とざいとうざい
あなたは自分の中に居る自分と向き合ってますか?
時は平成ぐらいの時代世間に鳥羽山真理という作家の小説が出回りヒットする
が
その作家は直ぐに姿を消してしまう
編集者の秋里こだまは鳥羽山に憧れ探し続けていた、ある日作品を読み感動に浸っていると、
「悪童文庫」
なる店をみつけた。
気になった秋里は中に入っていく
古びた本が並び置かれて、その先になんと。
鳥羽山真理がいるではないか。
大ファンだと告げる秋里こだま
しかし鳥羽山は
「あれは小説にするためにかいたのではない、」といわれてしまう
秋里は上司、永田に伝えた
永田という男は自分の担当作家が3人もいなくなり苦悩していた…
秋里の連絡に永田はいい機会だと悪童にむかうのだが…???
この作品に出てくる登場人物は
自分が可愛い、に尽きるかもしれない
嗚呼あと道徳がない。
タガが外れた人間程怖いものはないよ
鳥羽山はそういう人間の感情や人生を
見て、追い詰め、そして喰らうが如く文章にし、その人本来の化け物をださせる…
内面やもう1人の自分がでてくる、
それは我々も恐怖する
この作品 田中基、「悪童文庫」はそこに触れた作品ではないだろうか