エイジング加工ってご存知ですか?
最近はシャビー風とかラスティック風とか、それらしい言葉が沢山ありますが、要は使い込まれた風合いに見せる加工のことです。
建築の世界でも、各メーカーが建材でエイジング商品を出しています。
特にフローリングや扉の面材でよく見かけます。
玄関ドアの面材を、わざと使い込まれた感じに見せています。
ラスティックウッド。
直訳すると錆びついた木でしょうか。
私はインテリアを提案する時、エイジング加工が施された商品を遠ざけております。
年月をかけて味が出るのに、フェイクによって作り出すのは如何なものかと。
(もちろん、お客様がエイジング商品を選んだ場合は否定しません)
エイジング商品を選ぶなら、最初から味の出ている古材やアンティーク材で空間を作りたいです。
使い古されて味のある雰囲気のインテリアにしたい方、メーカー建材のエイジング調を選ぶ前に、古材を検討してはどうでしょうか?
もしくは、無垢を選んで年月と共に味が出るのを楽しむのも良いですね!
ぜひ参考にしてみて下さい。
つづく。