灯りは昔から、心をホッと安心させてくれる大切な役割を持っています。
心が休まる我が家から、温かい光が出迎えてくれたらとても気持ちが良いですね。
(玄関ドアのない玄関ポーチ…)
1日の疲れも吹き飛んでしまうくらい、灯りによる演出は必需品なんです。
せめて玄関だけでも、真っ白い白昼色から電球色に変えることをお勧めします。
出迎えてくれる灯りを演出してみて下さい。
とは言ったものの、全てにおいて雰囲気重視ではございません。
キッチンや洗面室は、手元や顔まわりを照らす必要がありますね。
特に、キッチンの場合は調理をする時に、作業のしやすさを重視しなければなりません。
のぐら家の場合、手元灯は白昼色です。
…と言うより、引っ越ししてから取り替えていない蛍光灯ですが、敢えてこのまま。
白昼色と電球色、色が混ざってしまって勿体ないですが、理由があります。
野菜の緑が鮮やかに見えませんか?
白昼色は、野菜や魚など新鮮に見せてくれるんです。
逆に電球色とすると、鮮度が落ちた様に見えてしまいます。
さらに白昼色にして作業性も上がるのであれば一石二鳥です!
もちろん、調理後は
蛍光灯は消して部屋の雰囲気を邪魔しない様にします。
同じような事が便器でもあったので(!)、ご紹介出来ればと思います。
こちら、LIXILのサティス。
お部屋をシックに演出してくれる、ブラックの便器。
ダークトーンでまとめると、重厚感が出ますね。素敵です。
しかし、
中は白。
え?と思うかもしれませんが、理由があります。
まず、汚れを目立たせるため。そして、日々の健康チェックの為です。
排泄物は実際目で見る事ができる健康のバロメーターです。便器の中まで黒くしてしまうと分かりづらいので、敢えての白。
ほら、キッチンの手元灯と同じ考えでは無いでしょうか?
(無理がありますか?)
適材適所とは、まさにこの事でしょうか?
家づくりでお悩みの方、少しでもお役に立てれば幸いです。
つづく。