本日これから最も注目される指標は、米第3四半期GDP・改定値になるでしょう。米第3四半期GDP・速報値は、過去2年で最も速いペースで成長した2.9%増で、本日発表される改定値は3.0%増に上方修正されることが予想されています。米9月S&Pケースシラー住宅価格指数も注目されるでしょう。
ユーロ/ドルも若干回復し、本日のアジアセッション前半には、主要レベルの1.0600ドル台を回復しました。現在、かろうじて1.0600ドル台を維持しています。ユーロ圏内の政治的リスクにより、最近のユーロの上値が重くなっています。直近のリスクイベントは、12月4日にイタリアで開催される改憲の是非を問う国民投票です。その次のリスクイベントは、仏大統領選挙です。12月8日のECB政策金利発表もユーロの値動きに影響する為、市場は注視するでしょう。
ドル/円は若干回復し、本日のアジアセッションでは、セッション中の安値111.61円から主要レベルの112円台まで上昇しました。
イラクの石油相が今週のOPEC会合でイランが減産合意に協力的であると述べたことを受け、原油価格が上昇しました。しかしながら、多くの要因によって、合意に達しない可能性があります。まず第一に、OPEC非加盟国で、産出量の多いロシアがかなり量の減産に合意しない限り、サウジアラビアは減産に合意しないでしょう。明日に開催されるOPEC会合で合意に達しない場合、原油価格は下落するでしょう。
昨日、WTI原油先物が1バレル47ドルを超えたことを受け、カナダドル等の原油関連通貨が上昇しました。本日のアジアセッションでのWTI原油先物は、1バレル46ドル台半ばまで下落しました。本日のドル/カナダドルは、カナダドル高の流れにより、昨日の安値1.3395ドル付近で推移しました。
明日にOPEC会合を控え、市場は様子見ムードの為、アジアセッションでの市場には若干のリスクオフムードがあっただけで、大きな動きはありませんでした。減産合意期待を背景に、昨日の原油価格は上昇し、本日は安定して推移しています。
一方のNZドルは対米ドルで上昇し、本日には約3週間ぶりの高値0.7158ドルまで上昇しました。
本日の欧州セッションでは、ユーロ圏11月消費者物価指数・速報値、英BOE金融安定報告書、及び英銀行ストレステストが発表されます。USセッションでは、米11月ADP全国雇用者数、米11月シカゴ購買部協会景気指数、及び米10月中古住宅販売保留件数が発表されます。本日後半に予定されているマリオ・ドラギECB総裁の講演も注目を集める可能性があります。しかしながら、本日のハイライトはOPEC会合になるでしょう。
昨日発表された豪10月住宅建設許可は、9月結果の前月比9.3%減に続き、前月比12.6%減少した16,279件数となったことを受け、豪ドルは対米ドルで下落しました。本日の豪ドル/ドルは、アジアセッションの最安値0.7461ドルまで値を切り下げました。
昨日に対米ドルで急騰したポンドは、本日は若干下落しました。英10月モーゲージ承認件数、及び英10月BOE消費者信用の好調な結果後、ポンド/ドルは1.2387ドルから1.2524ドルまで上昇しました。本日のアジアセッションでは、1.2468ドルまで押し戻されました。
昨日の113.33円まで上昇したドル/円は、その後主要レベルの112円台を割り込みましたが、本日のアジアセッションでは、112.95円の高値まで回復しました。米12月利上げ観測により、今月の米ドルは2009年以来となる1か月内での最大の上昇幅を記録しようとしています。
本日のアジアセッションでのドル/円は、昨日の安値から若干回復しました。米第3四半期GDP・改定値の上方修正にも関わらず、米ドルは高値を維持できませんでした。米第3四半期GDP・改定値は、前期比年率2.9%増から3.2%増に上方修正されました。その他の米掲載指標では、米11月消費者信頼感指数が市場予想を上回る結果となりました。
最近の原油安に最も影響を受けた通貨はカナダドルで、8か月ぶりの安値を更新しました。カナダは主要な原油産出国です。ここ2週間のドル/カナダドルは、主要なレベルの1.3400カナダドルを超えて取引されています。
今週の原油価格には大きな変動が見られ、月曜日に約2%上昇後、火曜日には約4%下落しました。本日のアジアセッションでのWTI原油先物は、1バレル42.18ドルの安値まで下落しました。
OPEC会合で減産合意に達するとの期待がある一方で、合意には世界最大の原油産出国の一つであるイラクとイランの合意が不可欠です。
本日は原油価格が約2週間ぶりの安値1バレル45ドル付近で推移し、市場の全ての関心はウィーンで開催されるOPEC会合に向けられています。
XMでのCFDでも原油などの取り扱いはありますが、今のところはトレードを控えた方が安全かもしれません。
世界的な供給過多による原油価格の低迷が継続している為、本日には石油相が集結し、減産合意に向けて協議されます。

