某レシピ本撮影2日目 | パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

娘2人に囲まれながら、2015年より小規模な会社を立ち上げて、日々、家事&仕事でフル回転中の男一匹34歳。糖質オフ本を制作したことにより半年で10キロ減に成功。毎日が締め切り的な業務で週に2日は帰れない……。そんな多忙パパの食日記&適当な徒然育児日記。

朝飯→撮影レシピ
昼飯→撮影レシピ
夜飯→撮影レシピ
飲物→水、黒酢ジュース、生ビール、ホッピー、焼酎水割り
仕事→某レシピ本の撮影、某レシピ本の編集


















どん。
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ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっーーーーーーーー











撮影2日目開始から6時間後くらい、突然、トイレの中から物凄い笑い声が聞こえてきた。


そう、籠城しているのは珍獣ママ。


料理を作って、スタイリングをして、さらに撮影写真も確認しつつ、お子さんたちの対応もしつつ、時々笑いのネタを提供して場の空気をあたためるなどの配慮もしつつ……と、あまりにもハードな撮影だったからか、どこかでなにかがプツンと切れてしまい、突如、個室内で抱腹絶倒しはじめたのだ。




さらに、外の世界へと戻ってきて一言、「料理っていったい何なんだろう……」と、まさかの禅問答まで展開する始末。














どん。
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あっ、なんかいま、悟ったようです。






どどん。
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この顔、まさに悟りの境地です。















食べるーーーーー。

と、切り返したいところだったが、この日はとにかく撮影した料理ばかりを食べ続けていたため、お見せできるものが一枚もない。

とはいえ、珍獣ママからも、「がらくたさんの食べた料理写真の紹介は、基本的にすっ飛ばす」と言われているため、期待している方も少ないとは思われるので、これはこれでヨシとした方が良い展開なのかもしれない。

と、いう御託もドーデモよすぎるので、撮影2日目の写メレビューにさっさと移っておこう。










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珍獣ママのお友達のお手伝いさんが頑張ってます。

毎度毎度物凄く助かってます。





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チビ珍獣画伯がたくさんの絵をその場で描いてプレゼントしてくれた。




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恋をしたお姉さんの後を追い続けるチビ珍獣くん。




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2人で遊んでる姿を絵にまでするほどの愛情。

健気や。



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画面がすごいことになっているDS。

かつて、珍獣ママは本気でDSを真っ二つに割ったことがあるらしいが、この画面については犯人ではないとのこと。

けれども、冗談で、「その画面もやっぱりママがやったんじゃないのー⁉︎」と兄珍獣に言ってみてしまったところ……。





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「やっぱりママなんでしょー!」とすごい勢いで珍獣ママに問い詰める兄珍獣くん。

嗚呼、このクソ忙しい時に、余計なことしてしまってすみません。。。





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そして、何かの糸がプツン。

くまの財布を手に持って、「アタシ、これからお出かけしてくるね」と、小学生みたいなノリでルンルンルンとはしゃぎだす。

彼女の新しい一面を垣間見た気がした。





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が、しかし、このように何かを発見し、再びいつものハイテンションを取り戻したりもするわけで、もはや躁なのか鬱なのか、まったく見当もつかない。





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コマネチ……って、どこで使うんだ、この写真。





















いえい。


ということで、更新遅れてしまったが、なんとか無事に撮影は終了。

今回は一度に見せる料理が複数あったり、一から作らなければならないものが多かったりと、品数はいつもと同じくらいとはいえ、なかなかのハードっぷりだったので、本当にお疲れ様だと思われるので、あまりにイジりすぎるのもアレと考え、ラストは彼女の素敵な一枚でシメさせて頂こうと思っている。











の、前に一言。



ちょいとウザったい話になるかもしれないが、食べることとは、生きることである。

まぁ、とにかく生存するだけならば、何よりも食べる行為が最も重要であることは確かだ。

けれども、料理をする、ということには、ただ「生き残る」ためだけではない意味がある。

その食材を「食べられるように作ること」と、その食材を「より美味しく作ること」。

前者は、茹でないと食べられないなど、調理をすることによって我々の胃袋を満たすことを可能にするための「料理をする」であり、後者は、胃袋というよりも舌、つまり脳を満足させるための「料理をする」となる。

昔ならばいざ知らず、現代は飽食の時代とも呼ばれるくらいなので、食べ物はいくらでも手に入れることができるだろう。

もちろんこれには語弊もあり、食べ物を手に入れることができずに苦しんでいる人たちもいるが、今回の話とは主旨がズレるのでそこには触れずに進めていこう。

飽食……。

だからこそ、食への意識が高まり、とにかく美味しいものを求める、美食意識が強い傾向にあるのが現代社会である。

しかし、そういうものはやはりそこそこのお値段がするわけで、そう簡単に食べられるものでもない。

ではどうしよう?

自分で美味しいものを作ればイイじゃない!

と、いうのがレシピ本の立ち位置であり、現在製作中の本もそういう想いがもちろん込められている。

さて、そこで考えたいのが、ではでは、そんな数あるレシピ本の中で珍獣ママはどういう立ち位置で本を作るのか⁉︎ ということである。

レシピ本にも様々な種類があり、カラダにイイを売りにする「優しい」本もあれば、美容にイイを売りにする「美しい」本もあるだろう。

そのほかにも、おつまみを作れる「呑める」本もあれば、安価な材料で作れる「安い」本、とあるジャンルだけに絞った「特化型」の本など、数えだしたらキリがないほど、世の中には大量のレシピ本が存在している。

そんな中、彼女はどんな想いを自身の本に込めるのか?

それは完成した本を手に取った読者の方々に判断していただきたいところではあるが、私、編集者の立場から彼女の料理を見たり食べたりしながら、感じていることを、簡潔にわかりやすく言うならば………


















「楽しい」

である。



作る楽しさ、食べる楽しさ、眺める楽しさ、誰かに食べてもらう楽しさ、さらには手間や時間を省く楽さ=楽に作れるので自分も楽しい、などなど、珍獣料理には必ずといっていいほど、「楽」が満ち溢れている。




ヘルシー?

んなもんは、考えちゃいねー(もちろん中にはありますよ)。





カロリー?

高いのもあるよ、そりゃあるさ、美味しいんだもの。





パクチー?

は、今回は使ってないかな。





メルシー?

ボクゥー。









って、その流れ別に楽しくないわ!



と、ダメ出しをうけそうなので、ひとまずこのへんで長い長い一言を終わらせて頂こうと思う。

そうそう、つまり超ハードワークを強いてしまい、限界突破しそうになり、悟りの境地に達した彼女が、今思うことはこういうことなのではないだろうか………。






















どどーん。
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料理って愛かも。



































お疲れ様でしたぁぁぁぁ!