住宅ローンの選択肢を広げる方法の続きです。
年収を一定以上に維持
住宅ローンを借りる際には、年収から借入額が決まります。
会社員なら税込年収、自営業なら所得金額です。
金融機関によっては、貸出しの条件の1つの要素となる金額が
「400万円以上」「300万円以上」などと設定されています。
(多少少なくても、他の要因で借り入れが可能になる場合もあります)
特に自営業の方の場合、この最低年収を
3年間超えている必要があります。
確定申告書の内容も確認してみましょう。
また、会社員でも、営業職で歩合いなどのウエイトが高かったり、
残業などの割合が多い方の場合は、
年収が割引かれて見られることもあります。
健康でいる!
住宅ローンを借りる際には、
民間金融機関ではほとんどが団体信用生命への加入を条件としています。
そのため、健康でいることが住宅ローンを借りるための要素といえます。
「フラット35」など、一部に、団信加入を任意にしているローンもありますが、
団信なしでローンを借りる場合は、
万一の時に住宅ローンも相殺できる程度の生命保険に加入しているか、
あるいは、遺族が返済を続ける覚悟が必要ですね。
物件の選択にも注意
建築基準法等の法規に触れるような一戸建て、
専有面積が狭い(40m2未満など)ワンルームマンション、
木造の連棟式建物(タウンハウス)といったものは、
担保価値が低く評価されがちで、
民間金融機関での借入は一般的に難しくなっています。
物件の選択も、借りられるローンに影響を与える可能性があることも
頭に入れておきましょう。