【父の葬儀】湯灌について⑤ | すったりじゃん‥なブログ

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毎日の出来事や家族のことについて
思いついたことをテキトーに書いてます。
同居後に施設に入った義母(シヅ子さん)の病気の事や
介護の事なども書いています。
(シヅ子さんは令和5年6月に亡くなりました)
父ロスになってしまった母親についても書いています。

待つこと10分~15分

 

ふすまが開いて

花さんが

『どうぞお父様を見て差し上げて下さい』と笑顔

 

髭も整えて

顔色も少しだけ明るくしてもらって

経帷子を着せてもらった父がいた

 

経帷子を着た父は全然違和感がない

むしろ似合っている(笑)

横でオットと叔母が

「なんかすごく似合ってるんだけど~」と笑ってる

母も「あら、お父さん」と笑顔

私も弟もそこにいた全員が

一瞬で笑顔になった

 

花さんが

『こんなに経帷子がお似合いの方は

なかなかいらっしゃらないです』

『今までで一番お似合いの方です』と

褒める褒める(笑)

 

確かに『水戸のご老公様』のよう

(あくまでも娘の意見です)

 

似合う似合うと褒めまくったので

父も照れ臭かったに違いない

 

 

「そうね、似合っとうねウインク」と

父の笑った顔がふっと浮かんだ

 

 

 

賑やかに湯灌が終わって

       いよいよ納棺となる