今回は、くらしのマーケットからご依頼をいただいた、内装ドアのヒビ補修になります



ちょっと複雑な割れ方で、上部も横一線にヒビが入っているので、切除してバックアップ入れるか迷いましたが、できる限り残っている表面を活かしたほうが、施工内容的にも軽減できるかと考え、断裂面をカッターで成形した後、刺したビスで表に引っ張り、アルテコジェルにて固定しました



接着剤は接着面がある程度あったほうがよく、引っ張り強度はあるのですが、この施工だと強度的な部分に心配があったので、強度と硬度があるエポキシスティックパテにてベース成形施工してます




エポキシパテは粘土のように成形ができて、2液性のポリパテのようにボードで混ぜ合わせる必要がなく、道具の手入れも容易で、カラーも何色もあるので便利なんですが、
逆に練ったあとも延びづらく、硬いだけに切削時にある程度大変なのが難だったりします

パテ成形時に断裂面が剥離したら、バックアップ入れる施工に切り替えようと思っていたのですが、アルテコいれる前にカッターでカットした部分を180のペーパーで足付け、ミッチャクロンを筆で塗布してのも功を奏してか、小さいパテヘラでエポキシパテを力を入れて擦り込んだり しごき入れたり 伸ばしたりしてもびくともしなかったのでそのまま進めました

3度パテ成形をして表面との差を1mm以内にした後に、楽とぎパテで最終成形4回してます
(施工時間押してたので、画像撮りませんでした)

その後軽く1200で軽くペーパを入れ、塗装に入るので、EZビニールシーラー→サンディングシーラーにて研磨痕除去と足付け
エナメルペイントにて調色したベース塗料を、エアブラシで着色
エナメルペイントを筆を使ってと、シェーディングペン ブレンダルマーカーにて木目再生

表面の紫外線保護と艶合わせのために、5分艶消しのUVガードにて仕上げとなりました





木目再生やベースカラーの調色が、もうちょっと改善の余地があると反省です
横に入っている木目は、大きなパテヘラを浮かせる感じで入れたんですが、まっすぐ入っちゃってるので、ちょっと不自然かと
マスキングテープでガイドをして、フリーハンドで揺らぐ感じのほうが自然だったかと思いました

また際の部分の馴染ませ方がちょっと濃くなっていたり
ブレンダルスティックや、マーカーペンで馴染ませるようにはしたのですが、最初から繋ぎの部分を丁寧に入れなくてはだめだと感じました


お客様には一通りご説明をして、かなり分からなくなったとありがたいお言葉をいただき、おみやげまでいただいてしまいました

トライアルプライスで行っていることはありますが、ちょっと申し訳無い感じでした
施行回数や実績を重ねて、お客様の想像以上の出来に早くならないといけないと感じた現場でした