横浜、湘南エリアでリノベーションのお仕事をしているのぐらです。







今回はクローゼットの採寸をしていきたいと思います。


まず、




私のクローゼット。
オープンにも程がある収納です。

(一応…、コストの削減と部屋に暗がりを作らない為オープンな収納にしました)






パイプ高さは1700mmです。
身長が低いので、ちょっと高く感じます。


しかし、服をパイプに掛けた下には、




(ニトリHPより)

ニトリの高さが650mmの収納ケースを配置する予定だったので低くしませんでした。




青矢印 650mm
赤矢印 1050mm

ミドル丈のコートなら、収納ケース上のパイプに掛けられますね。
買い物行かねば…笑笑




クローゼットの奥行きです。




この、パイプを支える為に立てた壁がクローゼットの奥行きです。




575mm。
クローゼットの設計をする時、だいたい600mmの有効は取るので少しスリムです。

女性の服であれば問題ないかも。




さて、旦那さんのクローゼット。




服は多い方ではないでしょうか?
言わないとインディゴの服ばかり買うから全身ブルーの旦那。


パイプの高さは1700mmと、私のクローゼットと同じでした。

パイプを上下2段に設置しており、




下段は900mm。

私がクローゼットでおすすめする高さです。


男性はどうしてもハンガーで掛ける服が増えるので、パイプを上下に設置するのは良いですね。



…しかし、




衝撃。
奥行きは515mmしかない。




男性の服の肩幅だと狭いですね。
クローゼットから服がはみ出ている。


ダウンコートが特にはみ出ているので測ってみると、




約640mm。
イレギュラーサイズの服に合わせて収納計画をする必要は無いですが、やはり奥行き600mmは欲しいですね。


フムフム。




最後に、この使い切れていない枕棚。


猫がたまに寝てる所。



棚の高さは1820mm程度。

まあ、そうなりますよね。ここはもう、割り切って上手く使うしかないです。

ちょっと考えます。





クローゼットの寸法、見ていきました。




設計の段階で、細かーく寸法を決めるのはおすすめしません。


クローゼットこそ、家族構成、年齢、季節によって変化のある設備です。


作り込みすぎはNG。


暮らし始めて、暮らしのリズムが整ってから、ようやくクローゼットの上手い使い方を考えるべきでは無いでしょうか?



明日は本棚、日用品の収納について採寸したいと思います。








つづく。