ついこの前姉との会話の中で


わたしが その昔に


"ある伝記物"の本を前にしての行動について


初めて話し伝えていた時に


あらためてその当時にしていた行動を


ハッキリと思い出せたので


今回はその訂正文として綴っていこうと


思います。











 ーわたしは



やっとその本を手にできるという



嬉しさと同時に



本当に手にしていいものか



というある種の不安というか



それこそこれで手にしてしまったら



これだけ待ち焦がれていた楽しみというか




喜びが




あっという間に




散り去っていくような




"ひとつの寂しさ"



というものも



湧き上がっていたから




だから余計に




手に取ろうとして引っ込めて




をくり返していたのでもありました







それに




実際には




"その本の前"で繰り返していた訳ではなく




他の生徒たちの手前




あっちへ行ったりこっちへ行ったり




その場にずうっといないようにして



貸し出し時間ギリギリまで




他のなんてことはない本の方に




あっちへこっちへ移動しながら

 





ちょうど




"その本"の前にさしかかった時には




ちらっと横目で見ながら





内心ドキドキしながら





通り過ぎていた








そうして






もうこれで借りないと時間が終わってしまう







となった時に






その時に





手に取ろうとして引っ込めて








約10回ほど繰り返してのちに





やっと 手に取ってから





図書委員のところまで行って受付を済ませ






大事に大事に教室まで持ち運んで





大事に大事に家まで持ち帰って







そして





またここでも






そう簡単には開く事はできずに





その時の夕方にしていた 





なんてことはない





テレビ番組に目をやりながら





時間をかけながら





ちらっ ちらっと





本に目をやりながら





を 





くり返し







そうして





やっと






意を決して







テレビを消して







ゆっくり ゆっくり






表表紙を






開こうとしては閉じ





開こうとしては閉じ











10回ほどくり返して







そーっと





そーっと






表表紙を開いてから






ゆっくり  ゆっくり





声に出して





ふりがなを読み進めていって






いよいよ最後のページにさしかかり、
















⇨ 次の回につづきます🌸