１００円楽器による『ドラムキット構築』を試みました。１００円楽器には『たいこ』という商品があります。見た目はスネアです。しかし音はドラムセットの中で言えばどちらかというとタムに近いのです。オンマイクで録るとなかなか迫力のある音です。低音もしっかりあります。したがってタム音は『たいこ』の音を少し加工するだけでけっこうイケちゃいます。キックも構造的はタムに近いので、『たいこ』の音を少しエディットするだけで良い感じのキック音が得られました。
次はハイハット。今回は『シンバル君』というアイテムを使用してみました。なかなか素敵なハイハット・サウンド。オープン・クローズも思いのまま。なにやらマッチョなルックスが素敵です。
スネアは『たいこ』ですから基本的には変わりませんが、楽器の構造上タムやキックとは決定的な違いがひとつありますよね。スナッピーの存在です。ヘッドの素材の違いなども勿論ありますが、ボクはスネアの音をスネアたらしめているのはスナッピーの効果だと思っています。というわけで、スナッピーがわりになりそうなものを１００円ショップで捜索。要は叩いた衝撃で振動しノイズを生む物があれば良いわけです。当初は手芸などで使うビーズを考えていましたが、プラスチックなので音がチープになりそうな気がして却下。ヘアピン、釘、アルミホイル、１００円ショップのあらゆるコーナーにヒントを求めて歩き周りましたが、なかなか最適なものが見つかりません。あきらめて帰ろうとしたとき、ふと目に入ったものがズバリ『答え』でした。
アクセサリー・コーナーのネックレス（１００円）
ヘッドの上に乗せて、そのまま上から叩くか、あるいは下から叩きます。想像をはるかに上回るリアル・サウンドです（笑）。まさにスネア。ネックレス置き方や叩き方によってかなりのサウンド・バリエーションが得られます。ロールも出来ますよ。このスネアはかなりお気に入り♪
