イヌビワの雌木に 美味しい実がなり始めました 美味しそうなシロップも垂れています
もう 誰か食べたみたい 鳥も動物もこの甘い実が大好きです
ご存じでしょうが イヌビワは 雄木と雌木があって 雌木にしかおいしい実がなりません
雄木の方は 年中固い実がついいていて 美味しくありません
食べないほうが いいと思いますよ
雄木の実の中には イヌビワコバチという 小さなハチの卵が産み付けられています
このハチの卵が 実の中で成虫になり 雌は出ていき(出て行きしなに花粉を体につけていきます)
雄は実の中で一生を終えます(これは食べたくない)
イヌビワコバチの雌は イヌビワの雄木の実の中に卵を産み付け
雌木の実の中は 入ったら卵を産まずに出ていきます(この時体の花粉が雌木の実の中に入り受粉して
イヌビワの実は熟れて甘くなります)
ハチはどうも中に入ってみないと 雄の実か 雌の実かわからないようで
一匹の鉢が 何個ぐらいの実の中に入るのかはわかりません
雄木の実に産み付けられた卵は中で成虫になり 交尾して、、、つづく
甘く熟れた実は割るとイチジクのようで 味もイチジクです
タヌキさんやらおサルさんはたくさん食べて あっちこっちでうんこして 種を散布してくれます
ヒトは トイレでうんこして流してしまうので 役にたたん とイヌビワさんがゆうています


