今日も昨日に引き続きちょっとしたことから

私の無意識の思い込みがあることに気付いた。

姪っ子ちゃんが中学を入学したのでご祝儀を

送ったところ・・・・

昨日、とても高価そうなチョコレートの

内祝いが届いた。

そのチョコレートメーカーはとても有名で知っていたが

食べたことがなかったので素直に嬉しかった。

そこで主人は

事実：

　　　「あんなオシャレな内祝いを送って

　　　　くれるなんてさすが〇〇ちゃん

　　　　（義理の姉）だなぁ」

　　　とさりげなく言ったのに対し

私の解釈：

　　　　　「あのチョコ、知ってたよ。

　　　　　　大体の百貨店に入っているし」

そういった後、

直ぐに私は義姉に対してマウントをとっている

なと気付いた。

かなり前のことになるが・・・・

義父に百貨店でまぁまぁ高価なバレンタインチョコを渡した。

その後すぐに義姉が仕事帰りにとても大きな袋に入ったチョコを

渡していた。

そしたら、義父は

「さすが〇〇ちゃん、

やっぱり都会で仕事してるだけあるな」

と言った。

私はその時地元で働いていたので

「都会の百貨店で買ったんだけど。せっかく買ったのに気分悪いわ」

と義父は別に比べているわけでは無いのに

私は勝手に比べられている

そう捉えてしまったのである。

それもそのはず。

義姉は私と同じ年で私とは正反対。背も高く、とても細くて

美人さん。いつでも高いヒールを履き大学を卒業してからもう３０年程同じ

会社で働いているキャリアウーマンなのだ。

私はと言うと、おチビちゃんで、ぽっちゃり体型、もうヒールは履けなく

なってきてたまに履くと足が痛い。だから、運動靴ばかり履き定職に就くことも

なくいつも転々としている。

義父がそう言ったわけじゃない。

私が勝手に義姉と比べているだけなんだ。

だから、現実そんなこと言われたわけでもないのに

また比べられたと思ってしまう。

横浜に来てもう、２年半ぐらい経ち義姉とはその間一度も会ってない。

けれど、まだ私は比べているのだ。

とは言え、

「下らない。だから何なんだ？？」と直ぐに気付くことができた。

そうだよね。

１０年近くそれに気付かずいちいち比べて過ごしていたんだから。

義姉は綺麗で仕事が出来て気が利いて素敵な嫁。

それに比べて私はブサイクで仕事は全然出来なくて気が利かない冴えない嫁。

無意識にいちいち彼女と比べ「ブス、アホでバカ。お前は〇〇家の最悪な嫁。

〇〇家の為に早く消えろ。別れろ！お前の居る場所ではない！」

厳しいもう一人の私が攻撃してくる。

どんな、被害妄想だ。

こんなことを彼女と会うたび毎回考えていたから

次第に彼女に会いたくないし、みんな義姉と私を比べているような気がしていた。

私は小説家か。ここまで書いていて笑えてきた。

相手に嫌なことを言われムカっとするがその言葉の裏側に鎖の様に

ずっと握りしめていた勝手な思考があるかもしれない。

それに気付けないとずっとずっと、死ぬまで義父、義姉が嫌いなんだろうな。

生きている間に気付けて良かった。

ごめんね。義姉、義父。

そしてそんな劣等感たっぷりになってしまっていた

私自身。

「今まで守ってくれてありがとう。

でもね、もう、ずっと握りしめていた

その思考を手放していって

良いんだよ。」

勝手にいちいち比べる癖（劣等感）から相手を苦手な人にしていた。