最初のお見舞い | すったりじゃん‥なブログ

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毎日の出来事や家族のことについて
思いついたことをテキトーに書いてます。
同居後に施設に入った義母(シヅ子さん)の病気の事や
介護の事なども書いています。
(シヅ子さんは令和5年6月に亡くなりました)
父ロスになってしまった母親についても書いています。

特養に入所して最初の日曜

お土産を持ってシヅ子さんの所へ

 

受付でマネジャーの田中(仮)さんと会う

「シヅ子さんはお部屋ですよ」と

笑顔でお迎え。

 

さて、何してるかな?と部屋を覗いたら

横たわってテレビを見ていた。

私たちに気づくと、のそ~と起きた。

何やら不満気な顔、ヤバい感じ。

 

開口一番

『ここは冷たい人ばっかりや』と仰せ

オットがこちらを見て『やっぱりね』の顔。

 

「談話室に行こうね」と車いすに乗せる。

車イスに乗りながらブツブツ。

エレベーターの中でもブツブツ。

 

談話室でどれだけひどい扱いを受けているか

必死に訴えるシヅ子さん。

すごく顔つきが悪い。

 

「ナースコールするけど誰も来てくれん。」

「食事が済んでテーブルに一人にされた。」

などなど…『かまってちゃん』全開

「人手が少ないんだから、少し待とうよ」

「車いすなんだから動いていいのよ」と

となだめるが、ますますヒートアップ

 

「せっかく来てるのにこんな話か…」と

オットが言うと、今度はシクシク泣き出した。

「泣くほどの事か?」とオットが言うと

「みんなでウチをバカにしとる」

 

「他の話はないの?」

「ないよ。教えてあげよるのよ。」と

(それはそれは、ご丁寧に…💦)

 

「こんなところに入れられて、ウチはひとり…」

涙をハンカチで拭いながら言ってた。

 

こんなところって…言い過ぎやろ?

どこに行っても、最初の頃はこんな感じだ。

あまり気にしないようにしているが…

聞きたくはない。

 

これではいかんと話を逸らす

「おやつを持ってきたの」と差し出すと

「あのパンじゃないの?」←リクエストされてたの

「あのパンが売ってなかったの、ごめんね」

「じゃ、これでいい」と

コンビニの「焼きいも」を一口

「これ、おいしくないわ~」

「もう食わんでよか」オットが爆発

シヅ子撃沈

言葉を選びなさいよォ~シヅ子さん

 

これから毎週こんな感じだと思うと

行きたくなくなるわ。