僕は新米サウナーはくべい。
本格的にサウナに行き始めてから2ヶ月が経った。
初めは職場の先輩から頻繁に誘われていたのだが僕は断り続けていた
なんでわざわざ汗をかきにいくんだ。そう思って仕方がなかった
それが今では1人でサウナへ行くようになっている笑
巷ではサウナが密かにブームらしい。
書店に行くとサウナコーナーとやらがある
タクシーに乗るとオススメサウナ10選などとの広告が流れている
なにか自分が今、時代の最先端を走っているような気がして嬉しくもある。
僕は普段、歌舞伎町でホストをしている。
今日からお盆休みで5連休なのだ
休みの初日は横浜〝スカイスパ〟にいくことを前々から決めていた
ネットで調べていると、どうやらここは横浜の夜景を観ながらサウナに入れるらしい。
僕は胸を踊らせながら電車で横浜駅へ向かう
横浜駅東口徒歩2分、スカイビルの14階に〝スカイスパ〟はある
受付を済ませ、その日はそのままカプセルホテルに泊まる予定だったので自分の部屋で館内着に着替え風呂場へ向かった
大きなドアを開けると…
綺麗だ、そして人が多い
明日の早朝から新幹線で出張のサラリーマンがほとんどだろう。
そしてお風呂の数が多く配置が面白い
いちょう柄にお風呂が並んでいる。
まずはサウナーの基本、身体を洗い身を清める。
サウナに入る前に僕はいつもお風呂に浸かる
色々見ている中で、ブクブクと泡が凄いお風呂があったのでそこに入ることにした
入った瞬間
「ぬっる」
なんだこのお風呂めちゃくちゃ温い。とりあえずこれは後回しだ笑
僕は横にある炭酸泉檜風呂というものに入った。
浸かっていると斜め上にそのお風呂の効果が色々書いてある。この炭酸泉檜風呂というのはスポーツ選手などが疲れをとるために入ったりもするらしい
その文章を読んだだけで僕は身体の疲れが取れた気になった。
さぁいよいよサウナだ
〝スカイスパ〟にはフィンランド式ドライサウナと古代ローマ式スチームサウナの2種類ある。
僕はまずドライサウナに入った
15人ぐらいは入れるだろうか中が広い、そしてガラスの奥には横浜の夜景が1面に広がっている。
「エモい…」
僕は心の中で呟いた
温度もちょうどいい。高層ビルを眺めながら汗をかく
〝スカイスパ〟のサウナで面白い所は中に時計が無いことだ。
僕はいつも1セット目6分、2.3セット目7分と時間
を決めているのだが時計が無いので分からない
僕の感覚的には6分のつもりだったがこんな綺麗な夜景を眺めながらだ、おそらく9分は入っていただろう。
僕はサウナを出て水風呂へ向かった
色んなサウナに行っていると水風呂も店によって様々だ。
温度だけでなく水の柔らかさも違う
〝スカイスパ〟の水風呂は冷た過ぎず柔らかい。
ついつい長居してしまいそうな水風呂だ
だが水風呂の長居は禁物、僕は40秒ほどで水風呂から出て外気浴へ向かった。
〝スカイスパ〟は外気浴もエモい
10コほど椅子が1列に並んでいたり、横浜の夜景を見ながら座れる椅子があったり、小鳥のさえずりを聴きながらアロマミストを浴びることの出来る椅子もある。
僕はまず1列に並んでいる椅子に座った
外気浴中はただひたすら何も考えずボーッと座ってるだけ。
だけど水風呂に入った後なのに体がぽかぽかする。
これがたまらなく気持ちいい
5分ほど座った後、僕は次にスチームサウナに入った。
スチームサウナの温度も高くない。
その名の通りスチームが出ていて塩を身体に塗ることで発汗作用があり、より汗をかく
ここも時計はないので7分経ったかなと思ったところでサウナ出て水風呂に入る。
塩を塗った後に水風呂に入ると肌はつるっつるだ。
僕は顔にも塩を塗っていたので顔もすべすべ。
そして小鳥のさえずりを聴きながらアロマミストを浴びれる外気浴へ。
椅子に座り目を瞑ると本当に森の中に来たような感覚になれる
僕は森の中で全裸で横たわっているような気になれた。
さぁそして3セット目
3セット目はドライサウナにした
先程と同じようにサウナ→水風呂→外気浴
その後少しお風呂に浸かり、僕は連休初日を最高のスタートで切って終えた。
〝スカイスパ〟のカプセルホテルで就寝し、起きてからもお風呂に入ることにした
昨日同様身体を洗いドライサウナへ。
昨日の夜景も良かったが、朝に入る明るい横浜の街並みを眺めながらのサウナも最高だ
そしてサウナを出て水風呂に入り外気浴をしていた時、ズラズラと数人の男達がドライサウナに入っていく。
なんだなんだ…
するとすぐに服を着たスタッフさんが来て
「只今からアウフグースを行います。参加される方はドライサウナへお越しください」と言った。
僕は興奮した
ドラマでアウフグースを見たことはあるが実際に経験した事はないのだ。
アウフグースとは、サウナストーブにアロマを含んだ水をかけることで蒸発し温度が上がり、熱波師と呼ばれる人がタオルで仰ぐパフォーマンスで熱風を送ることである。
これは体験するしかない…
僕も男達に続いてサウナ室に入った
さぁいよいよ初のアウフグース
熱波師の方が挨拶をはじめる
「本日皆様に熱波を送らせていただきます、鈴木ですよろしくお願い致します」
すると汗をかいた男達が拍手をする。僕も一緒に拍手をしておいた
まずはアロマ水をサウナストーブにかける
ジューという音とともに室内の温度が一気に上がる。
続いて鈴木さんはタオルを頭の上で回し端の人から順番に熱波を送り始めた
熱風を受けている人はめちゃくちゃ暑そうだ
順に回ってきていよいよ僕の番…
心の中でお願いします!!と鈴木さんに伝え僕は構えた
「ブォン!!!!」
タオルの音とともにビックリするぐらいの熱波がきた。
これは想像以上だ。2回、3回とタオルで熱波を送ってくれるのだが息も出来ないぐらいに苦しく汗も止まらない
しかし何故か最高に心地いい。
これがアウフグースか…
このパフォーマンスを3回繰り返すのだがアウフグース童貞の僕は2回が限界だった
3回目の前に僕はサウナから出て水風呂へ飛び込んだ。
そして水風呂から上がり外気浴へ
横浜の街を眺め、そして僕は、、
〝整ったぁぁぁぁぁぁ〟
こんな贅沢な朝を迎えたのは初めてじゃないか…
初のアウフグースも体験し、僕は1歩またプロのサウナーに近づいたのではないだろうか。
また横浜に来た時は〝スカイスパ〟に立ち寄ってみよう。
