東京モーターショーのスライドショー、19日までに全3編を
TPHと本ブログにリリースが完了しました。
早速見ていただいた方もいるようで、ありがとうございます。

撮った写真の採否選択、画質調整、そして撮ったクルマの
スペックを噛み砕きながら、制作に約1ヶ月を要しました。
2年前にもスライドショーを作っていますが、その時よりも
写真の枚数が多く、時間もやや長いものになりました。
ターンテーブルを回っているクルマは、極力動画を使って
多く盛込もうと試みましたが、カメラのバッテリーがなくなり
そうになったりもして、難しいところもありました。
それもあって、乗用車でも全ブースまで回りきれずでした。
屋外にトラックなどの架装メーカーの展示もありましたが、
時間の制約上あまり見られず、この辺ももし回れていれば、
商用車編がもっと楽しくできたのかもしれませんね。

現地では、1つのクルマにあまり時間をかけてまでは見て
いなかったので、後で写真を整理していて感じたことも
ありました。
まずは、前にも書いたかもしれませんが、「エコ路線」の
方向性が変わってきたこと。
ハイブリッドのラインナップがここ数年で格段に増え、販売
台数も多数が上位を占めはじめました。
ただ、個人的にはそれが「ハイブリッド以外はエコカーでも
何でもない」という風潮が何となくできていたような気も
しているんです。
ハイブリッド以外の選択肢がまだ普及していなかったことも
いち要因かもしれませんが、電気自動車(EV)にディーゼル、
小排気量ターボなどなど、選択肢は確実に広がっています。
つまり、ハイブリッドだけに固執しなくても、いいクルマは
たくさん出てきたってことです。
私個人的には、「内燃機関だけでどこまで燃費を極めるか」と
いう考え方には賛成で、それが現に今乗っているクルマにも
現れているのかもしれません。

もうひとつ感じたことは、「ハイパフォーマンス」は決してなく
ならず健在ということ。特に輸入車でその傾向を感じました。
値段や日本の道路事情を考えると現実的とは言い難く、V型
12気筒とかツインターボとか、500PSオーバーとか、所詮いち
サラリーマンの私にはまず縁がないだろういうクルマばかり。
見方によっては時代に反するかもしれませんが、こうして走りを
トコトン追求するクルマが完全になくなったとしたら、クルマに
対するワクワク感というか楽しさというか、そういう要素も比例
してなくなっていくようにも思えました。
なので、こういったクルマは数少なくてもあるべきなのかなと。

なくなりかけていた「クルマの楽しさ」が戻りつつある・・・
編集していてそのように感じた気がします。

スライドショーを再度こちらにも上げておきます。是非どうぞ。

乗用車・国産車編



商用車編



乗用車・輸入車編