どうも、とわ。です。
ゴールデンウィーク楽しかったです(`・ω・´)キリリンッ
これ需要あるのかって思い始めてきました....(_ _。)
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はっと声のした方向を見ると、くるくると跳ねた癖毛と琥珀色の瞳。ほっそりとした腕に携えられた日本の刀のうち大振りな一本は、つい数時間前にも目にしたはずだ。
「さ、朔夜君!?」
「話は後、今は、」
朔夜が真剣に向けた視線の先を辿っていって、ずっと背後にいた人物を初めてはっきりと見ることができた。
薄闇の中僅かに光る縁無しの眼鏡。ひょろりと縦に長い長身と、膝丈あたりで翻る真っ白な白衣に点々と落とされた何なのかもわからない染。お世辞にも豊かとはいえない頭髪。にやにやとした笑みは蛇を連想させて気味が悪い。
「橘...っ」
紫音の口から洩れたタチバナというのが、白衣の男の名だろう。彼は黒光りする銃を片手に大袈裟なほど両腕を広げて見せた。
「あぁ、君もいたのか、偽物」
「いい加減それやめてくれないかな? 気持ち悪いんだけどこの、ハゲ」
朔夜の言葉に橘は眉を寄せ笑みを曇らせた。
「相変わらず、君は兄に対する口の利き方がなってないようだね?」
「おれたちはあんたの弟じゃない。いい加減失せろ」
「その『偽物』とか『裏切り者』とかやめろっつてるの。頭湧いてんの?」
二人の顔は、見たこともないほど殺気に近い怒りを纏っていた。彼らを見て橘は口元を歪める。
「本当に、口の減らない餓鬼どもだ。こんなのが首を突っ込んでくるから、誰かさんのような裏切り者が出て、七年前のような悲劇を招いたのだ。廃れきってしまった帯刀家にもう用はない。今ここで、――死んでもらう」
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み、みじかいーーーー( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
けど大切なんですよ? ここ。
さらにペースが遅くなるかもですが、お付き合いくださいm(u_u)m
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