気のせいかもしれないし、

そうでないかもしれない。

・・・ということがたまに、あります。


6日の深夜1:30ごろ、仕事をしていたら、

電話の親機のライトがついて、

でも、電話は鳴らなかったのです。


子機を見ても異常がなく、

実家で何かあったかしら・・・と思いつつも、

深夜に電話をかけるわけにもいかず、

ま、何かの電波に反応したのでしょう、

と思い直して、忘れていました。


翌日、実家に電話をしたところ、

ビーグルのたろべが亡くなっていたとのこと。

普通のビーグルよりひとまわり大きくて、

精悍で立派なオスのビーグルで

若いころは父の狩猟のパートナーとして

ウサギやキジや、ときにはイノシシなどを追って活躍し

深追いしすぎて迷子になったこともある

集中力のある犬でした。


父が狩猟をやめてからは、番犬になっていましたが、

その後、両親とともに年をとって老犬になっていました。

最近は散歩にも連れていってもらえなくなっていましたが

まだまだ元気に見えました。


3月11日は、津波の恐怖の中、

たろべも両親と一緒に避難したそうです。

母は、今後、もし津波が来たら、鎖を外して逃がしてやるのだと言ってました。


老衰だったようです。

虫の知らせだったのかどうかはわかりませんが、

個人的にはあまりたろべとは親しかったわけではないので

わざわざメッセージを送ってきたのだとしたら、

「じーさん、ばーさんを頼む」

ってとこでしょうか。

番犬として責任感が強い犬だったのかもしれません。