もうそんな方法は使えなくなり、 指標発表の結果なんて誰でもすぐに 入手出来る。 優位性は無い。 レートも全然動かなくなった。 動いたとしてもすぐに戻す。 かと思ったら、飛んで行って 戻ってこなかったり。 そう。 今やもう、指標トレードなんて、 ギャンブル化しているのです。 今も尚、指標トレードを研究し尽くして 何とか勝てる裏技みたいなものを 見付けている人なら兎も角、 最早、一般トレーダーが勝てる領域では ありません。 youtubeで、稼いでいるトレーダーが 指標トレードをやっているからって、 真似しても痛い目をみるだけです。 彼らはただのデモ口座かもしれません。 ディレイを使ってるだけかもしれません。 勿論、ホントに裏技みたいなもので 稼いでいるかもしれませんが。 そうだとしても、 我々に真似出来る芸当では無いでしょう。 指標トレードで夢を見てはいけない。 それは過去の栄光の時代の遺物イメージに 過ぎないのです。 ↑FXで勝ち組になるためのヒントを配信中 ↑Youtubeチャンネル配信中