T18→顕微→切迫早産→前置胎盤→NICU夫の記録

T18→顕微→切迫早産→前置胎盤→NICU夫の記録

無計画に作ったため、
リアルタイムで進行している切迫早産や前置胎盤、NICU等の話、
【回想】に書いている過去の不妊治療や18トリソミーの話が、
混在しています。恐れ入りますが、エントリタイトルや記事カテゴリでご判別いただければと思います。

①現在の、切迫早産~前置胎盤~緊急帝王切開~NICU~GCUの流れ
②過去の、出生前診断~18トリソミー~不妊治療~着床前診断の流れ

が混在しているので非常にわかりにくくなってしまい、すみません。

②に関しては、エントリの頭に【回想】という文句をつけており、次の回想と前の回想へのリンクを張るようにしています。

18トリソミー、トリソミー等で検索でおいでの皆様が多いようですので、【回想】のエントリをたどっていただくか、テーマ「初回妊娠」または「3回目妊娠」あたりをごらんいただければと思います。
Amebaでブログを始めよう!
えっと、取り急ぎ。
パスワードを忘れてしまったことが発覚しました・・・。なんという初歩的なミス…。
このPCには自動ログインが残っていますが、いつまでも残っているものではないと思うので…。

この記事を書く時点ではまだ空っぽですが、もし続きを書くなら下記のブログで書きます。

http://ameblo.jp/tplhusband2

さて、病院の検診のあとの用事とは、不動産屋だ。

話はだいぶ戻るが。

前にも書いたが、我々には着床前診断済みの受精卵の手持ちが2個あり、また、高度不妊治療の助成金の枠もあと3回ぶん残っている。しかし、ずっと二人目にチャレンジするのを拒否していた妻。私としては、もちろん妻の意向に反してまで作ることはできないが、できれば頑張って欲しいと思っていたのだが。

ここにきて動きがあった。なぜか、「車」の件とも絡んでいる。つまり、「家」「車」「不妊治療」がリンクしているのだ。なんでやねんとお思いの向きもあろうが、まあ聞いていただきたい。

まず、現住所は、あまり交通の便は良くない。私鉄の駅から、徒歩で20分くらい。だが、急な山の上なので、通常ならともかく、赤ちゃん連れとか、妊娠中とか、調子の悪いときとかには歩くのは難しい。加えて、JRの駅までは遠く、そのような場合ではバスを使わざるを得ない。

一方、車さえあればなかなか便利。たとえば、妻が子を産んだ総合病院 まで、うまく渋滞を避けるルートさえわかっていれば車で30分弱くらいかな。バスや電車等の公共交通機関の乗り継ぎだと、1時間くらいはかかるだろう。だから妻は、子供をつれて動けるよう、車を欲しがったわけだが。考えが変わったらしい。

「今の家だと、総合病院まで遠い。もしものことを考えて、すぐ近くに引っ越したい。そしたら車も要らない。」
「そこなら、電車の便もいいから、4軒目クリニック まで通って、不妊治療を再開してもいい。」
「そして2人目で切迫や前置で入院になっても、病院の近くに住んでいれば通いやすい」

と、不妊治療の条件として、引越しを提案してくれた形になった。確かに、総合病院は、優等列車が停車する駅から徒歩圏内。優等列車を使えば、4軒目クリニックも比較的行きやすい。優等列車とかなんとか言うと分かりにくいなら、東京圏でたとえると、三鷹駅だ。中央特快が停まり、かつ総武線各停の始発駅であるところが、状況としては似ている。

まあその擬似三鷹に家を借りるとするなら、今の家の場所より家賃が上がることは避けられない。しかし、今の家の場所では車がどうしても必要というのなら、今の家に住み続けるとしても、必要な費用としては2台目の車の維持費がのっかる。その意味で、家賃を比較するなら、「今の家+車2台分」と、「新居+車1台分」を比較することになるから、つじつまは合うかもしれない。

このプラン、問題があることは分かっていたのだが、それで妻が納得してくれたら、ということで、引越しを決意した。

問題って何かって?擬似三鷹駅は、擬似特別快速も止まる大きな駅だ。間違っても、徒歩圏内に家を借りることはできない。しかし妻は「総合病院駅まで徒歩圏内」の夢を捨てていなかったらしく、よせばいいのに総合病院目の前のタワーマンション(分譲マンションだが、いわゆる分譲賃貸として出ている)の家賃を調べてきた。一応新築ではなく、築1年の3LDKだが、

21万円(駐車場別)。

首都圏でもないのにこの値段。ちなみに、家賃21万は、年収1000万円くらいで適正というところ ですか。売れっ子芸能人じゃないんだから、こんなところは住めない。ちなみに今の家賃は8万円だから、2.5倍以上の家賃ということになる。

ちなみに三鷹に似たような条件の物件 を見つけた。駅徒歩3分、23万9千円かぁ。さすが東京圏は違う。

いや正直、自分の相場観からすると、このタワーマンション、21万でも思ったより安いと思ったよ。だいたい25万円くらいかと思った。まあ、もともとは22万円だったのを下げた形跡がある(敷金22万/礼金44万となってる)から、こんなもんなんだろう。

どちらにせよ、いくら思ったより安いとは言っても、住めないことにはかわりがない。2馬力のDINKSでどうかというレベルだが、仮にそうだとしてももっと有効なお金の使い方があるとは思う。

と、なると、結局、最寄り駅は擬似三鷹駅とするにしても、ある程度遠くに家を借りるしかない。そうなると駅までバスを、また病院まではタクシーを使わざるを得ず、現状に比べてそれほど事態は好転しない気もするが、妻はそれで納得した。どうも妻は、擬似三鷹駅止まりの電車の多さに業を煮やして、それより遠くには家を借りたくないようだ。確かに東京時代に武蔵境(三鷹の次の駅だが、多くの電車が三鷹止まりになるので三鷹の乗り換え待ちが長いし、中央線が事故ると三鷹で長く待たされる)に住んでいたこともあるので気持ちは分かるのだが、そのような感情で家を選んでも碌なことはない。いくら電車が少ないといっても、擬似三鷹駅からバスに乗るよりは、電車に一駅乗って擬似武蔵境駅の駅前のほうが良いというのが私の感覚だ。ましてやこの路線は、中央線ほどの人身事故はないのだ。

しかし、何より、二人目の不妊治療にトライしてくれることが大きかった。私の通勤時間は長くなるが、それくらい妥協できる。

さて、そのへんを踏まえて、物件選び。目をつけていた物件は、必然的に総合病院の近くなので、病院に行ったついでに見るのが効率が良いのだ。内部チェックはどうしても妻も行う必要があるしね。

目をつけている物件は、総合病院の駅から徒歩で25分くらい、つまりバス前提の、築浅の貸家(戸建賃貸)だ。定期借家なのが難点といえるが、実はそのほうがありがたいとも思っている。

というのも、この自治体、教育に問題がある。詳しい事情に言及することは避けるが、この自治体に育った友達がいるのだが、学校でとても苦労したというのだ。しかも子供同士のいじめとかではなく、先生の嫌がらせに苦しんだのだ。今は違うかも知れないが、違っていないかもしれない。少なくともこの選挙区で選出される国会議員を見ると、とてもこの市で教育を受けさせたいとは思わない。ということは、二人目を産んで生活が軌道に乗るくらいには、また引っ越したい。ならば、定期借家はいい機会になる。

そんないろんな事情を抱えつつの、物件の見学だった。通常の家探しでは、たくさんの物件を見て決めるのが普通だが、今回は赤ちゃん連れだからそんなに時間は取れない。事前にみっちりネットで調べて、本命の物件1件だけ見に行くことにしたのだ。不動産屋は駅前だから、車は病院の駐車場に置いたまま、病院から徒歩で見に行った。物件は気に入ったので、この物件に引っ越す段取り中だ。赤ちゃん連れでの物件見学は大変だが、抱っこ紐で抱いている間はいい子にしててくれて助かった。
退院1ヶ月検診に行ってきた。15時からに組まれていたので、午後半休を貰えば、スケジュール的にはぴったりだった。退院以来お出かけは初めてなのでそれなりに手間取ったが。

実は、うちのような早産児はRSウイルスの予防接種に関して助成金がある ので遠慮なく受けてきた。ただし、例によって住所地と病院が違う都道府県にあるので、いったん立て替えなければいけず、これが3万円以上とけっこう大きい。今はお金が入用なのに…。

RSウイルスは、世間的にはありふれた感染症で、ほとんどの子供が小さいうちに一度は感染するものだ。だから一生避け続けることは困難なのだが、早産児が小さいときにかかると命に関わるので、そのようなケースでは公費で予防接種が受けられるのだ。ただし、有効期間が短いため、1ヶ月ごとに接種せねばならず、それなりに手間がかかる。赤ちゃんのお出かけは一大事だからね。

そして、予約の15時に新生児科に行ってみると、もう赤ちゃんがたくさん。平日なので父親の姿はそれほど多くなかったが、あちこちで赤ちゃんがギャン泣きして、まさにカオス状態。ギャン泣きはともかく、こんなところにいたらそれこそ感染症をもらってしまうのではと思ってしまった。診察と接種はそれなりに早かったけど、会計が遅かったのには参った。

でも、両親が揃っているのだから、赤ちゃんを別室に連れて行けばいいのだった…。それに気づいた時点で、赤ちゃんと妻で授乳室に行ってもらったが、時間の使い方としてはまずまずうまくいっただろう。毎回私が付き添うわけには行かないので、今後、妻は一人で対応せねばならないが…。

検診については特に問題なし。予防接種も、打たれてしばらくは泣いたが、すぐに平静に戻った。だいたいうまく回せたかな。結局赤ちゃんはお腹がすいて泣くことがほとんどなわけだが、病院到着早々に地下駐車場で一度直母で授乳、次に待ち時間の途中に人工ミルクを一度あげたのと、最後に、さっき書いた、診察終了後会計待ちの時間に直母をした、合計3回の授乳をうまくできたかな。

ということで、通院についてはここまでだ。初めてのお出かけだからさっさと帰ればよさそうなものだが、どうしても外せない用事があったのだが…長くなるので分けるか。不定期更新のくせに途中で切るとは何事かといったところだが、できるだけ早めにアップします。
久しぶりに更新。8月28日金曜日の予定日を過ぎた。本当は予定日に更新しようと思っていたのだが、もう文章書き力が衰えてしまって、ちゃっちゃと書けなくなっている。ちなみに生後○日とか、日齢とかいうが、生まれた日を0日と数えるパターンと1日と数えるパターンが混在しているようだ。どっちでもいいようなもんだけど、混乱するな…。ちなみにこのタイトルは0日の方法だ。産まれた子供を0歳と数える、満年齢に準じているので、こちらが合理的だと思うので。まあ別に数え方式でもなんら問題はない。

さて、わが子は今日もお母さんとおっぱい戦争を戦っている。というのは、だ。当初妻は、赤ちゃんが起きるごとに直母し、足りない分を解凍母乳を哺乳瓶で与えて補足し、満腹にして寝かせるというサイクルで授乳していた。これはGCUと同じリズムだ。

しかし、このサイクルは長く続かず、やがて悪循環が始まることになった。ある時、直母しようとしても赤ちゃんがギャン泣きで飲まなくなってしまったのだ。そして哺乳瓶だと飲む。もちろん、哺乳瓶のほうが飲みやすいからだ。これが早産児によくある、一番マズいパターンだ。

①直母は飲みにくい、もしくは量が足りないので赤ちゃんは嫌がる。
②しかたなく、解凍母乳や粉ミルクを哺乳瓶で与える。
③赤ちゃんは飲みやすくミルク切れのない哺乳瓶に慣れる。
④吸ってもらえないため、母乳の出は悪くなる。→①へ戻る。


これを繰り返してしまう悪循環だ。で、対応策をGCUとの相談の結果、スパルタ式で行くことになった。具体的には、哺乳瓶での授乳は基本的にとりやめということだ。直母しかしない。赤ちゃんは、さすがにお腹がすいてくると仕方なく直母でも飲んでくれるが、20~30mlしか飲めない。当然おなかいっぱいにはならず、下手をすると1時間とかでまた泣き出す。その場合はまた直母。出が悪くても直母。

さすがに寝る前だけは哺乳瓶で心行くまで与えて長時間(といっても3時間くらい)寝かせるが、それ以外は全て直母で済ませる。授乳のインターバルは短くなるが、哺乳瓶の消毒が不要になるし、搾乳もあまりしなくなるので、そこまでしんどいわけではない…が、1時間半ごとの授乳なんて、やはりしんどいだろう。

哺乳瓶は、前述の寝る前のほかには、鉄剤等の薬を与えるときだけ用いる。せっかく揃えたmedelaのcalmaはお蔵入りさせて、コメント欄で教えてもらったヌークに切り替えた。私にしちゃあ言わんこっちゃないという気分なのだが、まあどれで飲ませるかは妻が決めることだから仕方ない。ちなみにcalmaはおしゃぶり代わりに使ったとのこと。つまり、「これを吸ってもミルク出ませんよ」と教えるということだ。なかなかのスパルタっぷりだ。

一応、事態は改善の方向に向かっている。妻のミルクの出はよくなってきている感触とのこと。あとは、妻の消耗だが…こればかりは助けようがない。まだまだ実家にいるので、訪ねたときは色々引き受けるが、平日の昼間などはしんどいだろう。一度の哺乳量が上向くのをじっと待つしかないが、これは赤ちゃんの哺乳能力と妻の生産力の低いほうが壁になるので、どちらも伸びてきて欲しいものだ。
出産のとき にも書いたが、一昨日の息子の退院という節目をもって、このブログもひと区切りつけようかと思う。ひと区切りつけるといっても、全く消え去るつもりではないとだけは、最初にお伝えしておくが…。

理由についてだが、そもそもどういう思いでこのブログを開いたかから、つらつら書かせてくださいな。

発端は、もちろん21wに妻が突然切迫流産と診断され、検診から家に帰ることできず入院してしまったことだ。まあ、今にしてみれば、世の中にはよくある話なのは分かるのだが、当時の我々にはまるで降って湧いた災難ではあった。

当時、病院にとどまることになった妻をおいて、家ではネットでいろいろなことを調べた。やはり参考になったのは、皆様のブログ。特に、アカボシさんのブログ 、および別に立ち上げられたサイトの「セッパクエスト 」、この2つの情報量には助けられた。だから、彼女のブログはアメブロでないのだが、ブログを立ち上げた時点から、お気に入りとしてリンクを貼っている。ちょうど、彼女は我々の2年前のほぼ同日(おそらく1日違い)を行くような時系列でもあったので、わかりやすいというのと、なんか勝手に縁を感じて(笑)。

そんな生活もしばらく経ち、私も、色々調べて自分なりに整理でき始めていた情報や、切迫や前置の体験を共有してネットに還元したいと思い始めた。そんな気持ちで立ち上げたのが、このブログだ。

そう、私がやりたかったのは、情報ブログ。日々の日記というよりは、日々の情報、もしくは単に情報ということね。もちろん日々の日記ブログ自体を否定するものではないよ。たとえば切迫で入院を余儀なくされている妊婦さん本人が何を辛く感じ(特に薬の副作用)、何を楽しみに日々を送っているのか。これは、自分の妻もきっと感じていたことだろうから、読んでいて勉強になった。ただ、私のやりたいのはそうではなかったということだ。(時々情報ブログからは逸脱したエントリをあげたこともあるけど、やはり毎日の更新はしんどかったので、お目こぼししてやってつかぁさい)

ただ、情報ブログとなると、ネタがどうしても必要になってくる。どんな文章でも、書くことが決まっているなら、あとは単純に書くだけだ。しかしネタが決まっていないなら、まず何を書くか決め、必要なら内容に関わる調査をして、そして書く、最後に推敲するという手順が必要になる。この前半工程が大変なのだ。それに、推敲もしんどいもので、きちんとはできていないエントリも多い。書く工数は全体の10%くらいではないか。

治療で何か変わったことがあったなら、それをネタにすればよいのだが、そんな日ばかりではない。となると、何かしらネタをもっていなければ、少なくとも毎日更新をする工数は取れないということだ。しかし、当時、切迫や前置に関しては初心者だったが、過去の18トリソミーや出生前診断、不妊治療、着床前診断なども含めれば、ネタは豊富に持っていた。

しかし、これらは所詮は過去のネタであり、そのようなネタを取り崩しての更新はいつまでも続けることはできないこともわかっていた。しかし逆に、期間を区切れば更新し続けられると思い、当初は出産までと心に決めて、毎日更新し続けることをひとり決めた。それでも時間が足りなくて、しょぼいエントリだけの日であったり、メンバー限定のエントリのみであったり、時間がなくて書きっぱなしで推敲ゼロでアップした日もあったりしながら、更新自体は続けることができた。

そうこうするうちに、予想よりだいぶ早く妻が出産した。過去ネタを吐き出しきっていなかったこともあるし、NICUやGCUの体験談もまた、知らない人にとってはそれなりに貴重な情報かもしれないと思い、今度は退院をブログの区切りにしようと思い、書き続けてきた。↓はドラゴンボールの、ある意味名台詞だが、鳥山先生の気持ちが良く分かった。いや、ドラゴンボールのような人気漫画を引き合いに出すのは恐れ多いけど(笑)。

亀仙人<最終回じゃないぞよ。もうちっとだけつづくんじゃ。

実際、突然の出来事であった出産とは違い、退院の日取りは当初からある程度見えていたこともあり、一応「回想」のエントリも、時系列的にリアルタイムのエントリにつながるまで書ききることができた。

幸いうちの子には後遺症も見つかっておらず、今後の子育ては、かなり通常の子育てに近いものになるかと思われる。このブログは、少し特殊な、18トリソミー、出生前診断、不妊治療、着床前診断、切迫早産、前置胎盤、早産、NICU、GCUあたりのケースの情報提供の場でありたいと思うので、あまりそれ以外の情報を書いて主旨をぼかしたくはないと思う。すでにチャイルドシートとか保険とか、そういう、「少し特殊」ではない情報も混ざり始めていることでもあるし。

一区切りつける理由は、こんなところだ。今後のことは決めていないが、今尻切れトンボになっている内容(車とか保険とか)にめどがついた時とか、あるいは1ヶ月検診とか、そういうイベントがある時には突発的にブログを更新するかもしれないし、今まで自分のブログの更新に忙殺されて追いきれなかった皆様のブログを読むとかもやってみたい。ただ、違うブログを立ち上げるというのだけは、当面はしない。さすがに記事更新は休みたい。

正直、書きたいことは95%くらいは書ききった。あとの5%は、「あ、書き忘れた。しかも今書いても流れ的におかしいから書けない!」というようなものが大半なので、ちょっと書きようがない。ブログを書くことは、商売が絡む話でもないので、自分だけで今後の道を決められる。よかった。そういうわけで、区切りをつける今、心境としては、やりきることができた、というところだ。

その5%のうち、一点だけ書いておきたいことがある。それは、二人目についてだ。現在、4軒目クリニック (リンク先はメンバー限定)は、そこそこグレードが良い均衡卵が2つある。特定不妊治療の助成もあと3回残っている。したがって、二人目にチャレンジする土壌はある程度整っている。もっとも、また切迫や前置になったときにどうするかという方針はまだ立っていない。入院となると、上の子がいる場合は、今回とは全く違う問題を多く抱えることになるので、チャレンジする前には、入院時にどうするかというのをきっちり決めておかねばならない。

ただいずれにせよ、妻は、あまりにもしんどかった今回の妊娠から、二人目は無理だと言っている。気持ちが変わる可能性はあるが、今のところ二人目を視野に入れることは拒否している。二人目を視野に入れるかというのは、例えばチャイルドシート選びで二人目を考えておくとか、学資保険で兄弟割引を見越しておくとか、だ。

このブログを読んでくださっている方には、不妊治療中の方もおられる。その方から見ると、なんとももったいないと思われるかもしれないが、ひとつわかったことは、「不妊治療は辛いが、妊婦生活も辛い、かもしれない」ということかなぁ。いずれにせよ、妻の意思はもちろん尊重すべきことではあるので、申し訳ないが、ご理解いただきたく。

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さて…。最後になりましたが。今まで読んでくださった皆様、イイネやコメントをつけてくださった皆様、ありがとうございます。自分で決めたこととは言え、毎日の更新はしんどいもので、アクセス数、イイネ、コメントが更新の原動力となりました。

また、このエントリをあげた後にこのブログにたどり着いた方、なにか一つでも、あなたの知りたかった情報をおみやげにする事が、もしできていたなら、幸いの至りです。

2015/8/20 tplhusband
ついに昨日、わが子はGCUから退院した。誕生日が6/24だから、2ヶ月近く入院していたということになる。

妻は午前中に外来を受診。私は11時に来客があり仕事を抜けられないので、午後半休を取得(お客さんは10分で帰った、何か話があるのかと思ったら挨拶だけだった、なんだそれ!)。妻はそれまでに、病院そばのアカチャンホンポで、medelaのcalma(哺乳瓶)を買い足した。こないだ私が、3個並んでいるうちの2個を買ったため、残り1個しかなかったらしいが。私が買った後、倉庫から補充されてることを期待したが、そんなことはなかったようだ。

私は午後2時前に病院に到着。妻のご両親は現役なので仕事だが、うちの母も来た。ベビードレスを着せて、クーハンに入れて記念撮影。しかし、爆睡中の息子。しかし、いくら暑さは盛りを過ぎたといってもこれは暑そうだということで、早々にベビードレスを脱がせ、クーハンから出して抱っこに変更。

はじめてベビーシートに息子を乗せるのにも苦労したが、息子が爆睡し続けていてくれたことが今度は吉と出て、泣かせることもなく妻の実家に到着。

そこからはひたすらわたわたしていた。晩飯をいただくまで妻の実家に滞在したが、やはりミルクをあげる段取りがきちんと取れなかった。妻が直母している間に私が冷凍母乳を解凍し、直母後は私が哺乳瓶で授乳して妻が搾乳するという流れのはずだが、どの容器を使うだとか、そういうことがまだ固まっていないのでどうしても手際よくは行かない。しかも今後は妻が一人でこの作業を全部行わねばならない。大変だが、まあルーチンが固まれば少しはマシになるだろう。

ちなみに息子は、最初の授乳後にはなかなか寝なかった。泣いていたわけではないが、ひたすらきょろきょろしていた。やはり環境が変わったので何かしら不思議だったのかも知れない。

私は、翌日も仕事があるので午後7時には妻の実家を辞して帰ってきた。家に帰ってからでもライブカメラがあるので息子の様子は分かる。

これからしばらくは、妻の苦労が続く。平日の仕事後にはそう簡単には行けないが、イクメンと呼ばれるためにもできるだけ手助けはしたい。

退院に向けて最後の検査、人工ミルクアレルギーの結果が出た。先週、24時間人工ミルクのみを与え続けたのだが、特に影響は見られず。先生は、治ったとは言わないが、少なくともまる1日程度では影響が出ないという結果を告げた。

先生は、今回のミルクアレルギーは、子供によくあるアレルギーとは発生機序が違うと前置きしつつ、今後、たとえば卵とか小麦とか、アレルギーが出た場合の対応についても説明してくださった。今は、何らかのアレルギーが出た場合、その食品を完全に避けることはせず、少量は食べさせる対応が普通らしい。もちろん、小児科には相談した上でのほうが良いだろうが。

そのへんはともかく、検査が問題なく終了したため、本日、わが子は退院予定だ。日曜にも退院可能とは言われていたのだが、妻が尻込みしていたのが大きな理由で少し延ばした。まあ、本日妻の外来(産科のフォローではない)があるので、それ以前に退院してしまうと外来が大変という理由もあったが。

退院に向けて、こまごました準備を色々しているので、まとめておく。

まずチャイルドシートについて。結局、タカタのsmartfix basic にした。アセスメントで乳児モード、幼児モード両方で「優」を取得しているし、まずまず座面も低い。価格は高めだが、安全性を買ったと思えばよい。しかし、10kgを超える重量には参った。シートは決して持ちやすい形状でもないので、付け替えは一苦労だろう。

次に哺乳瓶について。妻は、搾乳してビンに入った状態からそのまま飲ませられることを重要視しており、medelaのcalma にした。ヌークのような飲みにくいタイプも提案したが、看護師によるとまだ少し早いらしい。calmaも一応、吸わないと出ないタイプなので、まあいいかという感じだ。問題は、このcalma高いのよね。

あと、私とは引き続き別居状態になるので、いつでも赤ちゃんを見られるよう、赤ちゃんポジションに見守りカメラ というものをつけてくれた。つけてくれたといいつつ、セッティングしたのは私だが。初心者でも安心、かんたんに設定できるというのは嘘だろ。WPS設定できるはずなのだが、なぜかうまく接続できない。無線ルータがBUFFALO製だからか?

だったら、手動で設定するしかないが、このようなコンソールのついていない機器の設定は一苦労だ。まず有線LANで接続してリモートで入り、ブラウザベースで設定するのだが、妻の実家の無線設定がわからん。WEPなのかWPAなのかTKIPなのかAESなのか訊いても、「わからん」だからなぁ。色々試行錯誤したが、2時間くらいかけてやっと設定した。

あと、Skypeも設定した。今まで使ったことなかったのよな。私のデスクトップPCにUSBカメラをつけて、ソフトをインストールしただけ。妻のほうはタブレットで通話することにした。最近(というか一昨日)、私がスマホをMNPして別キャリアになったので通話が有料になったから、タダで話せるSkypeがありがたい。

ちなみに、私のスマホだが、なんでこんな忙しい時期に機種変更するのかと言われそうだが、今月がドコモの2年縛りがとける更新可能月だったので仕方ない。むしろ子供が退院する前に特急でMNPしておいたというのが実際のところ。選んだ機種は、auのURBANO V01。去年の冬モデルだが、在庫処分品として売られていた。後継機のV02がスペックダウンして地雷という評判なので、V01はむしろ望ましい。オッサン向けの機種という位置づけだが、とにかく安い。もちろん本体は一括0円だし、機種限定のりかえ割 の対象で、毎月割も3000円近くあるので、今後2年間の維持費は2100円/月になる予定。もちろん通信量7Gでだ。子供が産まれたんだから節約しないとね。

昨日書いた保険については、もちろんまだ継続検討中。ただ昨日、終業後にフコクの学資保険を扱っている店舗に行ってきた。フコクの学資保険の設計書は後から送られてくるらしいが、どうもweb見積もりよりは安くなり、メットライフの終身保険とはたいてい同程度になるらしい、それなら終身保険を選んじゃうと思うけど…。まあ、他にも掛け捨ての収入保障保険(これは昨日は書かなかった)でも別の提案をしてくれたからいいや。

さて、何事もなければ明日退院の報告ができるはず。何事もありませんように。
一昨日、病院そばのほけんの窓口に行ってきた。子供が産まれたからには保険を見直すのは、人生設計上どうしてもやっておかねばならないからだ。

今までの保険は、おおむね以下の通り。

1.生命保険 単体での契約はなし。住宅ローンの団信があるので、ローン残高程度の死亡保障と言える。子供がいない夫婦の保障としては十分だからこれ以上は加入していなかった。

2.医療保険 夫婦ともに終身型の保険に加入。入院保障3000円/日だったのだが、今回の入院の経験から、やや足りないということがわかった。

3.がん保険 夫婦ともに終身型の保険に加入。

4.損害保険 自動車保険

今回相談した内容は多岐にわたる。

①学資保険の申し込み
②生命保険の見直し
→ただし私がSAS(睡眠時無呼吸症候群)持ちなので、加入できないケースも考えられる)
③損害保険
→子供が他の家の子供に怪我をさせたり、他の家のモノを壊してしまった場合の補償のため。
④医療保障の見直し
→私のSAS、妻の切迫早産のために加入できないケースも考えられる)

まあ、一番の興味は①の学資保険についてだったので、ここでは学資保険について記す。

学資保険は、事前の調査ではソニーかアフラック、フコクの3択という感じだった。このほけんの窓口で扱っているのはソニーとアフラックの2社だが、単純な返戻率という意味ではソニーのほうが上。ちょうどwebで見積もりができるようなので、窓口で出してもらったのと同じ条件になるように調整してみた。




毎月約15000円の払いで、17歳満期で330万円の受け取り。返戻率107.7%。

学資保険のページは、ぱっと見ると110%を超える返戻率のプランが目に入るようになっているのだが、それは一時払いやそれに近い払い方でないとなかなか届かない。一時払いと言うのは全額先払いということで、不妊治療でピーピーの我々には到底無理なのだが、がんばれば年払いくらいは可能だろう。そうすれば、一時払いには及ばないにしても返戻率は上がるので、検討の価値があるだろう。


しかし、説明の人が勧めてきたのは、学資保険の代用として使える終身保険。実際、学資保険の相談に行って終身保険を勧められるケースは多いらしい。検索してみたら色々なサイトが引っかかる。

好意的な説明:学資保険と積立と終身保険の違いについて語ってみる

否定的な説明:学資保険に入ろうと思ったら終身保険を勧められた!

んー。保険マンの手数料とかどうでもいいんだが…。ただ、違いは把握しておきたい。

お金の貰い方 :
学資保険 : あらかじめ決められた貰い方しかできない。もっとも分かりやすい例としては、17歳時に全額。他にもバリエーションとして、18歳で全額とか、中学・高校の入学時にも一部分けてもらうとか色々あるが、選んだパターンは変えられない。

終身保険 : 任意のときに貰える。後回しにすればするほど高利回りに。部分解約も可。

早期解約 :
学資保険 : かなり減らされる。

終身保険 :
散々に(学資保険よりも激しく)減らされる。

私が死んだとき:
学資保険 : その後の保険料支払いが免除される。お金の額と時期はかわらず、満期(さっきのプランだと17歳)時に予定額をもらえる。

終身保険 : そのときに保険金が下りる。満期時期にもらえるお金よりは多くなるが、掛け捨ての保険に比べれば額は格段に落ちる。

子供が死んだとき:
学資保険 :
払い込んだ保険料がそのまま戻ってくる。利率はなし。

終身保険 : 保険自体に子供は関係ないのでそのまま。

まとめると、私や子供が死んだケースでは、終身保険が優れる。これが保険マンさんが勧めてきた理由だ。もし返戻率が同じなら、終身保険が優れているのは間違いないだろう。終身保険の劣る点は、早期解約くらいだ。

じゃあ、終身保険の返戻率はどれくらいなんだよ、ということであるが、webでは適当な資料がない。しかもプランの紙を貰い忘れていて(郵送してくれる)、正確な値は分からないが、17歳時の解約で確か返戻率が107%台、つまりソニーの学資保険と同程度だったかと思う。その後ほっとくと、返戻率がどんどん上がる。確かに、手元の資料だと、30年持っておくと返戻率は122%とかになる。この数字を見れば目が眩みそうだ(笑)。

この2択なら、そりゃ終身保険にするよね。まあ確かに、終身保険に誘導されるのは無理もないことだ。

なお、終身保険には死亡保障がついているので、私のSASが問題となる可能性があるが、メットライフの場合は、一般に数ヶ月以上継続して治療している場合は加入が可能らしい。

よし、メットライフの生命保険に入るか!とはならないのが私の一筋縄では行かないところ。

さっきの、「否定的な説明」のサイトに書いてある情報。参考にさせていただいてなんだが、正直なところ、かなり偏った見方だというのが第一印象だ。なにしろ終身保険を勧めない理由として最初に挙げるのが、保険マンの手数料が高いからというのは、説明としてあまり上手ではないと思う。先に、終身保険のデメリットを挙げて、「ではなぜ保険マンが終身保険を勧めるのかというと、手数料が高いからだ」のように書いたなら、ははぁ、なるほど、と思うのだが。ブログ主さんごめんなさい、でも、だとしても有用な情報を得られたので感謝している。

将来の大学進学準備のために学資保険に入るならば日本生命の学資保険、フコク生命の学資保険が戻り率(利回り)が良いです。

とのこと。ふーん、ソニーでもアフラックでもないんだ。ということで、できるだけソニーに条件を揃えて(17歳満期、月払い、満期金額330万)シミュレーションしてみた結果、確かにニッセイもフコクも返戻率が高い。フコクだけはwebシミュレーションの都合上満期金額を変更できなかったのだが、とりあえず返戻率だけ見て欲しい。






返戻率だけまとめると、

ソニー 107.7%
ニッセイ 108.3%
フコク 109.3%


ということになる。終身保険の返戻率がソニー損保とおおむね同等だから、フコクくらいになるとあえて学資保険を選ぶメリットも出てくる。ニッセイではボーダーライン上かな、という気はする。

ちなみに、先ほどのリンクのうち、好意的と書いてあるほうに書かれていた情報として、契約者を妻にする方法もある。

ソニー 108.4%
ニッセイ 109.2%
フコク 110.1%

これは女性のほうが死亡率が低いからとのことだ。性別だけでなく年齢も関係がある。私と妻は3ヶ月しか年齢差はないが、現在は誕生月の関係で妻のほうが1歳下だ。しかし、私の年齢を1つさげてシミュレーションしなおしてみると、ソニーは変化がなく、ニッセイとフコクはわずかに返戻率が上がった。まあつまり、年齢より性別の影響のほうがはるかに大きいということだろう。

我々に対応した保険マンはこのことを教えてくれなかった。終身保険でも妻を契約者にすれば返戻率はあがるだろうが、まあ、終身保険に誘導したいのならこれは言わないだろう。終身保険に関しては、私が死んだときの妻子の生活の保障ともリンクしているから、簡単に妻を契約者にできないからだ。

ただし、終身保険のメリットも捨てがたい。死亡時の保障に関しても有利ではあるのだが、それよりも、(学資保険で言う)満期時期を超えて持ち続けることができ、その際に利回りが大きくなる点が大きい。

しかし、こと17歳満期でおろすのならフコクの学資保険のほうが優れているのも事実だ。しかも、大学入学時にはある程度まとまったお金が必要になるのは目に見えている。ということは、

大学入学時に取り崩すと思われる資金は学資保険で積み立てる。
それ以降も持ち続けると思われる資金は終身保険で積み立てる。

とミックスするのがいい気がする。もちろん、大学入学時にいくら取り崩すかなんてことはわからないから、ある程度見込みでやっておく必要がある。

ということで現在は、フコクを扱っている窓口に行こうかと画策中。
前の回想

無事妊娠して、地元の病院に通い始めた妻。今回も悪阻はひどく、急に何かを食べたくなる症状が現れるのが大変だったが、なんとか乗り切った。

まあ、乗り切ったとか言いつつも、一番大変なのは妻だ。苦しさの程度は人それぞれとは言え、切迫での安静やウテメリンやマグセントの副作用を乗り切った妊婦でさえ、一番辛かったのはそれらでなく悪阻だったと言うというのはよくある話だ。

そして悪阻を乗り切ったころ、出生前診断日本一のクリニック (リンク先はメンバー限定)に行こうということになった。

今回は、単純ミスがない限り、今まで我々が苦しんだ18トリソミーをはじめとする染色体異常はない。それでも、染色体異常がなくてもなんらかの先天性異常がある可能性はある。とはいえ、それ以上に、先生にこれまでの経緯、つまりうまく着床前診断を受けて妊娠できたことを報告したいということでの受診だ。

こういう受診理由だから、わざわざ悪阻の中、初期ドックを受けることはせず、中期ドックを受けることにしたのだ。それに初期ドックでわかることは、主に染色体異常の可能性の高低なのに対し、中期ドックでは、脳や心臓、眼球、へその緒等の重要な臓器の構造異常がないかということを調べるので、着床前診断を受けた以上、初期ドックよりは中期ドック、後期ドックを受けたほうが意味がある。

ということで、19w5dに、中期ドックを受診しに行った。先生は開口一番、

「お腹が張ってるねえ。今の時期でこんなに張ってるのは注意しなあかん。安静にするようにね」

みたいなことを言われた。これは重要な指摘だったのだが、そのときはまだ事の重大さも知らず、胎児の状態に気を取られていたこともあり、結果的にこの指摘を十分に活かす事ができなかった。

ただ、このとき、

「安静にしていると、出産のときに体力がなくて困ったりしませんか?」


と訊いたのに対し、先生の答えは、

「いやいや、ずっと入院して安静にしてる人でも子供産んでるやん。体力なんてなくてもお産はできる!」


と力説された。このときは、世の中に切迫の妊婦さんがたくさんいるということは知らなかったわけで、はじめて、体力をつけることより、安静にすることが重要であることを知らされたのだ。まあ、そんなことは常識だったのかもしれないが、とにかくこの先生はいつも我々に情報をくださる。もしかしたらこの言葉を聴いていなければ、今後の生活が少し違ったものになり、結果も違っていたのかもしれない。

ともあれ、胎児のほうの検診結果は異常なし。後期ドックも是非受けてくれ、脳の状態をより詳しく見られるから、と言われて、我々もその気になったのだが、結果、我々が後期胎児ドックを受診することはなかった。なにしろ後期ドックといえば29~30wに受けるもの。妻は29wには前置胎盤で入院中であり、30w5dに出産してしまうのだから。

この伏線が、このブログの最初のエントリ、21w1d につながるのだった。
なんかこのブログ、お金の話ばかり書いている気がするけど、今日は赤ちゃんの医療費についてだ。

以前のエントリ で、未熟児養育医療制度と、乳幼児医療保障制度がかぶっているが住み分けがわからんということを書いた。

その後、何の因果か、これらの制度を実際に使うことになったのだが、今もってよくわからんというのが実際のところだ。役場から貰った書類と実際の処理が違うような気がしてならない。我々の負担はおむつ代くらいなのはかわりないので文句はないのだが…。

おむつ代といっても月3万とかはしているのだが、まあそれはそれとして。

このへんの仕組みをあらためてちょっと調べたのだが、分かりやすそうな資料 として大津市の物を見つけた。このPDFの最後にある図がわかりやすい。うちの自治体でもらった資料にも似たような図が書かれていた。

まずは単純な医療費外から書こう。医療費外に助成があるのは未熟児養育医療のみで、これは簡単。食事療養費(ミルク代)だけに助成があり、おむつ代には補助がない。

問題は医療費。4階建ての複雑な構造になっている。

①健康保険制度により、保険者が8割負担する。
②残り2割も高額療養費で頭打ちになり、オーバーした分の費用はやはり保険者負担となる。
③(乳幼児医療保障は市町村によって違うが、たいてい)残り2割のほとんどは市町村が負担してくれる。
④医療費の残りわずかなぶんも未熟児養育医療で負担される。

したがって、我々患者側の医療費の負担分はない。←結論はシンプル

しかし、医療費を全部補助してもらうには、健康保険の高額療養費制度、市町村の乳幼児医療保障、そして未熟児養育医療を大車輪に活用する必要がある。高額療養費だけは入院日数次第では適用外になるかもしれないが、NICUの保険点数はMFICU以上に高いのでたぶんあっという間に到達する。

ということがこの資料からは推測され、我々はこのように解釈していたのだが…。


実際に我々は、健康保険組合に、赤ちゃんの分の高額療養費の限度額認定証を請求し(当然その前には赤ちゃんの健康保険証を発行してもらう必要があった)、役場から乳幼児医療と未熟児養育医療の認定証を発行してもらい、このあたりの認定証を医療事務に提出したのだ。

ただしうちの住所地からみて病院は越境地で、このようなケースでは乳幼児医療費は天引きできず、事後申請で取り戻さなければならないと書いてある。従って、窓口でおむつ代と乳幼児医療助成分を支払って、後日役場から後者のみを取り戻すのだろうと思っており、こちらは窓口には提出しなかった。

しかし医療事務の人は、未熟児養育医療の認定証だけが必要ということで、高額療養費の認定証はいらないよと返してきた。つまり、さっきの箇条書きの②に該当する高額療養費分を健康保険組合から取らなかったということだ。また、本来立替となる、さっきの箇条書きの③の乳幼児医療助成ぶんも請求されなかった。

どっちにしろ、結局、我々の負担はおむつ代だけだった。

ということはなんだ、事務処理としては、②のぶんも③のぶんも④の未熟児養育医療から引っ張り出したということなのか?さすがに保険証の提示は求められたから、①のぶんはたぶん健康保険組合から出ているのだろうが。

我々としては支払い額は同じだからいいのだが。もしかして、④の未熟児養育医療に過大な負担がかかっていないか?このお金がどこから出ているのか知らないが、私がここの金庫番なら怒る所だ。ちゃんと②と③からも取れる分は取って、残りを申請して来い!と。

せっかくだから調べてみた。未熟児養育医療は、母子保健法20条 で決められている。

4  養育医療の給付は、都道府県知事が次項の規定により指定する病院若しくは診療所又は薬局(以下「指定養育医療機関」という。)に委託して行うものとする。

んー、金庫は都道府県?鷹揚だなー。

まあ、私の考えが間違っているのかもしれない。きちんと、都道府県が保険組合や市町村に応分の負担を求めているのかもしれない。ただ、いずれにしてもよくわからないというのが正直なところだ。ま、負担がない以上文句を言うのもおかしいので傍観者に徹することにする。