ちょっと前に、芹沢銈介美術館に遊びに行きました。
静岡の登呂遺跡の博物館に隣接している美術館で、岩を削ったような外観が素敵な場所でした。
美術館詳細はこちら。
お目当てはと言うと、
ああ素敵。
芹沢銈介が実際に暮らしていた家を無償で公開しているとの事で、見に行きました。
家具などの設えは生前のままと思われます。
「僕の家は農夫のように平凡で、農夫のように健康です」と言ったそう。
とてもシンプルで質素で素敵。
入れるのは土間までですが、芹沢銈介が実際に暮らしていた空気を味わえる場所です。
この部屋の良さは一体何なのだろうか?
素材、直線、借景…。
ありとあらゆる物が集まって、唯一無二の空間を作り出します。
憧れますね。
そして再確認。
土間は良い。
風が吹き抜け、涼しい床の空気を部屋にもたらしてくれます。
自然のエアコンのような感じ。
たくさん家の持つパワーを貰って帰路につきました。
でもねやっぱり…、見学するだけに保存された家は、生きた家ではない気がしました。
血が通っていない感じ…?
乾燥しきった感じ??
何ていえばいいのか分かりませんが。
でも一軒の価値ありですよ!
つづく。