音楽系サークルにおいて、1年生、2年生をC年(ツェーネン)、D年…という呼び方は、一般的なのか、ローカルなんでしょうか。ダブりのD年はD♯といったり。
 ぼくがC年だったころ、DE年くらいは普通に先輩なのですが、それ以上は畏敬の念から、F年は天皇・元勲、G年は化け物、A年は妖怪、といった感覚でしたね。その上、一周してのHi-Cとかになると、もう仙人・世捨て人。畏怖を通り越して存在が迷惑というか、ええかげん足洗って社会のために働きなさいよと。
 そんな感覚だったのに、今や私も2オクターブ上の、Double Hi-C …。考えてみたらコワい。C年D年当時の感覚では、もう余裕で死んでるやろ~という歳、大卒の社会人1年生がえらくフレッシュで可愛く見えてしまう感覚。
 でもですよ、精神的にはあんまり変わってないような気がしますが、当時より真剣に音楽に向き合ってるような気が。時間が少ない分、より集中して精力的に。わからんもんですなぁ。当時の自分に言ってやりたいっす、そんなすぐには死なんぞと、そして死ぬまで音楽やっとるぞと。


 そんなこんなで、明日はデッドのライブです。みなさま、もしご都合よろしければ、ぜひぜひお気軽に飲みに遊びに来てくださいまし~。

1月25日(金)①20:00- ②21:00-”The Dead Flowers”@下北沢カラードジャム
       永井崇(Vo/Gt), 塩野善國(Ds) & KIT
 下北沢駅歩3分、本多劇場向かい。
        http://www.coloredjam.com/index.html
 
 Next :2/15(金)20:00@下北沢カラードジャム
どうも、「解散」と聞くと、
麒麟田村さんの、中学の時の一家離散のエピソード、
家が差し押さえになって、父親が「解散!」と宣言した話、思い出しますな。
さて、今年も狂騒の12月がやってきました。
ドタバタと躁状態テンションで乗り切っていきましょ。

11月21日(水)20:30-(2set) 石井英之(Pf)TRIO@池袋西口エールハウス
http://alehouse.jp/  「初顔・オリジナル初見、でたとこ勝負」
(11月25日(日)PM すみだJazz Session分会@東葛西コミュニテイ会館)
11月25日(日)①19:00- ②20:30- ”The Dead Flowers” @下北沢カラードジャム
      永井崇(Vo/Gt), 塩野善國(Ds) &Kit
下北沢駅歩3分、本多劇場向かい。
      http://www.coloredjam.com/index.html
(12月1日(土)PM 気楽Session Live Party@六本木サテンドール)
12月6日(木)①19:30-20:20  ②20:40-21:30 @新大久保ドルチェ・ビータ
  “Let’s Be Jazzy,Sexy and Smoothy”
       Vocals:David Whitaker, Takehiro Kimura
       Taka Teekay(Pf), Kazuki Tanaka(Ds) &Kit(B)
       http://homepage3.nifty.com/sekky/dolcevita/access.html
(12月15日(土)PM 知人のChristmas Session Party@六本木ファーストステージ)
(12月16日(日)PM 知人の忘年会Session Party@赤坂ムーングロウ)

12月21日(金)19:30- 坂東ヒロミチ(Gt)、布施真一郎(Ts)&Kit(B) @三田JADE

12月22日(土)①18:00- ②20:00- Christmas Dinner演奏 (Pf+B duo)
       @光が丘 ホテル・カデンツァ 1Fレストラン・ルミエール
       http://www.h-cadenza.jp/restaurant.html#page3

12月23日(日)15:00頃~ 葉山裕子Band Christmas Live@南船橋ビビット・スクエア
        葉山裕子(Fl)、高田慶二(Gt)、須田敏夫(Pf)、ぺー☆(Per)、&Kit
        http://www.vivit-sc.jp/ 「年に一度の同窓会ぽくなってきた…。」

12月28日(金)①20:00- ②21:30-”The Dead Flowers”@下北沢カラードジャム
       永井崇(Vo/Gt), 塩野善國(Ds) &Kit
下北沢駅歩3分、本多劇場向かい。
       http://www.coloredjam.com/index.html
 ちかごろ、Facebookなどを眺めていると、「名言・格言集」やら「座右の銘集」やらにリンクする人をちょくちょく見かけますね。

 う~む、ちょいと待てよと、まがりなりにも何十年か生きてきて、ええおっさんにもなろうかという年ごろ、自分の生き方くらいは偉い人の借り物でなく自分の言葉で語るべきではないかと。いや、さらに、オリジナルの名言なるものを、さも名のある人がいかにも含蓄深げなこと言ってますって感じででっち上げてみてはどうだろうか、と思い立ちました。

 というわけで、反響の薄い前作「忘れえぬ人シリーズ」に続き、「オリジナル名言至言シリーズ」を(笑)。


名言其の壱、「芸とはすなわちスタイルなり」by Kit Anderson

(解説)およそ「芸」とは、先人のスタイルを「まねぶ(真似ぶ)」こと(例:コルトレーンやジャコのフレーズをコピーする)に始まり、「まなぶ」段階(例:コピーしたフレーズの意味を理解しany Key, any Situationで自由に応用展開できるようになる)を経た上で、それらの蓄積から一切自由になって、オリジナルのスタイルに到達し、以後そのスタイルを磨き続け、ひいては後進に、先人のスタイルとして研究されるようになるべし、という教えである。畢竟、芸の真髄は「オリジナル・スタイルの確立」であると喝破するものであり、能楽における観阿弥世阿弥にも通ずる世界観である。なお、「芸」とは、芸能・技芸にとどまらず、広く表現万般(生き方も表現の一種とすれば生き方自体も含む。)を射程に入れている。


名言其の弐、「芯は微動だにせず、型は常に変化し続けるべし」by Kit Anderson

(解説)名言其の壱の展開型。オリジナル・スタイルのコアは、すなわち信念であって揺らいではならないが、一方でスタイルの表層は、固定・硬直化・ルーティン化してはならず、常に変化し鮮度を保ち続けなければならないとの教えである。マイルス・デイビスなどを思い浮かべると理解しやすい。
なお、英訳は"A Rolling Stone Gathers No Moss"


名言其の参、「時間に吝嗇なること、憚るなかれ」by Kit Anderson

(解説)これは、特に作者の本音がにじみ出ている。作者が邦画の中の邦画と絶賛する「鬼龍院花子の生涯」劇中において、作者が希代の役者バカと激賞する仲代達也扮する鬼政が不意に「人生二万日」という言葉を口にした。二万日…、「しか」でも「も」でもない、そう解すると月並みな安っぽい人生観になる。長い短いの感傷ではない、是非もない、ただザインとして「有限」であること。どのような人にも、時間は平等に一日24時間。ある意味残酷な平等である。「芸」でも何でも、志・明確な目的意識をもって生きている者にとって、有限の時間ほど貴重なものはない。時間を惜しむことを、作者は隠したり遠慮したりせず堂々と主張すればよいとする。ひとづきあい重視・お仲間志向の友人(なのか?)はどんどん減って結構、志で共鳴できる人は必ずいる、いや別に出会わなくてもよい、どこかに必ずいるから、というようなことを作者は言わんとしているのだろう。


名言其の四、「人が人を真に理解することは不可能に近いが、人が人を信ずることは可能である。そのような関係を得た人は、虚無を感じなくなるであろう。」by Kit Anderson

(解説)信ずるとは、直観で相手の全人格を肯定するということ。これはそのまま。言葉を補う必要なし。

つづく。
皆さんも、オリジナル名言至言、どうぞ。

(PS)お知らせ。
 世の流行りすたりに目もくれず…、オリジナル・スタイルを追求してしまってる、”The Dead Flowers”、次のライブは、9月30日(日)19:00、10月28日(日)19:00、 @下北沢カラード・ジャムです。よろしければぜひぜひお気軽に。サイン付きCD即売あり。

「忘れえぬ人」シリーズ(1)

今、ネットでは、昭和のギャグを晒したりその語源を探索するという、寒ギャグ狩りが横行しているようで、我々昭和世代には生きにくい世になってきました。

で、ぼくが小学生のころ、京都の大学生の兄さんに家庭教師やってもらってまして、その人は、映画連れてってくれたり遊び友達になってくれたりと、親が必ずしも望まないような善悪諸々を教えてくれてとても仲良かったのですが、ある時、その兄さんが、えらく得意げに、

「谷啓のガチョーンに対抗して、「がびーん」を発明したん、俺の大学の友達やで。正しくは、「ぐゎび~~ん」や。「ぐゎ」は鼻濁音やねん。あと「ぃ~~ん」の余韻が大事や。」

と衝撃的なこと言い出して、子どもながら、ほへぇ~っと感心したもんです。
真偽の程は不明ですが、それがもしフィクションだとしたら、小学生の子にそんなアホなことを自慢気に語るその着想力が素晴らし過ぎなので、ここは真実だと思いたい。とすると、ネット上で「がびーん」の発祥については諸説入り乱れ迷宮入りしかかっているところ、ぼくは、いつ頃どこそこ大学のどこそこサークルでそれが発祥したという、真実に極めて近いところにいることになり、すごいことです。
その人に教わったことで今も覚えているのは、正味その「ぐゎびーん」の話1個だけです。

それから十数年、大学生になってバイトで家庭教師などやっていたのですが、ぼくも、勉強とかよりも、この子の胸にずっと残るような、楽しい記憶を与えることができたらいいな、と心がけてたものです。あ、その子にはベースも教えてましたね。



と、なんやかんやゆうてますが、お知らせでっす!

2月10日(金)20:00~22:00 
“Before Sunset Storys” presents Valentine Gospel Night!!
本場のゴスペルミュージックを、あの浦安のDisney Resort イクスピアリでお届けします。
素晴らしい夜になるよう、一同ファイティンしてます。
Vocal; Schanita Simmons Ramos, David Whitaker, LaTonya Whitaker
Piano: Taka Teekay
Guitar: Aki Kahoni
Bass: KIT
Drums: Yuji Suziki
 7pm オープニングアクトで、我々は8:10pmからメインアクトです。
 チケットは、イクスピアリのホームページに行き、ローソンチケットです~☆
 http://www.ikspiari.com/club/live.html

 charge:予約\3800/当日\4000 予約をおすすめします。
 (もしアレでしたら、ぼくにメールください。ぼくのほうで購入しておきます。)
 

ほか、また後日お知らせしまうす。
2月18日(土)午後 “The Witch(Acoustic)” Live@永山公民館
2月24日(金)20:00~“The Dead Flowers” Live@下北沢カラードジャム
など。(おしまい)

アンニョンハセヨ~!

KARA主演ドラマ「URAKARA」で、スンヨンちゃんが言ってた、
「オンガク、スキナラ、ヤレバイイヨ!」
という言葉が、今の自分を支えていると言っても過言ではないのであります。


というわけで、
12月25日(日)新宿のJazz Spot Jで、ゴスペルのクリスマス・ライブやりまっす。
19:30~(2セット)
"Before Sunset Storys"
Vo;Schanita, LaTonya Whitaker, David Whitaker
Pf;Teekay, G;Aki, B;Kit, Ds;Yuji

新宿Jazz Spot J : http://www.jazzspot-j.com/


とにかく、
シンプルにやって、人の心を動かすことができるか。
自分の器がどれほどのものか。
がんばってみます。
ファイティン!!

$おさむんBASE