幻想世界 | パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

娘2人に囲まれながら、2015年より小規模な会社を立ち上げて、日々、家事&仕事でフル回転中の男一匹34歳。糖質オフ本を制作したことにより半年で10キロ減に成功。毎日が締め切り的な業務で週に2日は帰れない……。そんな多忙パパの食日記&適当な徒然育児日記。

朝飯→豚肉ピーマン炒め、サラダ、
昼飯→サラダ、ナポリタン
夜飯→サラダ、鯛刺し、玉ねぎ、ゴーヤチャンプル
飲物→水、生ビール、焼酎お湯割り
仕事→某アイドル雑誌の台割、某漫画研究本の編集

















「んー、これは食べたくない。これも嫌。ないわー。ホントないわー。何この店、品揃え酷すぎるわー!」








店内を挙動不審にウロつきながら、そんな罵詈雑言をひたすらブツブツと呟いているオバ様がいた。

見た目は50代以上に見えたが、服装はかなり若めなスタイルであったため、その存在感だけでも相当なインパクトがあったのだが、さらに上記のような独り言をカマしながら、様々な棚を行ったり来たりしていたので、周囲に妙なプレッシャーを大量に放出しまくっていた。

瞬間的には「この人、泥酔してんのかな?」と感じたのだが、よくよく観察してみてもその瞳は正常だ。

そんな彼女、途中からやたらと私のことを意識しだしたのか、私の見ている棚にやたらめったら顔を出し、引き続きブツブツと何かを言っていたのだが、とある商品を手に取った際、突然口を開いてまくしたてるようにこう言ってきたのだ。











「嗚呼、そのコンビーフはやめた方がイイわよ! ホントに! 絶対‼︎」









余計なお世話じゃ!













食します。





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豚肉、サラダ、マカロニサラダ、出し巻き卵、人参さん、きゅうり巻きコーン。

素敵な見栄え。

人参さんがめちゃくちゃうまかった。






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ナポリタンとサラダ。

いつもの喫茶店でござい。







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生ハムのシーザーサラダ、鯛のお刺身、ゴーヤチャンプル。

こちらは、イラストレータさんと打ち合わせで秋葉原の居酒屋にて頂いた。

刺身が久々で感動的。






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玉ねぎー。

コレが最も美味だった。















はてさて、そんでその後はどうなった? と。


いうことで、私がとにかく彼女からの口撃を避けるため、あからさまに避けて避けていたので、「もはやつまらねーな」と思ったのか、文句を言い続けながらもなぜか大量の缶詰めを購入して去って行った。










しかも、コンビーフだらけという、まさかの展開ww








なんだかんだでこの店を愛してやまないということなのか?

それとも、コンビーフを買うか悩みまくっていた私への当てつけだったのか?


まぁ、今となっては真相はわからないし、ぶっちゃけずともどーでもいい話なのだが、うっかりオバ様回避に集中してしまっていたため、自身の買い出しが滞ってしまっていた。

なので、気を取り直して再びその日の晩酌セットを入念に検討し始めたところ……。







ココでまたもや問題が浮上する。

私が見たいなと思っている商品コーナーに、とあるホスト風のメンズがベッタリと張り付いて微動だにしないのだ。

横に立ってさりげなくプレッシャーをかけてみるも、まったく通用せず、じっと静止したままだ。

よく見てみると、どうやら陳列してある商品ではなく、なにやら商品が並んでいる棚のサイド方向を凝視して、そちらの方をとにかくとことん凝視しているようなのだ。





…………。















か、鏡かよ!


この人、商品見ないで、鏡でひたすら自分を見つめてます!






ま、ママー‼︎⁈


しっ、見ちゃイケマセン!




の、世界です、まさに。














いったいこの店はどうなってんだ‼︎⁈‼︎⁈















そう、ここは、足立区と荒川区の境目にある「100円ローソン」。


一住人として誤解を恐れずに述べるならば、色んな意味でファンタジーなワールドであることは間違いない。






最後にホスト風な兄さんが鏡に向かって放った一言が、ある角度から見れば的を射ているのかもしれないと感じたので、引用させて頂き、ケジメを付けることができればと。
















「う、美しい………」


















ホントかよ!