先週末、カーナビのVer UPの待ち時間の間、他メーカー含め3台
のクルマに試乗しました。
まず試乗したのは、SUBARUインプレッサ。

日本カーオブザイヤーを受賞し、あっちこっちのメディアで
称賛の声が続けて上がっているこのクルマ。
今回試乗したのは、スポーツの2.0i-L Eyesight AWD。
 
乗ってみた感じですが、まず加速性能はいたってスムーズ、
リニアトロニック、つまりはCVTということもあって、ギクシャク
感は全くなく、エンジンも低速域から力強さを感じました。
特に驚いたのが50km/h道路で走行した時のこと、走行安定
性がすごく良くて、ロードノイズも思っていたより少ない。
車線変更も、いい意味でカッチリした足回りだったこともあり、
スムーズにできました。
タイヤも17インチで、偶然にも私のクルマと同じ、BSのTURA
NZA T001を装着。
グレードがi-Sになると18インチになりますが、走りとしては
この方が快適かもしれません。
スポーティな走りを持ったクルマであることに違いはなく、
欧州車との差も多少はあるものの、思っていた程の差は
感じませんでした。
走りの面では、本気入れたなと思ったくらいで、気になる点
は・・・特に見つからないくらい、ホントに乗心地は良好です。
ただ、MTの設定があってもいいかな・・・
強いてアラ探ししようものなら、アイドリングストップから
再始動した際の発進がいつもの感覚でやると、少々乱暴
な発進になってしまった点。これはまあ慣れということで。
 
もうひとつ驚いたのが、内装。すごくよくできていて・・・
ピアノブラック基調でまとめられていますが、質感は高く、
インパネスイッチもわかりやすく配置されていて、メーター
もとても見やすいです。
室内も頭上空間が思った以上にあり、居住性は抜群。
 
安全装備面では、EyesightのVer3が装備されていて、
隣の車線でクルマが接近すると警告も出るように。
この装備ってどこまで進化するものなんだろう・・・
そして、歩行者エアバッグが日本車で初装備となったのも
見逃せません。
他に細かい所で、これは前からですが、スポーツは勿論、
セダンのG4でもリヤワイパーが装備されている点が私的
には好印象。
一時、トヨタでもプレミオやアリオンで標準装備化されて
「おおっ!」と思ったものですが、結局後のマイナーチェ
ンジで寒冷地仕様だけに装備という展開に・・・
年に数回とはいえ、特にこの時期、雪が積もった時とか
どうする?ってよく思うわけで、私が前に乗っていたマー
クIIでもオプションで選択したほど。
この辺の考え方はさすがだな・・・と感じました。
 
グレード展開としては、1.6Lと2.0L、いずれもNAでリニア
トロニック。
1.6Lターボあたりがあってもいいのかな?とも思いまし
たが、ターボが欲しいならWRXやレヴォーグという選択肢
もあり、この辺は割切っているんだなと感じました。
 
クルマの完成度は思った以上にすごく、COTYで高得点
になったのがわかったような気がします。