市長への手紙 | 豊田俊郎のブログ

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千葉県八千代市 前市長「豊田俊郎」のブログです。

選挙期間中の12月15日に「市長への手紙」が届きました。


市内のある中学で、3年生が社会科公民分野の中で「地方自治」の授業を受けた際、学習のまとめとして皆で提出をしたようです。
全部で80通ほどある中で、以下のようなものがありました。



はじめまして、私は○○中学校3年○組○○です。
私は陸上部に所属していました。
数少ない大会に向けて頑張っていました。しかし、そこで大きな疑問がありました。それはなぜこんなに八千代市は大会が少ないのかということです。

他の市では八千代市よりもたくさん大会があるということを他の市の生徒から聞いたことがあります。その市は県大会でも上位の成績を残し、関東大会など大きな大会に出場する生徒がたくさんいました。そして、そのような成績を残す市には、陸上競技場がありました。

競技場や、大会の数だけて、他の市は優秀だとは思ってはいませんが、やはり少しは関係があるような気がします。大会と同じコンディションで練習したり、大会慣れしたりするということもとても重要なことだと思うからです。

だから、八千代市にもぜひ陸上競技場を作って下さい。競技場があれば少しでも八千代市の技術の向上は望めるはずです。それに競技場があれば、スポーツに親しむということができ、小さい子供からお年寄りまで、幅広い年代が、スポーツをし、体力の向上にもつながると思います。
陸上競技場の新設は無理なことだと分かっています。ですが、私たちの後輩にもっと大会にでて、いい成績を残してもらいたい、そう考えています。
ですから、大会回数の増加、陸上競技場の新設を実現してもらいたいと思います。
よろしくお願いいたします。



市民一人ひとりがさまざまな意見を持っています。この手紙もそのうちの一つだと思っています。



私は今回、「一人ひとりが自分の能力を磨きながら充実した生涯をおくることができる街」、「八千代「ふるさと都市」実現」をスローガンに戦ってまいりました。


そのためには、年齢に関係なく、市民一人ひとりが生き生きと学べる、様々な場所と時間が必要です。
この手紙のような内容を実現する、さまざまな施設・環境の整備・拡充をしなければならないと思っています。


この「八千代「ふるさと都市」実現」に向けて、今後4年間、邁進してまいりたいと思います。