噂によると100円ショップには商品リストというものがないらしいです。まあ想像はつきます。
例えば『中国のA社の倉庫には売れ残ったおもちゃが200個眠っているらしい』
という情報を得たとします。早速交渉人が出向いて「まけろ」「まけられん」的やりとり。100円~400円の販売で儲けが得られそうな物なら買い。すぐさま日本での値段、商品名、パッケージ・デザインなどを検討。出荷。そういう臨機応変かつ流動的なシステムなのではないでしょうか。


したがって、この業界で生きぬいて行こうと思うならば(業界?生きぬいていく?)定期的な在庫チェックは欠かせません。いつどこにどんな商品が入荷するかわからないのですから。早いモン勝ちですから。弱肉強食ですから。コンクリートのジャングルですから。この業界は。

本日も定期巡回の日。ザ・ダイソーでこんなの見つけちゃいました。


DJ PLAY STATION DJ (中国製)

リズムループがいくつか内臓されています。ボタンを押したりスクラッチすると音が出ます。リズムやサウンドはちょっと古めのハウス系。音質は見た目から想像するよりもハイファイです。
値段は1000円。ザ・ダイソーで1000円は正直考えものです。店内にいると金銭感覚が麻痺します。こんな楽しそうなおもちゃが1000円という安さなのに悩みます。5分ほど悩んだのちに購入。やはり定期巡回はするものです。こんな商品にはめったに出会えません。

使いすぎると100円楽器で音楽というコンセプトから離れてしまいそうなので、あくまでも隠し味として使っていこうと思います。あるいは1曲だけ大々的にフューチャーした曲を作るか。