①スーツは頻繁に着ますか?

・最近はクールビズ、オフィスカジュアルと言ったスーツ離れが日本で話題ですが、何か大事な場面では避けては通れないスーツ皆さんはどの部分でスーツを選ばれますか??

「生地」「ストレッチの効き方」「デザイン」「ブランド」「色」

選ぶ基準は人それぞれだと思います。
でも1着目を買うとなったら、、、?

「どの生地でどの柄でどの色がいいの?」

ってなると思います。

そうなる方の為にある程度簡単にですが、ご紹介させて頂きたいと思います。



②簡単なご紹介

・上でご紹介したように様々な種類がありますが、軽く説明させて頂きます。

⑴生地

まず生地ですが、スーツの値段はほぼ生地で決まると言っても過言ではありません。
表の生地は大まかに分けて二つです。

❶ポリエステル
→ポリエステルは化学繊維の為に丈夫で水にも強く光沢感もある素材です。

一般的に量販店の紳士服屋に置いてある3万円以下のスーツはほぼポリエステルのスーツだと思って頂いて大丈夫です。(生地の詳細はスーツの内側にあるポケットにタグが付いてあります。)

価格が安いスーツに使われている事が多く1着のスーツを毎日着るという方にはオススメです。

これだけ聞けばポリエステル最高じゃね?って思われると思うのですが、案外そういう訳でもなく
デメリットとしましては

・肌触りが悪い
・不自然な光沢感
・吸湿性が悪く蒸れやすい ...etc

などのデメリットがあります。
逆にメリットとしましては

・価格が安い
・丈夫
・雨に強い
・シワになりにくい ...etc

などがメリットになります。
雨大国であり働き者の日本人のニーズにドンピシャです。

❷ウール(羊毛)
→ウールはご存知の通り羊の毛になります。

イメージフワフワしてそうなイメージですが、しっかりスーツに使われてる生地になります。

ウールの種類を話し始めるとキリがないので割愛しますが奥深いのでご興味のある方は「ウールの種類」と検索して頂ければ出てきます。

基本的にウール100%で作られてくるスーツとウールとポリエステルを組み合わせて作られたスーツの二つになります。

ウール×ポリエステルのスーツは上で紹介したようにウールとポリエステルの良いとこづくしを取り入れた物になります。
大体価格は2万〜4万位の間になると思います。

次にウール100%のスーツですがこれもまた奥深く簡単に言えば糸の細さで値段が変わってきます。
表記をsuper○○'sと表記されており数字が大きい方が高級品になります。
紳士服屋で基本置いてある物はsuper100's ~ super130'sくらいだと思います。

じゃあ数字大きいやつ買えば良くね?って思うと思うのですが、これもまた良し悪しがあります。

〈数字が小さい物は糸が太いので丈夫〉
〈数字が大きいものは糸が細いので肌触りが良く柔らかいが耐久性に欠ける〉

こう思って頂ければ簡単です。
なのでガツガツ外回りなどされる方は数字が小さい物を、デスクワーク等の方は大きい物を選ばれれば良いとは思います。

生地ブランドによって値段が変わって来ますが、
4万〜50万位と差がかなりあります。

その差は先程説明させて頂いた superの数と生地のブランド、裏地で変わってくるので見た目だけでも高級感を出すのでしたら5万以上のスーツでしたらご満足頂けると思います。

因みに最高級のスーツだと300万を超えてくる物もあるので最早意味がわからない世界です。
ビキューナと呼ばれる素材で作られるスーツなので興味がある方は『ロロピアーナ ビキューナ』と調べて頂くと出てきます。




❸デザイン

・やっとデザインの話ですがここはもう簡単で1着目やビジネス使いでしたら「無地」「ストライプ」のお好きな方選んで頂ければ間違いありません。
チェックなどもありますがカジュアル寄りなので今回は割愛します。

ストライプだと視覚効果でスリムに見えます。
無地だと大人らしさを演出できます。

以上です。


④ブランド

ブランドに関してですがあんまり最初からハイブランドを選ぶのもどうかというところもあるので手頃な所でご紹介致します。

⑴THE SUIT COMPANY
⑵Perfect Suit Factory(PSFA)
⑶SUIT SELECT
⑷ORIHICA

上記の4つはお馴染み「青山」「青木」「はるやま」「コナカ」の展開するセカンドラインです。
価格も抑えめですのでオススメです。
もうワンランク上の物だと

ユニバーサルランゲージと言うスーツカンパニーの上位互換のブランドもあります。


⑤サイズ感

・ぶっちゃけいくら良いスーツを着てもサイズがあってなければダサくて目も当てれないです。
スーツはカジュアルとは違いある程度のルールがありますので一般的なサイズ感を記載致します。

⑴肩でジャケットを合わせる
→ジャケットを羽織った際に肩が張っている場合はサイズが小さいです。逆に肩が落ちてくる(スーツが前に来る)場合は大きいです。
肩が少しつまめる程度が丁度いいサイズになります。

⑵そで丈
→そで丈は下に着るワイシャツの袖が1cmから1.5cm出る程度が一般的です。

⑶胸周り、ウエスト周り
→胸周り、ウエスト周りはジャケットを羽織り一番下のボタンを開けた状態でボタンを締め拳が入るくらいが窮屈感もなく丁度のサイズです。
最近は細身ブームの為にウエスト絞りが強いものが多いので気をつけて下さい。
ボタンを閉めた際に前にXのシワが出る場合は小さいです。

⑷パンツのウエスト
→パンツのウエストは指が1、2本入れば大丈夫です。ウエストだけ細い等の場合はウエスト詰めをお願いすると良いと思います。

⑸パンツの裾の長さ・形
→裾の長さはぶっちゃけお好みです。
長ければクラシックな印象に
短ければカジュアルな印象になります。
私は身長が低いので短めにして足長効果を狙っていますが高身長の方は長めのクラシックな感じにしてもカッコ良く決まります。

裾の形もシングル、ダブルとあります。
シングル→折り返しなしの裾
ダブル→ロールアップにした状態

これもお好みになるのでお好きな方でお選び下さい


長くなりましたが簡単な説明は以上になります。
雑ですが、就活でスーツが必要な方、成人式でスーツを着られる方、新卒でスーツを買う方色々な方のお役に立てればと思います。