100円楽器には時に色々なことを考えさせられます。『動物シンセサイザー』には色々なデモ曲が入っているのですが、その中にネコが歌う『ジングルベル』があります。言わずもがなクリスマスの定番ソング。そのメロディの最後の部分が・・・なんかチガウ。ハ長調で言えば本来は「ソソファレド」となるところが「ソソミレド」・・・ペンタトニック・スケールやん。そこでふと思う。この商品は中国製・・・うーむ、深い(笑)。きっと中国の職人さんがプログラムする時に、記憶の中で「ファ」が「ミ」に変換されてしまったのでしょう。もしこれが欧米製のオモチャであったらこのようなミスはまず起こりえないと思うのです。アジア圏だからこそ起こり得たDNAレベルのオッチョコチョイミス。100円楽器にエキゾチズムを感じた瞬間でありました。深すぎる(笑)


ジングルベル