昼飯→えびぷりサラダ、冷奴
夜飯→バイキング飯
飲物→水、コーヒー、黒酢ジュース、むぎ茶、瓶ビール、ハイボール
どん。
飯あがるーーー。
納豆、もずく酢、めかぶ、小松菜ツナ和え。
小松菜、おいしいーー。
冷奴、エビサラダ。
このコンビ、いいです。
バイキングのもろもろ。
とりあえず、こういうときって会話がメインだから、何食ったかはほとんど覚えておらず。
どどん。
小雨降りしく週はじめ、20時半会場という中途半端な時間から開始のパーティーは、酒店と店主の京子さんを愛するたくさんの方々が集い、15年というなかなかどうして結構な年月の想い出をわかちあいながら、杯乾く間もなくひたすらに呑み語らい、大盛況のうちに幕を閉じた。
会は、常に、中村京子さんと中村酒店にまつわるお宝映像が流され、その解説を京子さんがするという流れで進んでいたのだが、ダウンタウンの番組にゲスト出演する姿や、酒店で飲んでた勢いで婚姻届けを出しに行ったカップルの実録ドキュメントなど、それはそれは見応えたっぷりの、爆笑につぐ爆笑なオモシロ映像満載で、あっという間に時間が過ぎた。
個人的に盛り上がったのは、大ファンである、あの「ワールドイズマイン」の作者、新井英樹先生と呑めたこと。
抽選で当たる、先生のサイン色紙、めちゃくちゃ欲しかったなぁ……。
そして、パーティーの最後には、5年に一度、京子さんが自ら編集者となり、印刷所まで選定して制作する「中村酒店文集」が配られた。
ここには、酒店に馴染みのある客が、京子さんとの想い出を振り返りつつ、お祝いの文章を寄稿しているのだが、その巻末のあとがき的なところの冒頭に、こんなことが書かれていた。
「中村酒店から七十三人の皆さんに、ラブレターのお返事です」
そう、寄せられた文章は、まさに、業界の著名人から、20代の常連客や御年80いくつの長老まで、ゴールデン街を彷徨う酔いどれ呑兵衛たちが愛を込めて京子さんにむけて書き綴った73通の恋文なのだ。
総SNS時代において、こんなにも美しく幸せな文集を自主制作して来場者全員にプレゼントする京子さんの心意気に、大斜陽産業である出版界の編集者としては、思わず感涙せずにはいられないほどの、ひときわキラキラと輝かしい喜びでいっぱいになった。
そして、その文集に寄稿させて頂く機会を与えてくれたことにフル回転で感謝多謝。
人が誕生してから高校生になるほどの長い時間、呑兵衛たちから愛され続け、集い続けることの素晴らしさ、それを会場にいる全員と共有できたことを嬉しく思います。
これからも、20周年、25周年、30周年……とにかく京子さんがカウンターに立ち続ける限り、我々も通い続けることでしょう。
そのためには、私自身、いつまでも健康的な呑兵衛でいないとですね(笑)。
本当におめでとうございました!