
はじめまして、綠川拓です。
子供が3人いる5人家族です。全員男の子なので、毎日がてんやわんやですが、その中で幸せもかみしめています。
緑川家の長男としてこの世に生まれ、7歳以上年が離れた弟が2人います。
幼稚園~小学生までの間、サッカー4年・剣道4年・水泳8年とたくさんの習い事を経験させてもらいました。
残念ながらサッカーはセンスがなくうまくなりませんでした。4年間サッカーをして1回もゴールを決めることなく引退する出来の悪さでしたがチームワークの大切さを知ることができました。そして剣道や水泳は人並みにできるようになりました。
中学では漫画スラムダンクの影響と身長を伸ばしたいという野望から、バスケットボール部に入部し、高校もバスケットボール部に入部し、高校ではキャプテンを務めました。
しかし残念ながら、サッカー同様あまり上手くなく皆の方がうまかったです。ただ、皆と一緒に何かをやり遂げる、一緒に目標に向かっていく事の大切さを経験できました。練習はとてもきつかったのですが、今まで習ったスポーツの中で一番のめり込めました。
私自身、昔から親に、「あなたはやさしい性格だから人と関わっていく仕事に就いた方がいい。」親や親戚からも言われ続け、いつしか将来そういう職種に就くのであろうというビジョンがありました。
そこで、治療家になる原点となるきっかけが起こりました。
私は高校生の時、バスケットの試合中に足首をひねり、怪我をしてしまいました。リバウンドをした際に足をひねりながらの着地をしてしまいました。激痛が走り、仲間に担がれないとベンチに下がることができませんでした。
今でもあの痛みを覚えています、母親に迎えに来てもらい足を引きずりながら家に帰りました。
母親から、「クリニックに行って足を診てもらおうか」とクリニックに足を運んだのですが、
そこで出会ったのが私のリハビリをしてくれた理学療法士でした。
初めは「この先生は足を治すことできるのかな、、、」という不安。そして、バスケットがまたできるのかなという心配でした。
今思えばどうやったら痛みが消えるとかもわかりますが、当時は人生で初めての大きなケガに不安しかありませんでした。
そんな不安な中で理学療法士の先生が言ってくれた言葉はとても信頼を持てる対応と言葉を投げかけてくれました。
「すぐにバスケができるカラダを作れるよ」
今思い出しても力強い言葉だったなと思いだせます。
私の足首の痛みもいつの間にか痛くなくなり、「人の手でこんなにも痛みがなくなるんだ、すごいな、、、」と驚愕しました。『人との関わりも多く、困っている人の役に立てる』この仕事に惹かれ、理学療法士になるために学校に通う事になり、医療の知識を身に付け、国家資格をなんとか無事取得し、病院に就職しました。
ここで、大きな挫折をしました。
理学療法士として頑張ろう!というプロとしての自覚をもって患者様に治療をしていました。しかし、、、治せない。腰痛、肩こり、頭痛、ひざの痛み、、、治せない。
教科書にはこうやれば治せる、そう書いてあるのに治せない。驚きを隠せませんでした。
今思えば、痛む場所は一緒でも原因がそれぞれ違うことがわかるのですが当時は患者様を前にして教科書のテンプレート通りにやっても治せないことに不安になってました。
そんな不安な顔をきっと患者様は察したのでしょう。言われてしまいました。
今でも忘れることなく覚えています。
「先生って先生ですか?」
とても悔しかったです。それと同時に教科書通りでは人は治せない、そう確信しました。
たくさんの事を学んだ修行の日々
専門学校では、「カラダの知識を知るところ」であり、「技術を学ぶところ」ではない事に気づいた私は、そこから本気で勉強しました。
ゴッドハンドと呼ばれる先生たちからの指導をもらい、治療技術を多く学んでいき、その技術を臨床の現場で患者さんに行って、笑顔になって帰っていくのがより一層嬉しく思えたのも覚えています。
『人との関わりも多く、困っている人の役に立てる』改めて素晴らしい仕事だと実感ができました。
私に本気で治療を学ぶきっかけを与えて頂いた患者様、「先生って先生ですか?」とご指摘をくださった患者様から
「先生に出会えて本当に良かった」
そう言ってくださいました。最高の瞬間でした、今もしっかりと脳裏に残っています。
そして
私が自分の整体院をもったのには理由があります。
リハビリテーションで現場で患者様を診続けている中で、外来の方で腰の痛みや肩の痛み、ひざの痛みなどを我慢して過ごしている方や病院で長時間座って待っているのに、診断はあっという間で自分が思っていた診療がされずに不満を持たれている方が多くいらっしゃいました。
「今の症状を治して自分のカラダの理想に近づきたい!」
「自分のカラダは最終的には自分で治せるような身体を作りたい!」
そんな想いを持たれている方の手助けがしたいと思いました。
そんな方がもう一度痛みに向き合い、やりたいことを思いっきりできる身体を手に入れる手助けができる場を作れればと思い整体院を立ち上げました。
私は多くの患者様がお亡くなりになる姿を見てきました。自分のリハビリ受け持っていた患者様、お話したことある患者様、昨日まであんなに元気だったのに、、、というような患者様。
毎回感じていたのは、
「自分が前もってできたこと、伝えられたことはなかったのだろうか?」
という感情でした。今となってはこの気持ちが予防医学に進むきっかけとなっているんだなと感じてます。
今あなたが、些細に感じているカラダの痛みや違和感が、将来病院の入院室のベッドで寝たきりになってしまうきっかけとなっているのを、私だからこそ知っています。
今のあなたの未来のカラダを作って真剣に今のカラダと向き合っていけるのも私だけです。
私は「自分のカラダは自分で治せるようになる」ことを理念にあなたのかかりつけになっていけたらと思っています。
